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”私たちには、本当の「自分を取り戻そう」という強い願いがあるのではないでしょうか。このような「人生の旅」における「生」「病」「老」「死」の受け止め方を積極的に変え、自分のいのちの主人公としての発想へと展開させるのが、私のバイオエシックスの考え方なのです。”(『自分のいのちは自分で決める』より)
木村利人(きむら りひと)先生のプロフィール
1934年 東京生まれ
1957年 早稲田大学第一法学部卒業
1964年 同大学院法学研究科博士課程終了
その後、チェラロンコン大学、サイゴン大学、ジュネーブ大学大学院等の大学で教授。世界教会協議会(WCCエキュメニカル研究所副所長)、ハーバード大学・世界宗教研究センター研究員等を経て、1980年より米ジョージタウン大学・ケネデイ倫理研究所国際バイオエシックス研究部長・同大学医学部客員教授。
1987年 早稲田大学人間科学部教授
2004年 早稲田大学名誉教授。同大学国際バイオエシックス・バイオ法研究所顧問。
・趣味 登山、作詞作曲。早稲田大学時代に作詞した「幸せなら手をたたこう」をはじめ、童謡、コマーシャルソング、讃美歌など多数。
・主な著書
『いのちを考える――バイオエシックスのすすめー』(日本評論社)
『自分のいのちは自分で決める―生病老死のバイオエシックス=生命倫理』(集英社)
等多数。
*どなたでもお出でください。