八方ヶ原放牧場    F10号   2005.10
  那須高原と日光との中間に位置する八方ヶ原高原は、レンゲツツジなどの群生をみながらの散策ができるスポットとして知られている。その高原の一角の草地60haに約90頭の黒毛和牛が放牧されている。
 小春日和の10月初め放牧場を訪れてみると、草地の一角の水たまりに浸かりながら休息する一群に出会った。牛が足を水に浸けるのは、暑さを避ける行動といわれるが、この日は10月としては観測史上最高気温を示し、各地で真夏日を記録した。