この話はあくまで『睡眠が3日あわせて1日分しかない3人』の推測から来る考察であり、実際こうだという保証は一切ないのであら かじめご了承ください。
天空界では死体は光流(ソーマ)となってすぐ消えてしまうのに、なぜ肉食の 生物がいるのだろう。
第4話ではラクシュが巨大グモにおそわれ、第6話ではマリーチがとりの餌にされそうになるなどするが、彼等の言動からそれは珍しいことではないらしい。
天空人は肉食を禁じているが、禁じるということはそれが不可能ではないということではないだろうか?
だから生きたまま食う。
ラクシュが巨大グモにおそわれたときも、蜘蛛はラクシュをさきに殺そうとはしなかったし、とりはマリーチが倒れた瞬間、危険も顧みず襲いかかっていっ た。 死んでしまうと食べられなくなるから。 そして生きたまま食われたも のは、光流として食べたものの一部となり生きていくのだろう。
そうすると、マリーチがレンゲに「受け取れ! 俺の命!!」とかいって向かっていったのは、究極の愛情表現「捕食」をしてもらうため? すると画面 にでないコマとコマのあいだでレンゲはマリーチを食べていたんじゃ・・・・・・!
そこまで考えたとき、私たちの胸に去来したのは、第2話のヴィシュヌ様の台詞 だった。
「天空界に、死はないのですよ・・・・・・」
それでは、植物はどこまでが生きているといえるのだろうか?
どうやらシチューのように火を通す料理もあるらしいし、そうすると死んだ時 点で消えてしまうのでは? 謎は深まるばかりだった・・・・・・。