我に返る
2007年1月28日
| 大きくなったお腹の妻(妊娠9か月)と日曜礼拝 あと何週ふたりで通えるか… 今日の宣教は「神の国から遠くない」マルコ12:28〜34 律法学者がイエスに「すべての命令で一番大切なのは?」という問いに 「我らの神である主は、唯一の主である。主を愛せよ。」 「隣人をあなた自身のように愛せよ。」 と答えたことに対し「先生その通りです!」と返答した律法学者に対する イエスの言葉 『あなたは神の国から遠くない。』 マルコの福音書は新約聖書の最初の方なので 何度か読んだが、この箇所に隠れている深い意味は まったく理解していなかった。 律法学者がイエスの言葉で我に返った分岐点 思えば、自分も今までたくさんの分岐点があった。 美術大学進学をあきらめ 建築の専門学校に進んだ分岐点 デパートの内装関係の会社に就職が決まっていたのに辞めて テレビ局の小道具部屋の門をたたいた分岐点 師匠とケンカしてフリーになった分岐点 現場から足を洗って今の仕事についた分岐点 いろいろな分岐点を進み今まで生きてきた。 しかし、一番の分岐点は 「かみさまの存在を知ったとき」 自分の思っていたことやっていたこと 180度ひっくり返るような衝撃に 我に返ったのだ! しかし、なかなか変わることができなかった。 以前の生活を断ち切れない自分 立場・社会・家族・しがらみ… 絶対に自分には無理だ! と思っていた。 しかし、結婚して変わった。 自分の今までの生活を断ち切ることができた。 一番驚いたのは 何をどうしてもやめることができなかった 酒をやめることができたことだ! 理由は、いつ車を運転するかわからないから… 妻が妊娠し、何度か具合が悪くなった。 そういうときにかぎって酒を飲んでいた。 車を運転することのできないむなしさ もう、こんな思いをしたくない! そうしたら、ぱったり酒を飲まなくなった。 病気以外1日も欠かさなかった酒好きがだ… どんな理由であれ、まわりも自分も驚いている。 そして、最近もうひとつのしがらみに頭を悩ませている。 今まで続けてきた仕事だ。 映画やテレビの小道具を作る仕事 今まで誇りをもってやってきた。 夢を与える仕事だと思っていた。 しかし、昨今の不正や捏造問題 子供達に与える影響 そういうことに自分は荷担していたのではないか? 考えるようになった。 20年近く続けて来た仕事 これから先も続けていくのか? 悩む… 礼拝終了後バイブルタイムで話してみる。 「そこまで思いこむことはないのではないか」 「そんなに完璧な仕事なんてないですよ」 矛盾を感じながら生きている。これからも生きていく。 そういうことで悩むようになったのも 聖書のおかげなのかもしれない。 ![]() カップル会でいただいたケーキ |