ハイエク →【参考文献】【著者別】【発表年別】

Hayek,Friedrich A. (1899-1992) オーストリア、経済学、思想家
 


T.著作

『景気と貨幣−貨幣理論と景気理論』  野口弘毅訳、森山書店、1935
『貨幣と景気変動』  豊崎稔訳、高陽書店、1934
  改題  『価格と生産』  豊崎稔訳、高陽書店、1939
『ハイエクの国民主義貨幣と国際的安定』
    『大阪銀行通信録』(部分訳)北野熊喜男訳、No.501,503,506,1939-5,7,10
      (第1・2章の翻訳.3章以降は未訳に終った)
『資本の純粋理論』  一谷藤一郎訳、実業之日本社、1944、改訳版(全2巻)、1952
『隷属への道』  西山千明訳、春秋社、1992
   「1976年版への前書き」と訳者による長い「序文」が付けられている
『隷従への道──社会主義と自由』  一谷藤一郎訳、創元社、1954
   「日本語版への序言」が付けられている 
『隷従への道──社会主義と自由』  一谷藤一郎/一谷映理子訳、創元社、改版、1992
      「1976年版序言」「アメリカ版への序言(1956年)」が付けられた
『科学による反革命   理性の濫用』  佐藤茂行訳、木鐸社、1979
『貨幣発行自由化論』  川口慎二訳、東洋経済新報社、1988
『ハイエク、ハイエクを語る』スティーヴン・クレスゲ/ライフ・ウェナー編、嶋津格訳、名古屋大学出版会、2000 
『新自由主義とは何か──あすを語る』  西山千明編訳、東京新聞出版局、1976
     西山千明との対談の他に下記の論文を収録
    「法の支配」の起源/「法の支配」の衰退/経済的自由と民主主義体系/イ
      ンフレ・失業・労働配分の歪曲/科学主義がもたらす危機=ノ−ベル賞受
      賞記念講演/ケインズ派の袋小路/F.A.ハイエクその人と業績(西山
      千明)
『自然・人類・文明』  今西錦司共著、日本放送出版協会、1979
     今西錦司との対談の他に 人間的価値の三つの価値(ハイエク)/進化と
      突然変異(今西)
『市場・知識・自由──自由主義の経済思想』  田中真晴/田中秀夫編訳、ミネルヴァ書房、1986
     日本で編集された論文集で下記の論文を収録
     真の個人主義と偽の個人主義/社会における知識の利用/競争の意味/医
      学博士バ−ナ−ド・マンデヴィル/デイヴィッド・ヒュ−ムの法哲学と政
      治哲学/経済思想史におけるメンガ−『原理』の地位/回想のケインズと
     「ケインズ革命」/自由主義

