利用通寶

利用通寶は 明末期 清朝初期の呉 三柱が 雲南省で反乱を起こして
自ら衡州に都を置いて 政権を樹立した際に鋳造した貨幣。
昭武元年の前(1678年)に鋳造を開始したとされている。材質は
黄銅のみで、 種類は 小平 折二 折五 折十の4種類がある。

小平銭  黄銅製
24.5mm

小平銭 黄銅製
24mm 

利 の文字で 右側の リ の左の棒が下まで伸びている異字体。
福建省の泉州でみつけました。