復活の意味
２００７年４月８日
| 息子龍之介が誕生して半月 毎日容赦なく浴びせられる 「おしっこ」 「うんち」 「おっぱいくれ」 「泣き叫ぶ」 攻撃に妻も私もヘロヘロ 同時に昼間は孤独な戦いに妻との夫婦関係にも微妙な亀裂が…(T_T) 今日はイースター 龍之介を教会デビューさせようと思っていた。 しかし、例の攻撃 特にひっきりなしのおむつ交換 とてもじゃないが礼拝に参加できるわけがない。 いや夫婦でかわりばんこすればなんとかなるかも… なんて期待していたのだが ここ数日訪れた夫婦間の亀裂 「ひとりで行ってくれば？」という妻の冷めた言葉に ひとりとぼとぼ近所の教会へ 教会の入口でネットで出会った人と初めてご対面 「こんにちは！初めまして！」 ネットじゃ、もううち解けた？間柄も面と向かうと恐縮してしまう(--;) それでも、この人のおかげですんなりこの教会にお世話になることができた。 感謝の気持ちでご挨拶。 イースター礼拝 今日は洗礼式もあるようだ。 「イースターの福音」 コリントⅠ １５：１～２０ キリストは死者の中から復活された もっとも大事なこと 後にも先にも誰もできなかったこと この１点で今日まで続くキリスト教がある。 キリスト教を信じてから「死」というものが怖くなくなった。 たとえ「今」死んでも「天国」でイエスさまに会える 先に死んだ人々に会えると思っている。 でも、復活とはそれよりも先のことを指す。 今までの全人類。いったい何人だか想像もつかないが… 死んだ人々のこれからも死んでいく人々の途中のほんの数十年間 自分たちは、この肉体を使って生きている。そして死ぬ。 たかが数十年。いや数日の命もある。 みんな平等に死ぬ。 そんなことを考えながら洗礼式 今日は女性３人だった。 もちろんまったく知らない人々 それぞれの証しを聞きながら、いろいろな導かれ方の人がいるのだと実感。 そんな洗礼式の途中、妻から「子育て＆私への不満」メールが数通 ああ～礼拝中なのにうざったい！って気持ちが徐々に変わる 罪だ。謝ろう。 とにかく謝りのメールを出す。 全て悪いのは自分なんだ。 聖書を知ってからとにかく「謝る」ことの重要さを知った。 ちょっとでも罪と思ったら謝ればいいのだ。 対立しても何もならない。 礼拝終了後、家へ おちついた龍之介とともに妻が迎えてくれた。 イースター気持ちも少し変わる。 と ここで今日の日記は、おしまいにしようと思った。 でももうひとつ書きたいことがある。 息子が産まれてから、よく言われる言葉がある。 「ちゃんと産まれてきてよかったね」 「男の子で松岡家も安泰だね」 う～ん？本人は別に悪気はないのだろうけど こういう言い方っていいのか？ 子供を作ろうと決めたとき妻が聞いたこと 「高齢出産だし、先天性異常が起こる確率高くなるよ」 確かにそういうデータはある。 でもたとえそういうことになっても受けとめよう！ そう決めた。 そのような人々がいろいろな苦労をおっているのは情報として知っている。 でもそれが「不幸」とは思わない。 幸せか不幸せかなんて他人が決めるものじゃない！ そうして子供ができた。 今のところ、目立った異常はない。 でもこれからいろいろなことが起こるかもしれない。 そんなの誰にもわからない。 礼拝終了後 近所のおばあさまに言われた。 「私の通う病院に、この子くらいの子がたくさん来てるのよ 自分で呼吸もできなくて呼吸器つけられたり、本当に不幸なのよ こんな風にならなくてよかったわね」 これ聞いた時 怒りを覚えた。 たとえどんな風に産まれてこようと同じ命だぜ 痛いかもしれない苦しいかもしれない でも一生懸命生きているんだぜ お年寄りなので、何も言い返せなかった。 ご本人も、腎臓が悪く 「私は、もう長くない」とばかりつぶやく 自分にあてはめる。 自分は産まれてすぐ気管支喘息になった。 アレルギーもたくさんある。 そして、歯がほとんど抜けた。 肉体的には、つらかった、痛かった、苦しかった。 でも、そんなこともうどうでもいい。 たとえこの肉体は滅んでも、霊は天へ そしていつかまたよみがえる。 そう信じて生きていく。 迎えに来たら従って死ぬ。 もうひとつ 龍之介は男の子 でも、男だろうが女だろうがどっちだっていい！ 松岡家が安泰だ～？ そんなもん望んでないわ！ 両親だってそんなこと思ってないわ！ 龍之介は龍之介 俺と妻とから産まれたけど それは肉体的な話 自分の好きなように生きていけ～～！ おまけ イースターということで「卵食べようよ！」と娘に言われるが 冷蔵庫の卵は賞味期限切れ(--;) 豚汁に入った里芋を 「これ卵だよ～」 と騙したら 信じて食ってた… ああ～罪だ… |