知っていました。
彼が、私に惹かれている事を知っていました。
だから気軽にからかうことが出来たんです。
そう、彼に気分良くなって貰う為でした。
彼が喜ぶように、動きました。
試すように他の男性の話題も出してみました。
当然、彼は少し妬きました。
ですが、何時からでしょう。
彼が他の女性と話していると、少し胸が痛くなるようになったのは。
他の女性へ描かれた言葉を見て、眉をひそめてしまったのは、何故。
あの方を追って、この地を離れた今でも、
彼の事を思うと胸が疼くのです。
戯れのつもりだったのに。
きっと、好きだった。
※モデル:NLの某Lと某聖騎士様
彼女は、あいつの妹だった。
あいつは、妹をよろしくと言ってきた。
なかなか可愛い娘だが、普通の娘だ。
からかえば怒るし、褒めれば照れるし、優しくすれば甘える。
特別な感情は無かった。
ただ、色々と相談に乗ってあげたり、一緒に何処かに行ったり。
楽しかったんだろうか?
俺と一緒にいて。
嬉しかったんだろうか?
俺と付き合っていたことが。
俺にはわからない。
ただ、一緒にいると猫のように幸せそうに寄り添って寝ている彼女は、とても。
とても、良い匂いがした。
※モデル:NLの某A様ととある女性
何を考えているのかわからない表情で
お気に入りの煙をふかしたり
いい香りのアルコールに口つけたり
そんな貴方の怠惰な横顔を
やっぱり怠惰にごろごろしながら
眺めるのが好き。
※もしかすると人同士じゃないのかも知れない(飼い主と猫とか
私は道化。
戦場の舞台でくるくる踊る。
貴方はきっと気づかない。
私がずっと見ている事に。
私は道化。
笑いの仮面をつけ踊る。
だけど私は見ているだけで良い。
貴方は気づかなくて良い。
私は道化。
素顔を晒す事は無い。
貴方は気づかない方が良い。
気づけばきっと、道化の仮面が剥がれるから。
多分、それが私なのです。
いつも馬鹿やってる、私なのです。
※モデル:LGの某ケルベロス道化と蜥蜴さん
鼓動が聞こえる。
とくとくとくとく。
とても早くて、
とても一生懸命で、
小さな小さな、
それでも確かに聞こえる音。
僕は生きているよ。
ここにいるよ。
そう、私に呼びかけている。
鼓動が聞こえる。
とくとくとくとく。
僕は、一生懸命、生きているよ。
※モデル:赤ちゃん(爆
私は貴方を見つめている。
貴方は遠い存在。
どうか私と踊っていただけませんか?
夢見てはいけませんか。
貴方と踊る夢を。
どうか私と踊っていただけませんか?
手に手をとって、
共に微笑み、
視線を絡め、
そう、その瞬間はまるで恋人同士のように。
どうか私と踊っていただけませんか?
私は一輪の花。夢見る花。壁の花。
声にならない声は、きっと貴方には届かない。
どうか…、私と踊っていただけませんか?
白い手袋をした手が伸びて、私の手を優しく取る。
「私と踊っていただけませんか?」
※遠く見てるだけ系が多いのでハッピーエンドバージョンもw
「何よそれ。私を散々待たせた挙句、言うことはそれ?
ふざけてるの?
大体、何よ『好きだ』って。
もう少し雰囲気のある言葉は言えなかった訳?
どうしてもう、ああ、何でよ早いじゃない。
早すぎるわよ。私に想いを伝える時間すら与えてくれないの?」
彼女は最高に不機嫌だった。
「良い? 私にそんな言葉を言った以上、
私以外にそんな言葉を言ったら、どうなるか、わかっているわよね?」
そう言って僕を睨み付けたその瞳は。
例え様も無く澄んでいて、
例え様も無く凛々しく、
例え様も無く美しい、
蒼だった。
※ツンデレに挑戦!!そして挫折(ぁ
もっと強く抱きしめて
もっと激しくキスをして
情熱を込めて
私という枠を取り払って
もっと貴方を知りたいから
もっと貴方を感じたいから
熱く強い
恋をしよう
激しく切ない
恋をしよう
だから抱きしめて
強く激しく切なく、そして熱く
※書いてみたかったテーマです。熱恋。イマイチな恋歌ですが。
とても強かった。
とても真っ直ぐだった。
とても魅力的だった。
しかし、人を寄せ付けない何かがあった。
でも、
とても寂しがり屋で。
とても壊れやすく。
本当は人懐っこかった。
きっと、人を近づけないのは人を傷つけたくなかったから。
人と触れ合う事で、小さな傷を残したくなかったから。
そんなあなたに、私はきっと憧れていたのかも知れない。
※某NLの水の精霊様へ(…でしたよね?
ずっと求めていた。
きっと、お前も同じはず。
ずっと探していた。
きっと、お前も同じはず。
でも、
違ったんだね。
そこにあるのは墓標。
俺とお前の墓標。
さあ、行こうか。
怖くても辛くても、新しい所へ。
求めていた、探していた何かが無くても。
俺達は生きているんだから。
※そういや奴って恋人殺されてたんだよな(何
遠く、遠く、手の届かない所にある花。
手が届いたと思うとすり抜けてしまう。
それは夢。
それは憧れ。
手が届かないから美しい。
すり抜けるから美しい。
それでも手を伸ばす。
届いて美しく咲かなくても。
夢が終わっても。
痛みを抱えても、きっと…
※7分位で作った超即興の詩(爆
『手遅れ』なんてありえないんだよ。
それは、身体が死んで、心が死んで、それで初めて『手遅れ』って言えるんだ。
世の中そんなに簡単に絶望なんて出来やしねぇ。
絶望させようとしない、お節介な奴がここにいるしな。
だから嘆くな。頼むから。
※兄貴分・親友な感じ?
どうしてそんなに自信満々になれるの? ってほど、強い手に握られた。
付いて来いと言われ、連れて行かれた。
無意味に励まされた。
何よそれ。
全然励ましになってないじゃない。
私は別に絶望なんてしていないよ。
でも。
でもね、少しだけ。
本当にちょっぴりだけど。
暖かくて、嬉しかった。
※妹分はツンデレ風味らしいです(何
ただ一度だけ、顔を見たかった。
ただ一度だけ、声を聞きたかった。
私がいる理由はそれだけです。
姿を見たい、ただそれだけなのです。
話が出来なくても良い。
笑っている顔を見られなくても良い。
懐かしい声が聞けるだけで、
ただそれだけで十分です。
どうか、一度だけ。
ただ一度だけ。
私の前に姿を現して。
声を聞かせて。
※ホント、良い人だったなぁ(何
我侭を言ってもいいですか?
あなたはいつも平坦で。
温厚だけど、あまり踏み込ませない、そんな人。
我侭を言ってもいいですか?
私はそんなあなたに、言いたい事がある。
でもあなたが受け入れてくれるか、わからない。
我侭を言ってもいいですか?
どうか、どうか私を。
私を、あの場所に連れて行ってほしい。
行きたい所だったから。
憧れていた所だったから。
あなたと、一緒に。
あなたは驚くでしょうか。
私が一緒に行きたいと言ったら。
困った顔で、ただ黙って…頷いてくれるでしょうか。
我侭を言ってもいいですか?
一度だけでいい、私に振り向いてほしい。
※舞踏会に向けてw