演目「くしゃみ講釈」(くっしゃみこうしゃく)

 


演者:桂枝雀(かつら しじゃく)

収録:昭和56年10月2日『大阪サンケイホール』

 

お薦め度・・・4(面白いですから是非聴いてください。)

 

<コメント>

枕での笑いの分析には、なるほどと思います。本筋では、困り果てた八百屋の描写に大笑いしてしまいます。

講釈の様子も堂々とした感じがよく伝わってきます。それにしても、ああいった講釈が当時の大きな娯楽だったんでしょう。

伝統芸能の勉強にもなります。

(桂 お気楽)


 

演者:桂米朝(かつら べいちょう)

収録:平成2年1月23日『大阪コスモ証券ホール』

お薦め度・・・3(面白いですから是非聴いてください。)

 

<コメント>

米朝さんのほうを後で聞いたせいもあるのでしょうが、枕は短く、話も滑らかに進むので、大笑いする箇所は少ないです。

でも、のぞこからくりや講釈などの節回しはとてもお上手で、なんとなくでも内容がわかったような気がします。

わたしの好みは枝雀さんですが、米朝さんのほうを好きになるひともきっといると思います。

(桂 お気楽)