壱型シートと参型シート考察

 

R1Zのシートは、2型以降に変更が有る。

2型以降のシートは、ニーグリップがしやすく乗りやすい。

ここではブリ太郎専用機の参型シートと、壱型シートの違い

を比較検証してみる。

 

上からの写真

灰色の方が壱型、黒が参型。

参型の方がやや先細りになって

いる。

裏側。

右、参型シート

左、壱型シート。

 

後ろ側から。

後ろがわの幅はどちらも、125mm。

正面から。

明らかに参型の方が厚みがあるのが分かる。

 

壱型シートのコンベックスを当ててる部分。

幅130mm。

対して参型は95mm。

参型の方が少し幅が狭い。

 

お尻を乗せる部分の厚み。

壱型  90mm。

参型 125mm。

参型の方が、アンコ増ししてある事がわかる。

タンクに接する部分も微妙に形が違う。

重ねてみても、線形が違うのが分かる。

 

この採寸結果から参型シートは、タンクに当たる部分、

お尻が乗る部分にアンコを増すという改良が加えてある

がわかる。これによって、壱型シート特有の

”ブレーキングの際に前につんのめる”という状況を

防ぐ効果がある模様。

 

革の性質の違いから滑り難さの違いが有るかは

ブリ太郎では判断できない。単純に色が違うのが

分かるのみである。

 


 

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