気体の密度と浮力の関係
(幻想的な紙風船・・・・・・)


1.これは・・・・

 
何をしているところ?


2.さて、今日は秋田県西木村の「紙風船あげ」というお祭りから
「熱と気体の密度の関係」と「浮力の原理」について考えてみましょう。

@毎年、2月中旬に行われる、秋田県西木村の「紙風船上げ」です。深い雪の中、数百個もの巨大な紙風船が群をなして上空に舞い上がる様子は、とても幻想的。各集落で紙風船をつくるそうです。きれいでしょ。

Aこんなに大きな風船の推進力は・・・・・
Bみんなで願い事を浮かべながら、炎で風船を熱します。

C「炎」といっても、巨大ガスバーナーで一気に熱します。
Dどんどん熱しますよ。紙風船が生きてきました。           
Eいち・に・の・さん で冬の夜空へ・・・・。
F周りにはたくさんのオレンジ色の紙風船
Gあがれ、あがれ。
H今年も(今年こそ・・・か)いいことがありますように。

3.それでは、紙風船のイメージを大切にして考察に入りましょう。

 課題   次の3つの課題を、あとに示すキーワードを用いて説明せよ。

 その1  紙風船を熱すると内部の空気はどうなるか。

 キーワード    (気体分子の運動    熱エネルギー   密度)

 その2  水中で泡をつくると、泡は上昇する。その理由を説明せよ。

 キーワード    (水の密度   空気の密度   浮力)

 その3  紙風船が重力に逆らって、上昇することを説明せよ。

 キーワード    (紙風船内の空気の密度   力)   

一見の価値がありますよ