Blanc's Disease

ブランの病気について書いて行こうと思います。

今まで、ブランは膀胱炎や結膜炎などそれなりにいろいろ病院にかかって来ました。

今回は少し大きな病気なので記録を付けて行こうと思います。


<白内障>

2005年 8月上旬
ブランの左目の様子がおかしい。瞼が少し落ちている。
その日は私に外せない用事があったので、ブラパパに病院に連れて行ってくれるように頼みました。
その時の診断は「眼圧の異常、もしくは白内障初期の疑い。様子を見て下さい」でした。

その後、やっぱりブランの目が白濁している事に気付き、8月末にもう一度病院に行きました。
診断結果はやっぱり「白内障 初期段階」の疑い濃厚です。
先生は白内障は進行を遅らせたりする薬はない、と言います。
進行しきって、いよいよ、となったら手術するしかないです、と。

そんなに心配なら、と言う事で一応、眼科の専門の病院の名前を教えてもらいました。

先生には「効かないけど、どうしてもっていうなら、遅らせると言われている薬を出してもいいですけど」
とまで言われたので、その日は診察と検査だけで帰ってきました。

若くて白内障なので、内臓疾患の可能性もあるので血液検査もしてきました。
先代犬の小鉄を糖尿病で亡くしている私に取って、結果を聞く時は本当に緊張しました。
恐れていた糖尿病ではなく、ほっとしました。(体重が急増してしまっていたので)

でも、やっぱり心配で名前と場所を頼りにネットで調べて、眼科専門の病院の診察予約をしました。

9月10日
紹介してもらった文京区のトライアングル動物病院に行って来ました。
診断結果は
「若年性白内障」もしくは「アトピー性白内障」と言う事でした。
実は、白内障らしい、と分かってからここ2週間で劇的に目が濁ってしまったのです。
かかりつけのお医者さんは
「白内障はそんなに急には進行しないから、
別にあと2、3ヶ月ほっておいても大丈夫ですよ。」と言っていたのです。

眼科の専門医の先生は
「白内障ってゆっくり進行するイメージがあるでしょう。
確かに老年性白内障はそうなんです。でもアトピーや糖尿病、そして若年性の白内障は
あっという間に症状が重くなる事があるんです。今の段階で来た事は正解ですよ」と言った。
なんと、ブランの左目はもう視力をほとんど失っているらしい。
しかも大丈夫と思っていた右目も初期段階が始まっている。
このままにしておくと両目とも失明してしまう。涙が出てきそうになりました。
先生は「手術可能かどうかの検査をしますか?」と聞いていたのでお願いしました。
この検査だけでも予想以上の金額だったけど仕方ないです。


心配してくれたお友達が
サプリメントを送ってくれました。涙

検査結果
驚くほど白くなっていました。

手術の日まで毎日点眼です。


網膜電図検査や超音波検査などを受けて
検査結果は人工レンズを入れれば視力は戻る、との事でした。
検査だけでも2時間もお預かりだったのでブランが可哀想で泣きそうになりました。
今回はまだ右目は手術の段階じゃない、ということで左目のみの手術になります。

そして、この病院で行った白内障の手術の様子をDVDで見せてもらい、細かく手術の説明を受けました。
全身麻酔のことや、術後に起こるトラブルなどのリスクの説明もありました。
手術は40分〜1時間。入院は手術前日からトータル5日間。
もちろん、費用もかなりの金額になります。
でも、手術をすればちゃんと見えるようになるんだから、と手術の日程も決めました。

前足に包帯をしていたので、
一体何が!!??と思いましたが
検査の為に足から薬を点滴のように注入したらしいです

散瞳剤をさしたので、目の白さが目立ちます

本日、大変疲れましたです。
 
<home>

<pen>