5月6日 「あなたはどこに」  富士見丘教会  全体礼拝 

 ヨハネによる福音書666~71

                   東方敬信牧師

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ヨハネによる福音書6章   

66 このために、弟子たちの多くが離れ去り、もはやイエスと共に歩まなくなった。

67 そこで、イエスは十二人に、「あなたも離れて行きたいか」と言われた。

68 シモン・ペトロが答えた。「主よ、わたしたちはだれのところへ行きましょうか。あなたは永遠の命の言葉を持っておられます。

69 あなたこそ神の聖者であると、わたしたちは信じ、また知っています。」

70 すると、イエスは言われた。「あなたがた十二人は、わたしが選んだのではないか。ところが、その中の一人は悪魔だ。」

71 イスカリオテのシモンの子ユダのことを言われたのである。このユダは、十二人の一人でありながら、イエスを裏切ろうとしていた。

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今日は 富士見丘教会 の全体礼拝で、教会学校、朝の礼拝、聖日礼拝に参加している皆さんが一緒にイエス様を救い主として礼拝を捧げています。そのイエス様は、神の子でありながら、寒くて貧しい馬小屋にお生まれになり、それでも力強い愛で人々を愛し、神様の愛を伝えました。

イエス様は十字架の前に、最後の晩餐として、パンを裂いて「これは、あなたがたのために裂かれる私の体です」、葡萄酒を分け「これは、あなたがたのために流す私の血です」と言われた。この時、弟子たちはイエス様の十字架の苦しみに向かっていかれる固い決心を感じていましいた。

最後の晩餐の後、イエス様は捕らえられ、拷問を受けて、十字架にかけられました。このイエス様の十字架には、他にどこにもない神様の愛があらわれています。そして復活されたイエス様は、パンと葡萄酒を分け、聖餐を行われ、弟子たちを強められました。

キリスト教会は、この聖餐を2000年のあいだ守り続けています。

南米チリで73年から大統領となったピノチェトは、教会の忠告に耳を貸さず過激な反対者弾圧を行いました。これに対し教会は宮殿前で聖餐式を行い、助け合い愛し合う大切さを訴え、遂にはピノチェトを退陣に追い込みました。

皆さんは、イエス様をイメージして、今ここに居ることを覚えてください。そうすることにより、拷問よりも愛し合うことが大切であることが分かり、負けない力を与えられることになります。

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