『ハイエク全集  1  貨幣理論と景気循環/価格と生産』古賀勝次郎/谷口洋志/佐野晋一/嶋中雄二/川俣雅弘訳訳、春秋社、1988、新装版、1998、新版、2008
『ハイエク全集  2  利潤・利子および投資』加藤寛/林直嗣/細野助博訳、春秋社、1989、新装版、1998、新版、2008
      利潤、利子および投資/資本需要を高める投資/資本の維持/価格の期待・
      貨幣的攪乱・および不適切な投資/貯蓄/経済活動の研究に関する現状と近
      い将来の見通り/「強制貯蓄」の学説に関する覚え書き/貯蓄の「逆説」
『ハイエク全集  3  個人主義と経済秩序』嘉治元郎/嘉治佐代訳、春秋社、1989、新装版、1997、新版、2008
   真の個人主義と偽りの個人主義/経済学と知識/社会学にとっての真実/社
      会における知識の利用/競争の意味/「自由」企業と競争的秩序/社会主義
      計算(1)──問題の性質と歴史/社会主義計算(2)── 論争の状況(一
      九三五年)/社会主義計算(3)──競争的「解決」/商品準備通貨制度/
      リカ−ド効果/国家間連邦主義の経済的諸条件
『ハイエク全集  4  感覚秩序』穐山貞登訳、春秋社、1989、新装版、1998、新版、2008
『ハイエク全集  5  自由の条件  T  自由の価値』気賀健三/古賀勝次郎訳、春秋社、1986、新装版、1997、新版、2007
『ハイエク全集  6  自由の条件  U  自由と法』気賀健三/古賀勝次郎訳、春秋社、1986、新装版、1997、新版、2007
『ハイエク全集  7  自由の条件  V  福祉国家における自由』気賀健三/古賀勝次郎訳、春秋社、1987、新装版、1997、新版、2007
『ハイエク全集  8  法と立法と自由  T  ル−ルと秩序』矢島鈞次/水吉俊彦訳、春秋社、1987、新装版、1998、新版、2007
『ハイエク全集  9  法と立法と自由  U  社会正義の幻想』篠塚慎吾訳、春秋社、1987、新装版、1998、新版、2008
『ハイエク全集  10  法と立法と自由  V  自由人の社会的秩序』渡部茂訳、春秋社、1988、新装版、1998、新版、2008
『[新版]ハイエク全集 I-別巻 隷属への道』  西山千明訳、春秋社、2008
   「1994年版への序文」M.フリードマンと新しい「訳者あとがきにかえて」が付けられている
『ハイエク全集 II-1  致命的な思いあがり』渡辺幹雄訳、春秋社、2009
『ハイエク全集 II-4 哲学論集』嶋津格監訳/長谷川みゆき/中村隆文/丸祐一/野崎亜紀子/望月由紀/杉田秀一/向後裕美子/
 登尾章/田中愼、春秋社、2010
   第1部 理性と設計の幻想
    二つの合理主義/設計主義の誤り/先祖返りとしての社会正義
   第2部  社会科学にできること
    見せかけの知――ノーベル賞受賞記念講演/説明の程度について/複雑現象の理論
   第3部 心と秩序の進化論
    抽象的なるものの先行性/ルール、知覚、理解可能性/行為ルールシステムの進化/法秩序と行動秩序
   第4部 学者と学問
    知性の二つのかたち/専門化のジレンマ
『ハイエク全集 II-5 政治学論集』山中優監訳/田総恵子、春秋社、2009
   第1部 自由主義の再興にむけて
    歴史家とヨーロッパの未来/モンペルラン協会の誕生――開会演説/一二年後の後の『隷属への道』
   第2部  自由主義とはなにか
    自由主義社会の秩序はどうあるべきか/経済的自由の理想はどう受け継がれてきたのか/自由企業における道徳的要素/
    自由主義――その歴史と体系
   第3部 歴史と概念の正しい理解
    歴史と政治/「社会的」という言葉――それはなにを意味するのか/政治思想における用語の混乱
   第4部 議会制民主主義の改革
    自由主義国家のあり方/経済的自由と代議制政体/民主主義はどこへゆく
『ハイエク全集 II-6 経済学論集』古賀勝次郎監訳/小浪充/森田雅憲/楠美佐子訳、春秋社、2009
   第1部 経済学のあり方
    経済学的考え方の動向/経済学者になるということ/経済、科学、そして政治
   第2部 インフレーションの経済学
    完全雇用、計画化、そしてインフレ/労働組合、インフレ、および利潤/賃金の下方硬直性から生じるインフレ
   第3部 公共政策における経済理論の役割
    開発賦課金の経済学/民主主義社会における企業―だれの利益のため?/「依存効果」の非論理性/「計画化」にかんする新たな混乱)
   第4部 経済理論の新たな解釈
    発見手続きとしての競争/リカード効果についての三つの解明/付録「グレシャムの法則」のつかい方)
『ハイエク全集 II-7 思想史論集』八木紀一郎監訳/中山智香子/太子堂正称/吉野裕介訳、春秋社、2009
   第1部 設計主義の源流
    行為の結果であるが、設計の結果ではないもの/社会主義と科学/フランシス・ベーコン――科学主義の創始者
   第2部 イギリス自由主義の伝統
    医学博士バーナード・マンデヴィル/デイヴィッド・ヒュームの法哲学と政治哲学/アダム・スミスのメッセージ
    ジョン・スチュアート・ミル――二十代半ばの頃/ジョン・スチュアート・ミルとハリエット・テイラー
   第3部 ウィーンの経済学と哲学
    オーストリア学派の経済学/カール・メンガー/経済思想史におけるカール・メンガー『原理』の地位/フリードリヒ・フォン・ヴィーザー
    ルートヴィヒ・フォン・ミーゼス――覚え書きと回想/エルンスト・マッハとウィーンの社会科学/ウィーンから見た一九二〇年代の経済学
    遠縁の従兄ルートヴィヒ・ウィトゲンシュタインの思い出
『ハイエク全集 II-8 資本の純粋理論 I』江頭進訳、春秋社、2011
    第18章までを収録
『ハイエク全集 II-10 社会主義と自由』尾近裕幸訳、春秋社、2010
   第一部 「計画」はなぜ間違うのか
    知識人と社会主義/計画、科学、および自由/自由と経済体制
   第二部 社会主義の「経済学的」欠陥
    計画化の経済学/無知の対処/社会主義経済計算論争とはなんであったのか……フィクションの2ページ
   第三部 「戦争」の経済問題
    価格による配分 対 配給制度/資本の節約――利子率の役割をめぐって/「大戦」に関連した文書
   第四部 二つの「道徳」
    科学と社会主義/社会主義はなぜ反動的なのか/資本主義の道徳とはなにか
 
