2月9日 サンフランシスコ国際空港78ゲートにて

 午前中に最終荷造りを終え、現地合流の友人にAIMで連絡を入れる。まったく便利な世の中になったもんだ(笑) その後、タクシーでJR岡山駅へ向かう。荷物が大きいのが原因。なんで、あんなに着替えを持っていく?>自分

 新幹線で新大阪へ。関空までの連絡特急「はるか」の指定した便まであと1時間半もあるので、新幹線改札を出てすぐの喫茶店で昼食。昼食は、かつどんぶり@850円とヨーグルトパフェ@680円(爆)。かつは、適度な揚がり具合で油もしっかり切ってあり、意外と美味い。卵とじなのは仕方がないとしても、もう少し塩味が欲しいところだ。
※ 岡山では、デミグラスソースのかつどんもあるんです。

チョコパフェの誘惑には勝ったのだが、ヨーグルトパフェには惜敗。誘惑を振り切るのはまことに難しいものだ。で、そのヨーグルトパフェだが上層のアイスクリームとホイップクリームが非常に甘かった反動で下層の無糖ヨーグルトに四苦八苦。上から順番に食べるんじゃなかった・・・。 さすがに、食事だけでは間が保たないので、文庫本を開く。最近はまった、林譲治著「侵略者の平和 第三部 融合」(ハルキ文庫)だ。これの感想とかを書き出すと違うコーナーになってしまうのでここでは、あえて割愛する。が、面白いぞ!ま、話を元に戻そう。最近、本を読もうとしても大体10ページぐらいで力尽きることが多くなった。夜を徹して読むなんて作品はいつが最後だったろう?

 とにかく、集中力が持続できないので、10ページ読んでは、まわりをきょろきょろ、13ページ読んでは、水を飲み・・・といった次第。なんとか1時間半をしのいで、10分前にプラットホームへ移動し、「はるか」を待つ。金曜日にもかかわらず、3連休の前日ともあって、結構な乗車率。世の中、同じことを考えるひとは多いってことか。 「はるか」乗車中の1時間弱は、爆睡。やはり、昨日ぎりぎりまで映画レビュー書いたり、掲示板書き込みしたりして、睡眠時間が4時間前後なのが響いている。

 関空に着いて、格安チケットを受け取り、搭乗手続きに向かう。が、荷物の封印をした直後にその中にパスポートを忘れていたのに気がついたり、再度封印されて、今度はVAIOを出し損ねたり、と3度も封印シールを貼ってもらう(爆)何やってんだか・・・。 出国手続きを済ませ、免税店で友人への差し入れのタバコを買う。えーかげん、タバコやめりゃいいのに(笑)。なんやかんやで、18時に出発できそうなんだが、これまた非常に人が多い。人ごみ苦手なんだよなあ、と思いながら、搭乗。席に座ってすぐに隣の男性が席を代わってくれないかと言って来る。いいですとも、いいですともこんな中央の窮屈なところだったらどこでも代わりますがな、とふたつ返事で承知。代わった場所は中央でもスクリーン最前列のしかも中央ブロックの左端。らっきー!足は伸ばせるし、通路側だから片方が非常に楽。しかも、スクリーンを間近に観れる。世の中、たまにゃあいいこともある。

 さあ、いつ離陸かなあと心待ちにしているのに、照明関係の電気不良で離陸が遅れる。機内は、寿司詰め状態なので、空調が切れると逆に暑くなってくる。たまらず、セーターを脱ぐ。なんとか、10数分遅れで無事離陸。すぐにドリンクサービスがあったので、ビール。もちろん銘柄は、バドワイザー(笑)だって、喉が渇いてたからねえ・・・。食事は、肉料理(チキンカレーorビーフの煮込み)。カレー好きのわたしは、選択に迷う余地なし。ドリンクは、まだ喉が渇いていたので、白ワイン。安モンだがよく冷えていたので平気。もっとも後で、悪酔いしたのだが。それにしても、なんでこんなに不味い稲荷寿司がでるかねえ。その他のおかずについては、及第点。最高の調味料、食欲&酒のおかげかもしれんが。 食事後、念願の映画!エドワード・ノートン監督、主演の友情&恋愛もの。「アメリカン・ヒストリーX」でマッチョな役を見事に演じたエドだが、やっぱりしっくりくるのは、悩める青年役だよな。

