フランス領インドシナのコイン
 その1

フランス領インドシナは今の ベトナム・ラオスとカンボジアの一部を領土として
    年 から 1946年までフランスが実効支配した地域である。
コインは フランスの物を模したものや独自のデザインのものまで多種である。
材質は初期の頃は銀貨・銅貨が中心だったが、後期はアルミ貨幣が多く
なり、時代背景をよく表している。ちなみにこの地域でのフランス領としての
コインの発行は1885年が最初であり、最後は1946年となっている。

1908年から1923年まで発行された銅貨である。
百分の一と記されているのは 1セントのことで、
大きな単位はフランではなく PIASTREである。この
1920年製には ミントマーク A のパリ(フランス)製
と ミントマーク部分が空欄になっている(このコイン
は空欄) アメリカ・サンフランシスコ製がある。位置は
裏面の数字の 1 の下側の部分である。

1セント 銅貨  
26mm

SAPEQUE 
(5SPEQUEは
1セント) 19mm

1887年から1902年まで生産された銅貨。表はフランス領インドシナを
フランス語表記で、裏は漢字表記で 大法国之安南(ベトナムはその昔
安南と呼ばれていた) と書かれている。 

1885年から1895年(厳密にいうと1895年版は記入文字が若干違う)まで生産
された銅貨。表の年号の上にミントマークがあり、このコインの A はパリの鋳造で
ある。

1セント銅貨
30mm