バレエ音楽「恋は魔術師」 舞踏組曲「三角帽子」
スペインっぽいカスタネットが鳴り響く軽快な音楽と情熱的な旋律の作曲家。吹奏楽にしてもはまります。三角帽子は一世を風靡しました。
「草競馬」、「懐かしいケンタッキーの我が家」等の歌曲で有名な作曲家。昔ヤマハから出ていた小編成バンドシリーズに、「スワニー河」っていうピアノをフューチャーした譜面がありましたね。
ちなみに吹奏楽の世界では「交響的祝典と舞曲」などの曲を書いたロバート・E・フォスターっていう人がいます。
組曲「ドリー」
室内楽曲に名作を多く残し、教育者としてもエネスコ、ラヴェルなどを育てました。大規模な管弦楽でも「レクイエム」は有名。吹奏楽では、ピアノ連弾曲のドリーが編曲されており、よく演奏されます。
「プラハのための音楽 1968」 この地球を神と崇める
メッセージ性の強い作品を残しています。譜面の表面上の音だけでなく、その精神性まで言及しなければ、ただうるさいだけの演奏になるでしょう。
吹奏楽のための「天使ミカエルの嘆き」 バルナヴァの生涯
アレンジャーとしても有名です。その薄い譜面は奏者の力量がないと、まるっきり別の曲に聞こえるというものでした。あまり一般のバンドには、向かないアレンジだったと思います
作曲家としてはキリスト教に関わる標題音楽を多く残しています。
歌劇「トスカ」より 歌劇「トゥーランドット」より
イタリアのオペラ作家として有名な人でしたが、吹奏楽向きでないと思われていました。近年いくつかの団体が取り上げ、素晴らしい演奏を聴かせ、決してそんなことはなかったということを実証しました
ハンガリー舞曲より 交響曲第1番より
弦楽器の重厚な響きの中に管楽器が色づけをするというスタイルの曲が多いです。ということは吹奏楽ではちょっとどうかなあと思います。
バレエ組曲「ロミオとジュリエット」より スキタイ組曲「アラとロリー」
ものすごい情報量をいっぺんにつめこんで、どうだーって言ってるみたいな印象があります。管楽器の性能の限界まで吹かされます。”ロメジュリ”は一世を風靡したのですが、最近はあまりコンクールでは演奏されなくなってきました。