さよなら僕のコイゴコロ
やっと受け入れられるから

水に映る月が船の軌跡に揺れて消えるように
砂の城が風に舞い するりと崩れてゆくように
君の優しい微笑みも
悲しいぬくもり あふれるほどにこの手に残し
ふわりと消えていったんだ

手に届かない君の幻を追い続けた僕に
追い続けた僕のコイゴコロに




別れを告げるんだ


痛いほどの悲しみも 今尚止まらないこの涙も
きっと君には届かない
だけどそれでいいよ
僕もここから旅立つ そう決めたんだ

君の行く手にたくさんの幸福が待っていることを 僕は心から祈る
精一杯のやさしさを籠め 精一杯の強がり隠して
そうさ







時の流れと共に 
僕のココロも凪がれだすから
「コイゴコロ」