リスト  

ハンガリー狂詩曲第二番 前奏曲 他

ピアノ曲ではとにかく難しい曲をよく書いています。吹奏楽の世界では、最近あまり演奏されなくなってきましたが、1980年代まではハンガリー狂詩曲第二番を中心に演奏されました。吹奏楽に編曲しても、はまる曲が結構あります。クラリネットがうまいバンドには、ぜひやってほしいです。

リムスキー=コルサコフ

スペイン奇想曲 交響組曲「シェヘラザード」 など

ロシア五人組のひとり 管楽器の使い方がとても効果的なので、吹奏楽になおしてもいい音がします。主題を大事にする人なのか、これでもかというくらいテーマが、曲の中に繰り返し出てくることが多いです。

リード  アルフレッド・リード

アルメニアンダンス ハムレットへの音楽 オセロ 春の猟犬 第◯組曲 など 多数

日本の吹奏楽界ででもっとも有名な作曲家の一人。1980年代には全国大会でも盛んに演奏されました。その恐ろしいまでに緻密な音楽は、一度やるとやみつきになります。天才だと思います。 ただし、晩年の作品は往年の輝きを失ってしまったように感じました。

リード  オーエン・リード

メキシコの祭

日本では多分上記の曲しか知られていません。が、その一曲だけでも吹奏楽界に深い(濃い)印象を残しています。 その独特の音の厚さは好き嫌いをわけるものがあります。けれども、癖になります。ぜひ、天理高校の演奏を聴いてください。