櫛田てつ之扶  くしだてつのすけ

飛鳥 火の伝説 飛天 斑鳩の空 元禄 など

日本的なメロディーを素材とした曲を多く書いています。レベルも中級から上級まで対応できる曲を書いていて、非常に取り上げやすいです。高木出版というところから譜面をたくさん出していましたが、最近は、飛鳥その他を書き直して、別の出版社から出しています。

グノー   シャルル・グノー

バレエ音楽「ファウスト」 など

フランスの作曲家。バレエ音楽「ファウスト」は順位制のころからの息の長いレパートリーとして定着しています。

グラズノフ

四季より秋 バレエ音楽「ライモンダ」 など

オーケストレーションが、吹奏楽になおしても非常によく聞こえる作りです。結構、かくれたいい曲がたくさんあるみたいです。ライモンダとか探してきた人はすごいですね。勉強になります。

グリエール

バレエ音楽「青銅の騎士」 バレエ音楽「赤いけしの花」

こちらもよく知らない作曲家だったのですが、スケールの大きい響きのする曲を書いてくれています。昔は優秀なアレンジャーのおかげで、こうやっていろいろな作曲家を知りました。

グリーグ

劇音楽「ペールギュント」より ホルベルク組曲

叙情豊かな曲風は、どこか懐かしさも感じさせ、独特の世界を構築しています。が、弦楽器がないときついかなと思わせる曲が多いです。吹奏楽ではちょっと。

グールド   モートン・グールド

狂詩曲「ジェリコ」 アメリカンサリュート など

フルネームで呼ばれることが多いです。古き良きアメリカみたいなものがテーマの曲が多いのですが、トランペットがすごくうまくないと出来ません。

グレインジャー  パーシー・グレインジャー

リンカンシャーの花束         

イギリスの民謡をつかった曲を多く残しています。音楽的に奥は深いのですが、最近の曲に比べると地味な印象を受けるので、コンクール向きではないでしょう。

グロフェ

組曲「グランドキャニオン」 ミシシッピー組曲

いかにも開拓時代のアメリカというものを思い起こさせる曲を残しています。ミシシッピー組曲をコンクールで聴いて、「あっウ〇トラクイズ」と思った人は多いはず。(注 昔、日本テレビ系列で「アメリカ横断ウルトラクイズ」という大人気の特番があったんです。そのときのステージ通過の音楽がこの、グロフェのミシシッピ組曲でした。ちなみにオープニングテーマ曲はメイナード・ファーガソン版のスタートレックのテーマで、こちらもウルトラクイズのテーマとして覚えている人が多かったんです。)