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II.編著

『集産主義計画経済の理論』  迫間真治郎訳、実業之日本社、1950
(第一章、第五章  『ハイエク全集  3  個人主義と経済秩序』に新訳を収録)
(第一章 再録『カオスとロゴス別冊No.1 原典社会主義経済計算論争』村岡到編、ロゴス社、1996,)
     問題の性質とその歴史(ハイエク)/社会主義社会に於ける価値の問題(
      ピアソン)/社会主義共同体に於ける経済計算(ミ−ゼス)/社会主義共
      同体に於ける妥当する計算可能性に就いての詳論(ハルム)/討論の現状
     (ハイエク)/集産主義国家に於ける生産省(バロ−ネ)
 
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III.論文

「フリ-ドリッヒ・フライヘル・フォン・ヴィ-ザ- 」『貨幣論集』  F.ヴィ−ザ−、有斐閣、1954
「ウィザ−論  (抄訳)」『経済思想発展史(全5巻)』、スピ-ゲル 編、東洋経済新報社、 1954
「メンガ−論」  『経済思想発展史  W(全5巻)』スピ-ゲル 編、東洋経済新報社、1954
                『経済志林』 Vol.9 No.1,1935-5
「価格の予想、貨幣的撹乱および誤投資」『景気変動の理論(全2巻)』下巻、
  G.ハ-バ-ラ-編、実業之日本社、1951
「金と金為替とに依る国際本位」『大蔵省調査月報』 Vol.25 No.7,1935-7
「経済学と知識(抄訳)」『経済論壇』 Vol.26 No.3,1980-3
「連邦主義の経済的条件(抄訳)」『経済論壇』 Vol.26 No.6,1980-6
「集産主義者の計算──競争的解決」『計画経済理論』土屋清編訳、中央公論社、1942
「情報処理機構としての価格機構(部分訳)」『季刊理論経済』 No.5,1972-6
「競争の意味(抄訳)」『経済論壇』 Vol.26 No.2,1980-2
「自由企業と競争秩序(抄訳)」『経済論壇』 Vol.26 No.4,1980-4
「知識階級と社会主義」『東洋経済新報』 No.2423-26,1950.5.20/5.27/6.3/6.10
「消費の「依存効果」論にみる論理の飛躍」  『季刊理論経済』 No.5,1972-6
「「依存効果」の不合理性」『公共需要と私的欲求』 Phelps,E.S.編、水谷允一訳、白桃書房、1974
「複雑現象の理論」『現代思想』 Vol.19 No.12,1991-12
「なぜ私は保守主義者ではないか」『経済往来』 Vol.17 No.2,1965-2 (B-12に新訳)
「人間ケインズと「ケインズ革命」」『週刊東洋経済』 No.3259,1965.12.2日号
「自由な社会秩序はどのような原則に立つか」『自由』 Vol.8 No.10,1966-10
  『世界経済』 Vol.21 No.10,1966-10
  『経済論壇』 Vol.13 No. 7,1967-7/Vol.15 No.09,1969-9
  『ハイエクを語る』  研究シリ−ズ No.53, 世界経済調査会、1975
  『新しい自由社会の展望──木内信胤先生古希記念論文集』西村光夫/西山千明編。ダイヤモンド社、1972
「自由国家の憲法」『世界経済』 Vol.22 No.12,1967-12,『経済論壇』 Vol.13 No.10,1967-10
「抽象の第一義性──精神活動とヒエラルキ−」『還元主義を越えて』  A.ケストラ−編、工作舎、1984
「1972年9月モンペルラン会議におけるF.A.ハイエクのスピ-チ」『経済論壇』Vol.19 No.6,1973-6
「インフレと失業」『大蔵省調査月報』 Vol.64 No.3,1975-3
「インレ−ションとの戦いに関する12のテ−ゼ」『大蔵省調査月報』 Vol.63 No.10,1974-10
「近代社会における自由と平等」  『読売新聞』 1974.9.2 日朝刊
  再録『明日の世界と日本──国際会議』中山伊知郎編、読売新聞社、1975
  再録『THIS IS 読売』Vol.3 No.3,1992-6
「インフレ下の景気後退」『大蔵省調査月報』 Vol.64 No.9,1975-9
「経済は計画化できない」『プレジデント』 Vol.14 No.7,1976.7
「各国通貨を完全に自由化せよ」『週刊東洋経済』 No.3916,1976.1.3/10日号
「民主主義、正義、社会主義(抄訳)」『経済論壇』 Vol.26 No. 7,1980-7,Vol.26 No. 9,1980-9
    Vol.26 No.11,1980-11, Vol.26 No.12,1980-12
「F.A.ハイエク「社会主義者思考の反動性」」久本三朝夫訳、
 『亜細亜大学大学院経営学研究論集』No.6,1982
「科学と社会主義(抄訳)」『経済論壇』 Vol.26 No.5,1980-5
「ハイエクとの対話──科学と社会主義」『現代思想』Vol.20 No.4,1992-4
 
