MDのエンジン O/H・3

 


 

   前回、エンジンのマウントボルトについて書き
ましたが、「チョット待った〜!」です。
エンジンを降ろす前にフライホイール、ステータ
Comp.も外しておきます。緩めるのにトルクのか
かる、ところですし・・・。

 フライホイールのロックナットはインパクトで一
気に緩める事にします。
     
 インパクトを使ったところ、何の苦労も無く、簡
単にロックナットは外れました。やっぱり、コンプ
レッサーがあると便利ですよね。
 ちなみに私は200V、2馬力のモーターのコン
プレッサーを使用しています。各種エアーツール
が問題なく使えますよ。
 
     
   フライホイールを外します。
 使っているのはKTCのマグネットフライホイー
ルプーラー MCFU-80です。(値段は忘れまし
た) でもフライホイールを外すには必要不可欠
ですね。
     
 プーラーを使えば、簡単に外れます。ステータ
Comp.が顔を出します。
 
     
   フライホイールの裏側です。
     
 ドライブチェーン&スプロケットを外して、いよ
いよエンジンを降ろします。エンジンの下には、
エンジンの高さに合わせた適当な台を用意して
おきます。手で支えられない事もないですが、ケ
ガをしては損ですし、少しでも楽をしないと・・(笑)
 
     
   反対側から見たところです。既にマウントボル
トは抜き取ってあります。
     
 エンジンが降りるまでに使用した工具です。
 別に変わった工具が必要なわけではありませ
ん。

 左からフライホイールプーラー、インパクトレン
チ、インパクトドライバー、ウォーターポンププライ
ヤー、ハンマー2種、17-19のメガネ・・・
 
     
   同じく左から・・・
 各サイズソケット(3/8)、インパクト用のソケット
(1/2)、エクステンションバー(ラチェット機能を持
つSnap-onの優れものです)、お気に入りのPBの
ドライバー、各サイズのコンビネーションレンチで
す。
 これだけあればエンジンを降ろす事ができます。
     
 降ろしたエンジンです。見事なまでの汚さです。
 本当はスペアエンジンを買ってきて、それをOH
してからエンジンを載せ変える、っていうのが理
想だったんですけど・・・。スペアエンジンを探すの
にも時間がかかるし、何せ財布が・・・。
メインはベアリングの交換ですがチョット磨きた
いところですね。
 
 次回はいよいよバラシ作業に入ります。・・・と、
同時に消耗部品はバイク屋さんに注文を入れて
おきますか。

                       <つづく>

 

 

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