蒜山高原       F10号    2005.3
  蒜山高原は、岡山県と鳥取県の県境の連山である蒜山の南麓に広がる高原である。東西20km、南北10kmにわたり草地や畑が広がり、「西の軽井沢」と呼ばれる。この高原は、昭和29年以降、草地型酪農を定着させるために、放牧に適するジャージ種を導入してきた。全国1万頭のうち3千頭がこの高原で飼われている。スチールサイロと赤屋根の牛舎群は、中国四国酪農大学校の第二農場で、ジャージー牛が飼養されている蒜山地区で人気のスポット。