邦題「裏切り者」

原題「THE YARDS」

2001/12/1@MOVIX倉敷


評者   

評価  

ひとこと

ほーく

社会派サスペンスなのに重みがない。


<コメント>

 社会派サスペンスといえば、官民政の癒着、これが基本スタイル。作品の独自性は主にその舞台となる業界の裏話になるのは必然。今作品の原題「THE YARDS」とは、列車の操車場のことだとか。しかし、これが邦題になると「裏切り者」。まるで、シルベスター・スタローンや、トミー・リー・ジョーンズや、アントニオ・バンデラスとかが出てきそうなタイトルなんだが、出てくるのは、サルサルなマーク・ウォルバーグと屈折ホアキン・フェニックス、どれが素顔か?シャーリーズ・セロンという地味地味キャスト。で、絵的に地味なところを脚本でカバーしてるかというとそうでもない。
 いつ誰がどんな裏切りしてくれるかとどきどきしてるのに、場当たり的な展開なのでかなりがっくり。
 ま、時間の無駄かな。パンフは面白かった。

☆ひぐらし@ひぐらし亭さんの評は、こちらへ(ただし、ネタバレ!)


主演 レオ@マーク・ウォルバーグ
共演              エリカ@シャーリーズ・セロン、ウィリー@ホアキン・フェニックス、フランク@ジェームズ・カーン、キティ(エリカの母)@フェイ・ダナウェイ、ヴァル(レオの母)@エレン・バースティン
監督 ジェームズ・グレイ
脚本 ジェームズ・グレイ、マット・リーヴズ
衣装 マイケル・クランシー
美術 ケヴィン・トンプソン
撮影 ハリス・サヴィデス
音楽 ハワード・ショア
編集 ジェフ・フォード
OST 未購入。
2000年作品 1時間55分
  http://www.asmik-ace.com/Yards/