 物語は、男2人女1人計3人の幼馴染が、十数年振りに再会した時から始まる。面白いのは、男2人の職業だ。ひとりは、禁欲を己に課すカトリック神父(アイルランド系)。もうひとりは、ユダヤ教の司祭ラビ。ラビは妻帯を禁じていないが、妻は通常ユダヤ人。でも、あこがれの幼馴染は、アイルランド系でキャリアウーマン。やがて、ラビと彼女は恋に落ち・・・って、展開はよくあるパターン。オチも穏当なので、特にお薦めではないが、エドワード・ノートンが好きな人は、観てもいいかも。って違うコーナーになってるっ!(爆)

 映画を観終わった後は、爆睡してましたから、もう書くことがありません。

 これだって、読む本を取り出し忘れて、暇だったから書いてるんだしね・・・。

 

2月13日 帰国便UA809便の機内にて

 さて、あっという間の3日間が過ぎた。今は、飛行機ン中だ。最近、どうもペース配分を間違えることが多く、あと1時間半の暇つぶしができなくて困る。今回は、機内持込の本を1冊のみにしてしまったのが敗因。帰りのJRの中ではどうしようかのう。日記を続けるか、本を読むか。

 ま、それはともかく、中断していた日記の続きといこう。前回は、機内で食事を済まし、映画を観たってところまでだったね。さて、飛行機から降りて、入国審査を受ける。サンフランシスコも日本人観光客が多く訪れるので係官も軽く日本語を交えてジョークを飛ばす。今回の目的地がラスヴェガスであることから、「目的は?」「観光だよ」「ん〜、ギャンブルじゃないのか?(笑)」「いや、ちょっとだけ(^^;)」といった英語での会話のシメは、「ガンバッテネ(笑)」で迎えられてしまった。その後は、国内便の搭乗ゲートへと移動。そこで、金属探知ゲートが口を大きく開けている。前回で書き飛ばしていたのだが、実は、関空で一度、引っかかっているモノがあったのだ。携帯電話?もちろん、コートごとセンサーを通したよ。カギ?それもトランクん中だ。もう、ないぞって思ったけど念のため、すべてのポケットを確認した。さて、リトライ!ビー!なんじゃ?とうとうボディチェック。探知機が上半身から下半身へと移動しかけたそのとき、ヤツは反応した。ここや!ここにあるで!うーん、ちょっとベルトがパンクだったのがまずかったみたい・・・。そういやあ、穴の部分とか分厚い鉄の輪っかですな(爆)。これより、日米の某所の前になると、おもむろにベルトをはずす東洋人が何度か目撃されたという。

 なにはともあれ、ゲートをクリアし、該当ゲートに着いたのが現地時間11時ごろ。予定出発時刻が13時40分でラスヴェガス到着予定が15時11分。それが予定だった・・・。
 で、ヒマだったから日記を書き始めたんだ。さて、電源がバッテリーだからそんなに長時間はノートは使えなかった。だから、前回あんなところで終わってたんだ。

 ところが、あの後からが大変だった。天候不良により、予定便の到着が遅れて、出発が2時間遅れになったんだ。今回は、現地在住の友人とはラスヴェガスのマッカラン空港で合流予定。もう友人はとっくに出発している。ああ、こういうときに携帯電話が使えたら(爆)。しかし、こちらはとにかく待つのみ。友人も臨機応変に対応してくれるだろう。まあ、前回(9月)の帰国便のように次の飛行機の乗り継ぎを心配しないだけましってもんだ。
 まあ、到着後のことは、そのときになってからでいいや。それよりも問題は、あと2時間どーやってヒマをつぶすかだ。もう、本は読んでしまったし、ノートのバッテリーも心もとない。つうか、書くことが思いつかん。ただただ、ぼーっと過ごすのかと思うと、気が遠くなる。とりあえず、何か字の書いてあるものはないかと、鞄の中を探ると、ノートパソコンとデジカメのマニュアルが見つかった。

