▲▽▲個展を振り返って ▽▲▽

   2003年11月1〜30日(実際の展示会期は'03年10月27日〜'04年1月10日の76日間)開催したさんべ荘(島根県大田市三瓶町)での個展も無事終了しました。

  個展は4度目ですが、画業30年という私にとっても記念すべき節目でもあったので、アイデアを巡らしつつ、「牛との対話」というミニ企画展として行いました。この企画展は私自身が手作りでプロデュースした小規模のものですが、気持ちの中では、第三者が企画、プロデュースした組織的な有料企画展にくらべても遜色のない、小粒だがピリリと辛いものにしたいと準備には全精力を傾注致しました。

  平日は本職の仕事があり会場に不在のため、その評価の詳細は不明ですが、アンケートを頂いた皆様の感想を総合すると、概ね好評を頂いたものと推察しています。また土曜日は4時間在廊しましたが、中には20分以上も熱心にご高覧頂いた方もいらっしゃいました。お話したお客様の中には、昔、牛を飼っていた方や牛に関わる仕事をしていらした方も、思いのほか多かったように思います。

 会期中は、353名様の記帳を頂き、来廊は2〜3千名様と推定しています。ここにご来廊頂いた皆様方に厚く御礼申し上げます。また本企画展でご便宜頂いたさんべ荘支配人様はじめ従業員の皆様、取材頂いた新聞記者の皆様、どうもありがとうございました。

 本企画展をわが絵画道の一里塚として、さらに技量を磨き、皆様の心に残る絵を描いていこうと思います。 さんべ荘での個展は終了しましたが、引き続き、作品とその解説は、このホームページ(HP)に無期限で展示します。ご来廊の皆様をはじめとするこのHPをご覧の皆様が、他の美術愛好家や牛に関心のある皆様に広報頂ければ、望外の喜びです。まだ発展途上ですが、「牛のアートと牛の情報を発信する」HPとして、さらに充実した内容にすべく頑張りますのでよろしくお願い申し上げます。

            2004年1月10日             早坂貴代史(Kiyo)記  戻る