この塔は港に船でやってきた人々がはじめに目をするものであり、
港の顔であると同時に玄関でした。
海から見たときに塔が左右対称のちょうど真ん中に見える様になっていて、
海に向かって建っています。
海岸通りに面してる正面玄関の方(海側とは逆)からみても
この塔はちょっと右に寄っててアンバランスに見えます。

玄関(上の写真)はアーチ型車寄せで中世系のロマネスク風であり、
外壁はスペインのイスラム建築の意匠でムーリッシュ、
さらにクラッシックやら和風やら色々な意匠が組み合ってますが、
それらが反発しあう事も無く、うまく冷静に調和してます。
三連のアーチが各所に使われていて、これらが全体の統一感を出してる様に感じます。
設計者である吉武氏は国会議事堂を建てた人。
この人、宮内省技手の時に帝国議会設計の懸賞募集に同僚と応募し、
実質設計者として1等、3等と二つとも入選させてしまい、
早速大蔵省に引き抜かれ、それからずっと議事堂に全力を注いできたらしい。
なんかすごい人です。
隣に神奈川警察本部のいかつい建物が建っていて、邪魔だなぁと思いました。
残念な事にこの建築を訪れた日は内部工事中だったので、
中に入って見学する事はできませんでした。
2001年4月2日から展示室に入って見学する事ができます。
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