 ってところで、もうすぐ飛行機が着陸準備なので一旦終了。

2月24日 深夜、自宅にて

 ありゃー、もう帰国してから10日以上経つのね、とほほ。なんか、ばたばたしてたせいもあって、なかなか続きが書けなかったんだよ、すまん。

 さて、再開しよう。旅日記での日付は、まだ初日の昼間で、しかも目的地ヴェガスに着いてないんだったっけ。

 ノートパソコンやデジカメのマニュアルとはいえ、字が書いてあることには違いがない。これは見事な暇つぶしになるってことで、とりあえず隅から隅まで読みつぶすことにした。ところが、やはり文章になってないとだんだん眠くなる。ここで寝過ごすとしゃれにならんのでと気合を貯めながら、ぼーっと外を見てたり、周りを見てたりとするんだがどーにもねえ。一応、持ってきたんだしということで撮った写真が前出の写真ってわけ。
 ま、なんだかんだいって時間は過ぎていくもの。気がつきゃ15時30分、やっと搭乗できることになって一安心。さーて、5ヶ月ぶりのヴェガスだ。
懐かしいなあ。無事にマッカラン空港に着くと、さすがに友人はゲートの前で待っててくれた。最初はラゲッジ・ルームでいいと言ってたんだけどねー。さすがに2時間遅れだとそうなるわな。着いてから、ホテルまではレンタカーで移動。マッカラン空港の駐車場で見つけたその車にあんぐり。これでっせー(そのうちアップします)。友人曰く「こんなチャンスないと乗れないと思ったから」って、ほんまそうやー!いやいや、楽しい3日間がスタートしました。
 とりあえずは、トランクにスーツケースを放り込んだまま、今日、明日の予定を確定させるために、一路「トレジャー・アイランド」ホテルへ。ここで、評判のシルク・ド・ソレイユのショー「ミステア」のチケットを予約するためだ。ところが、本日(2月9日)分は、第1回目、第2回目も売り切れで、次の日も第2回目でしかもアングルが極度に悪い2階席しか空いてない。こりゃ、縁がなかったなってことで諦める。まあ、前回、「ミラージュ」ホテルで同じシルク・ド・ソレイユの「O(オウ)」を観てるし、今、日本に来ている「サルティンバンコ」も観にいくつもりだしな。さて、次だ。またもや車で「モンテ・カルロ」ホテルへ。ここで、3大マジシャン:ランスバートンのマジックショーを予約しなきゃ。豪華な、だが典型的に留まるカジノを通り過ぎ、チケット売り場へ。「モンテ・カルロ」のカジノはおおむね長方形なので迷いにくくて助かる。
 チケットは、翌日(2月10日)の19:30からの前から2列目の一番左。おお、結構近くだし、トリックを見破れるかってこともできるアングルだ!これで第2日目のスケジュールのひとつは確定できた。さて、それじゃあそろそろ晩御飯だ。ってところですが、結構疲れていたので、ホテル内の「ドラゴン・ヌードル」に決定。ここでは、青島(チンタオ)ビールに、香港なんたらヌードルに、オレンジ・ピール・チキン。ヌードルが焼きビーフンみたいな麺でぴりりと辛い。そこに甘辛いオレンジ・ピール・チキンがこれまた合うんだ!ビールはバドワイザーのようなあっさりしたものなのでのどが渇いていた我々には至福の水。いやあ、やはり中華は世界の味かもしれん(笑)
 食事をして人心地ついたら、さあ最初のクエスト(探索)だ。目指すは、ダウンタウン!前回、時間がないので切り捨てた地域だ。狙いは、「もうひとつのラスヴェガスカジノの顔を見よう」だ。あ、いや、もうひとつ。「フリモント・ストリート・エクスペリエンス」を観ることだ。

 ってところで、今日は止めていい?

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