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環境と開発に関するヨハネスブルグサミット報告会のお知らせ
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今年夏、南アフリカのヨハネスブルグで「持続可能な発展に関する地球サミット」が開かれ、世界191カ国の交渉団、国際機関関係者、NGO関係者などの参加のもと、「環境と開発の両立」「世界規模での持続可能な発展のあり方」などについて議論が繰り広げられました。
リオデジャネイロでの地球サミットから10年。多くの目標は実行へと進められない中、地球環境の破壊は一層深刻さを増し、世界中での貧困の問題も未だ解決されていません。その危機を乗り越えるため、世界各国が連帯して具体的行動へ進もうとしたはずの今回のサミットでしたが、その結果はどうだったのでしょうか。
今回、大学生である私たちセージのメンバー9名がこのサミットに参加し、国際交渉の現場に触れ、各国政府、各国のNGOと対話してきました。また、アパルトヘイトの傷をいまだに抱えながらも発展を遂げようとしている南アフリカの現地を訪れて、真の持続可能な発展とは一体何なのかも深く考えさせられました。
国際会議というと遠くはなれた世界のできごとのようで、また内容もひどく難しく感じられるものですが、実は知ってみると私たちとも非常に繋がりの深いことが話し合われていました。予備知識のない方、初めての方にもわかりやすい説明を心がけますので、どうか気軽に足を運んでみてください。
■主催■
国際青年環境NGOセージ
■日時■
2002年10月17日(木) 19:00〜21:00
■会場■
京都大学総合人間学部1号館(京都大学正門の南側に面する新しい建物)
http://www.adm.kyoto-u.ac.jp/GAD/pid/campus-map/PDF/main.pdf
■プログラム■
(1)ヨハネスブルグサミットとは?
(2)ヨハネスブルグサミットの枠組み−国際会議はどのように行われているか
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(3)今回のサミットで話し合われたこと
a) 持続可能な生産消費形態
b) エネルギーと気候変動
c) 途上国開発のための資金問題
d) 持続可能な発展のための貿易
e) 今回のサミットの全体的評価
(4)アパルトヘイトを終えた南アフリカで私たちが見たもの
(5)質疑・応答
■アクセス■
京都市バス「京大正門前」徒歩2分
京阪「出町柳駅」徒歩10分
■料金■
無料
■お問合せ■
国際青年環境NGO SAGE / 090-9710-3470(伊藤)
e-mail: itokoichiro@yahoo.co.jp
*このイベントは環境事業団地球環境基金の支援を受けて行われます。
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国際青年環境NGO SAGE:
セージはグローバリゼーションや環境に関する問題に対して様々な視点を持つ若者が集まり、身近なことから世界規模のことまで、多様な分野の人々との交流や体験を通してそれぞれの問題意識を深め、自分たちの考え・思いを自分たちなりの言葉や表現方法で広く社会に伝えることで問題解決のひとつの力となることを目指して活動する団体です