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VI.その他

「経済と経済体制」(講演記録)『日本経済新聞』 1964.3.13日朝刊
「自由社会のための条件──計画経済と民主主義(講演記録)」『経済往来』 Vol.16 No.5,1964.5
「1972年9月モンペルラン会議におけるF.A.ハイエクのスピーチ」『経済論壇』Vol.19 No.6,1973-6
「市場機構の欠陥どう解消(対談)=大来佐武郎」  『読売新聞』 1974.12.5日朝刊
「インフレ地獄と民主主義の運命(講演記録)」『現代』 Vol.9 No.2,1975.2
「あすを語る(対談)=西山千明  」  『東京新聞/中日新聞』1976.1.1〜1.23日朝刊(『新自由主義とは何か──あすを語る』 に再録)
「競争的諸通貨制度の提唱──ハイエク教授講演」  『日本経済新聞』1976.11.24日朝刊
「通貨の安定が不可欠──競争的諸通貨制度の提唱(講演記録)」
  『日本経済研究セミナ−会報』 No.286,1976-12
「新自由主義者の直言──世の中どこか狂っている(対談)=桜田武」『週刊東洋経済』 No.3982,1977.1.1/8 日号
「世界経済を蘇生させるのは日本と西独だ(インタビュ−)=西山千明」『週刊ポスト』 1978.1.1 日号
「不況克服へ生産要素の適正配分を──ハイエク教授講演」『日本経済新聞』 1978.2.17日朝刊
「世界不況からいかに脱出するか──経済安定への道  労働市場の伸縮性回復を」
    『日本経済研究セミナ−会報』 No.316,1978-3-15
「1956年3月7日ニュ−ヨ−クにおいて、ミ−ゼス祝賀会に際し、F.A.フォン・ハイエクがル−トヴィヒ・
  フォン・ミ−ゼスに寄せた祝辞」『経済論壇』 VoL.25 No.10,1978-10
「21世紀は資本主義か社会主義か(講演記録)」『週刊ポスト』 1978.11.10 日号
「経済学と技術」『荒木光太郎教授追悼論文集』 1981
「文明社会の精神的病い(講演記録)」『エコノミスト』 Vol.59 No.51,1981.12.8日号
「道徳規範は理性の産物ではない(講演記録)」『知識』 No.34,1984 ・ 春季号
「理性神話の崩壊(講演記録)」『知識』 No.51(Vol.2 No.3),1986.3 月号
「モンペルラン協会の歴史と将来(講演記録)」『新自由主義懇談会・会報』 No.2,1985