へら浮きを見つめて
仕事には、ストレスは付き物。というわけでストレス解消に釣りに行きます。貧乏性なので、料金の高い管理釣り場や、釣り堀には滅多にいきません。主に、自宅からそれほど遠くない印旛水系や手賀水系です。野釣りがほとんどなので、オデコになることも多いです。
平成13年1月6日 平成13年5月14日 平成13年5月20日
朝、6時半に起床。空をみると晴れており、風も弱い。そこで昨年末に通っていた弁天川に釣行する事にした。
7時半に現場に着くと、川面に氷が張ってるところがみられた。入釣者は誰もいない。
これは駄目かと思いながらも、せっかくきたのだから釣ることにした。
ここはあまり長い竿は不要なので12尺を出す。
流れが少し速いので、道糸1号、ハリス0.4号、0.3号の中通し仕掛けで始めた。
エサは、新べらグルテン底を標準水量で作る。
第1投は8時ちょっと前。
予想通り全くといってあたりがない。
黙々と1時間ほどエサを打ち続ける。
北西の風が強くなり始め、浮きがしもりだしてあたりがとりづらくなる。
しもりの中で、浮きが1目盛り沈んだように見えたので一応あわせてみる。
手応えがあるが、へらの引きとは違う。
あがってきたのは尺近いワダカ。
ジャミではあるが魚がいるということで一安心する。
さらにエサを打つこと30分。突然2目盛りの食い上げのあたりがでる。
若干あわせが遅れたものの、針掛かりしている。
水面近くになっても引きは弱くならない。
今年初めてのへらの引きを堪能し玉網に納める。
あがってきたのは、8寸のきれいなへらぶな(写真)。
オデコを免れほっとし、何とか両目をとさらにエサうちする。
が、一段と風が強くなり浮きのしもりがひどくなったため10時半に納竿する。
何はともあれ、型がみれたので満足できた。
ようやくエビネのシーズンも終わり釣りに行けるようになった。
久しぶりの釣行ということでリハビリをかねて確実に型を見れると思われる水元公園へ釣行した。
水元公園は電車とバスで行けるというアクセスの便利さがある。
そして魚影が濃く厳寒期以外はほとんどオデコはないという釣り場でもあるため非常に人気が高い。
8:40に現地着。実績のある公園に近い側から埋まっていくがほぼ満杯である。
何とか入れる場所を探すと、船着き場よりさらに南側であるが空いているところがある。(写真 上)
両脇の先釣者に一言断って入れてもらうことにする。
何とか釣り座を確保することが出来た。
両隣の人は12尺を使用しているようなので、10尺を継ぐ。
タナは底から30cm切ったところから始めることにする。
エサはタナまで持つように少し比重のある両ダンゴにした。
約1時間半エサ打ちするがあたりらしいあたりがない。そこでタナを底にする。エサは同じものである。
タナを変えて1投目にあたりがでるが反応できずであった。
3投後、なじんだ浮きが3目盛り上がってきた後に1目盛りツンと鋭いあたりがでる。
今度は右手が動きばっちりあわせがきく。
間違いなくへらの引きである。型は小さいが引きはかなり強い。
十分引き味を堪能して玉網に収める。(写真 下)
8寸級のへらである。ここでは少々型が小さいが片目が空いたことでほっとする。
その後エサを打つがあたりは食い上げしかなく、全て空振りである。
昼になったので気分転換をかねて昼食にする。
そばにコンビニもあり非常に便利である。
昼食後再開することにする。
どうも、糸ずれが出ているようなのでタナを糸ずれがなくなるまであげていく。
そして、1.2m程で糸ずれがなくなる。
エサも比重の軽い両ダンゴに変える。
このころから風が強くなり、浮きがしもってあたりがとりづらくなる。
そして2時過ぎ待望のあたりが出る。
がしかし、空ツン。
そこで5回ほど練って少し粘りを出し、エサ持ちを良くする。
5投後、なじんだ後に3目盛りトップが上がってくる。
エサ落ち目盛りよりはまだ2目盛りある。
すると鋭く2目盛りツンと沈む。
あわせると強烈な引き。上げてみると9寸のへらぶな。両目が開いた。
もう一枚と気合いも入る。
3投後、エサ落ち目盛りが出たが何か様子が変である。
すると半目盛りモゾと入る。
半信半疑であわせるとガツンという手応え。
スレかと思うような強烈な引きである。
上がってきたのは尺近い良型である。きちんと喰っていた。
その後、続けるがあたりが小さくよくわからない。
3時まで続けたが風が強くなったので納竿する。
3枚という釣果に終わったので多少不満が残った。
また、来週リベンジしたい。
平成13年5月20日 リベンジならず(水元公園小合内溜)
先週のリベンジということで1時間ほど早く自宅を出た。
しかし、今日も一杯で仕方なく先週と同じ場所に入る。
仕掛けは先週と全く同じである。
タナは1.5mの宙釣り。今日はこのタナで釣り続けることにする。
エサは、バラケマッハ、バラケGを黒べらゴールドで締めたボソタッチのものにする。
第1投は、8時。
黙々と1時間エサ打ちをする。さわりはあるがあたりはない。
9時10分、浮きがなじんだ後に徐々にトップが上がってくる
その直後3目盛りのツン。すかさずあわせると竿が絞り込まれる。
上がってきたのは9寸級。
さらに、10投後全く同じあたりが出る。
が、空振りである。
ちょうどエサが切れたので、今度は同じ配合で少々練り込んでエサ持ちを良くする。
エサを変えて5投後、先ほどと同じあたりが出る。
今度は先ほどよりも強烈な引きである。
明らかに尺上の引きである。
上がってきたのは少々体に黄色味を帯びた32cmの良型。
まだ、10時前である。これなら目標の5枚は達成できるであろうと思った。
10時半に3枚目を上げたが、この後が行けない。
11時頃に、突然浮きが消し込む。偏光グラスを掛けているので水中のトップが見えている。
さらに浮きが沈んだ。仕方なくあわせる。このようなあたりはスレであることが多いので極力あわせないようにしている。
あわせると、明らかにスレの引きである。
案の定、ばれてしまう。その時、浮きが外れて飛んでしまった。
しかも、真ん中付近で取りようが無い。
仕方なく諦め、別の浮きにする。
が、浮きを変えたとたんあたりが無くなる。
浮きの大きさも考えてタナを同じにいているはずだがあたりがない。
どうやら微妙にタナが違うらしい。
修正できないまま、正午になる。
結局リベンジならず、返り討ちにあってしまった。