永昌通寶は 明末期 李自成が 自らつけた年号 永昌元年(1644年)に
西安にて鋳造した貨幣です。 小平と折五銭があります。
小平 24mm
黄銅製
いわゆる 二水永 といわれるタイプで、比較的少ないものです。
永の字が 二 と 水 と書いているような字体なのでそのように
呼ばれているようです。 画像では汚く見えますが、古銭の周りはまだ角
が立っている状態で比較的新しいもの(磨耗が少ない)です。
表の斜めの傷は 仕上げ時の跡です。広東省で見つけました。
折五銭 31.5mm
黄銅銭