Blanc's Disease

ブランの病気について書いて行こうと思います。


10月3日

入院の日。
この日まで、毎朝夕点眼していました。
私達が旅行に行っている間はブラママの母上が代わりに毎日点眼してくれていました。
感謝です。
励ましやお祈りのメールも頂いて嬉しかったです。

手術は明日行いますが、前日入院になります。
前は私の方が休みやすい職場だったのですが、いろいろ変わってしまい
ブランパパが連れて行ってくれました。
入院の直前まで、お散歩したりおやつを貰ったり、とご機嫌だったようです。

10月4日

手術当日
手術が行われるのは多分、外来が終わる3時半過ぎだと思います。
先生からは5時頃になったら電話OKと言う事でしたので
3時過ぎからは、ずーーっと心の中で祈ってました。
大丈夫 と思っていても不安になってしまうものですね。

5時に電話。。。とひたすら思っていたら
ブラパパからメールが来ていて、開くのが一瞬怖かったです。
そして手術成功!の文字が!
しかも、もう起きていると言う事なので、大丈夫の様子。
涙が出そうになりました。
「5時頃って言ってたからフライングしちゃったよ。」笑 
とのブラパパのメールにほっとするやら、笑ってしまうやら、でした。
これでひとまず安心。
明日、電話で術後の炎症の度合いなどを聞いてから、退院の日時を再検討します。
これから1ヶ月の処置が勝負のようなので引き続きちゃんとやって行きたいと思います。
みなさん、ありがとう♪

10月8日

ブラン退院の日です。
本当は7日に退院出来るかな、と思っていたのですが、術後の経過があまり良くなくて
やはり6日間の入院となってしまいました。
この日を心待ちにして、朝一で迎えに行きたかったのですが、外来が混む、ということで
予約は3時半。
3時前には着いたのですが駐車場が空いてない。。。コインパーキングもいっぱい。
なので、病院の駐車場で駐車場待ちをしていました。
(車がどかなければ、順番も来ないだろう、ということで)
私だけ、先に受け付けに行くと案の定、たくさんの人がいました。
4時頃名前を呼ばれ、診察室に、、、と思いきや奥の手術部屋のような所に通される。
他の患者さんが思ったより症状が重かったらしく、院長先生は忙しそうに動き回ってました。
なので、若いドクターがブランの手術の様子を説明してくれた。
この先生は「こういうの大丈夫ですか?」とちゃんと聞いてくれました。
大丈夫、と答えると、ブランの手術の一部始終をDVDで見せてくれました。
自分ちの子の手術なんて見ていられないと思ってたけど、やっぱりちゃんと見なくちゃ、という思いがあって
しっかり見てきました。

手術は成功でしたが、大成功、というわけではありませんでした。
手術前に散瞳剤を入れて、瞳孔を開かせます。目の淵に切り込みを入れてまずは
水晶体を取った後に目が萎んでしまわないように、充填剤をいれます。
それから、水晶体の膜に染色液を入れ、膜を染めます。
切り込みから用具を入れて染まった膜を切り出します。
その時に、なんと、ブランの瞳孔がどんどん閉じて行くではないですか!
散瞳剤を入れながら作業するのですが、たまにこういう事が起きるそうです。
瞳孔が縮まると、手術がしにくくなります。

次に白濁した水晶体を超音波で砕きながら吸い出します。
そして、人工レンズを挿入し、傷口を縫います。
この辺りでブランの瞳孔が開きだしたので、もう一度水晶体の取り残しをキレイに取っていました
そんな事もあって、術後に炎症を起こしたり、出血をしたらしいです。
ともかく。レンズはきちんと入ったので成功、です。
ブランはもう、見えているようです。
白濁した部分は取り出され、黒く見えます。

ボク、がんばりました。
でも疲れました

ものすごい薬の量です。
1日4回もささなくちゃいけない物もあります。
しかも薬と薬の間は15分あけなくちゃいけません。
なので、4本すると45分かかります。
当分は飲み薬もです。ふう。

メニワンのレンズを使っているものと
信じきっておりましたら、アメリカのレンズでした。
証明書ですので、記念にどうぞって言われました。
 
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