 |
下北地方最大の歓楽街？っちゅーか繁華街のむつ市は田名部地区。 今日は下北半島で、もっとも活気溢れる？停車場線をご紹介しよう。 多分、こちら終点側の国道２７９号である。 右方向が、北上のうえ、本州最北端の大間へ。 左方向が、南下し最終的に野辺地へと至る。 さすがに市内の繁華街である。 下北半島では、まずここでしか見る事の出来ない、高層ビルジング類がそびえ立っている。 |
| では、終点側より、起点側を振り向こうか。 通り沿いには、黄色い看板やら、ラララ無人君ラララ無人君ラララやら、最近、とんとご無沙汰気味の踊るだけの意味不明な宣伝やら、どうする？って聞く前にお前がどうするよ？やら、大手金融機関が軒並み勢ぞろいである。 さすが、繁華街。 需要があるのだろう。 くれぐれも、ご利用は計画的にって感じだ。 |
 |
 |
ほぼ起点より、終点側に振り返ってのショット。 デカデカと松木○が（バレバレ） 青森市内では、今跡地にマンションが建設中であるが、こちらむつではなにやら営業中の御様子だった。 ダイエーのアークスプラザが撤退あーんど破産した今、下北地方の大型店はマエダとここだけなのではないだろうか？ 期待は薄いと思われるが、今後の発展を祈らずにはいられない。 |
| 当路線もあっさり終了。 こちらが起点。 道路のアスファルト舗装の質が違う場所が、完全な境界なのではないだろうか。 で、正面に見えるトンガリ建物が当路線の主役、田名部駅っちゅー事になる。 いや、だった。 知っている人の方が多いかもしれないが、もうここに駅は存在しない。 当駅は４〜５年前にその役割を終えている。 戦前、鉄道を大間へと夢み大戦での敗戦と共に大間までの夢を挫折した結果、大畑までの路線として営業した国鉄大畑線。 当然ローカル中のローカル線に付き赤字確定路線となった当路線、国鉄から見放され当然私鉄となった訳である。 しかし、いくら頑張っても赤字路線に変わりはなく、ついに４〜５年前に廃止と相成った訳である。 |
 |
 |
そんな旧駅舎は、むつ労働福祉会館として第２の人生を送っている。 線路跡に当然レールは無く、ただの原っぱ状態だ。 ホーム跡に立ち、念願適わなかった遠く大間方面へと向かって記念のショット。 草刈しているおじさんもいたがそんなのは問題じゃーない。 問題なのは振り替えれば奴がいる事だ。 奴とは？ それは当然国家権力者である。 長居は無用だ。 そそくさと当路線を後にした。 |