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アイルランドでのホームステイ状況と、よく起こる問題について

語学学校の内容が充実していても、ホームステイがよくなかったら悲しいですよね。
と、いうことで、一般的なホームステイの状況と、よりホームステイを楽しむ為の心構えについて。。。

ホームステイは同じ屋根の下に他人が住むことになるわけですから、そのホストファミリーが良いとか悪いとかいったことだけでなく、細かい問題が起きることは避けられません。日本人同士でも同居すれば問題は起こりますしね。ましてや文化も言葉も全く違う外国人が同居するわけですから、多少の問題は当然とあらかじめ大きく構えている余裕が必要です。

まず、一番の違い"お客様"として行くつもりの日本人と"家族"として受け入れるつもりの外国人。
日本人が外国人をホームステイに受け入れる場合は、お客様としてできるだけ喜んでもらおうと、あれやこれやとサービスをします。でも、外国のホームステイではこうはいきません。ホームステイなので、あくまでも家族の一員として受け入れてくれます。分け隔てなく、家族の一員として受け入れることが、その人に対する礼儀とされています。家族なので、当然その家のルールは守らなくてはなりません。食事の時間や、門限、お風呂の時間とかですね。厳しいところもありますが、家族の一員として扱ってもらうことは、日本ではなかなか味わえず、関係も密になり、これはこれでけっこう良いと思いませんか?

次に、文化的な違い。日本人は外国人に比べてどうしても受身ですよね。謙虚だとか、物分りがいいということで、日本人が外国のホストファミリーに好かれる一因になっていることは事実ですが、実際の本人はこれでけっこう損をしているということがあります。いい子にしていれば、相手が好意で何かしてくれるだろうと思って待っていても、大抵何も起こりません。わがままは困りものですが、例えば、"買い物について行きたい"とか、○○に連れて行ってもらいたいというようなことがあれば、はっきりと言いましょう。外国人にしてみれば、あたりまえだったり、意外だったりすることを初めての国ではしてみたかったりしますしね。自分のしたいことがあれば、はっきりと言ったり、聞いたりすること。駄目なら駄目、駄目でも別の案を出してくれたり、一人で悩んでいるよりもずっといいはず。

もう一つ、食べ物について。ある食べ物を好きかどうか聞かれて、気を使って好きと答えたばっかりに、ずっと同じものがでてきたなんてことはよくあります。嫌いならば嫌いとはっきり言った方が、ホストにも自分にもいい結果となります。もちろん、きつい言い方をするのは考えものですが、丁寧に断る分にはまったく問題ありません。苦手なものがあったりしたら、早めに「実は○○はあまり得意じゃない」とか、「これはあまり好きじゃない」と断っておきましょう。I'm sorry, but I don't like carrots very much.みたいな感じで。(因みに、私はにんじん好きです。)

家族の構成について。希望としては、"子供が二人いて、優しいお母さんと、かっこいいお父さんがいるおうち"というのが結構多いのですが、これは、どうでしょうね?実は子供がうるさくて勉強しにくかったり、子供に手をとられて、あまり外に連れて行ってもらえなかったなんてことはよくあります。子供嫌いなら、"子供のいない家希望"とか、"禁煙家族希望"反対に、"喫煙OKな家希望"など、希望はそのくらいにしておいた方が、いいかもしれません。それ以外はプロにお任せを。。。自分で希望を出しておいて、自分の首を絞めているんじゃぁしょうがないですからね。

説明はこのくらいにしておいて、以下は当社で扱っているある語学学校が、学生と契約しているホームステイ先双方に配布しているガイドラインの和訳です。英文をそのまま訳したものなので、多少文章がおかしな所もありますが、目をつむって下さいね。ホストファミリーはこのガイドラインのようなある一定の基準を満たしています。当然、ホームステイする生徒もこれを守ることが義務付けられています。不安な方は是非、目を通してみてください。

ホストファミリーガイドライン

私たち○○学校は語学コースと同じように、ホームステイの質は大切なものと考えています。アイルランド家庭で多くの時間を過ごすわけですから、居心地良く、暖かく、歓迎されなければなりません。

あなたのホストファミリーもこれと同様のガイドラインを配布されています。これによって、○○学校が考えるホームステイの基準がどちらにも同様に示されます。

人数と国籍-原則的には1家族に対してステイしている学生は3名まで。事前にペアなどが組まれていない限り、同じ国籍の学生が同時にホームステイすることは出来ません。

ベッドルーム-特にリクエストのない限り、20歳以上の学生はシングルルームとする。ベッドルームにはきちんとしたベッド、クローゼット、洋服ダンス、鏡、勉強ができる机、椅子、電気スタンドがあること。部屋は少なくとも1週間に1回は掃除をし、シーツ、バスタオル、ハンドタオル、も毎週取り替えられること。生徒本人には、部屋をきれいに片付け、毎日ベッドメイクすることが期待されます。

暖房-アイルランドの一般家庭は他の国の家と比べると温度が低いかもしれません。これに慣れるのには多少時間がかかるかもしれません。しかしながら、早朝や、夜勉強している間には、充分の暖房されるべきです。

バス・シャワー-バス又はシャワーは毎日浴びてかまいません。けれどもバスルームを使っていい時間帯はあらかじめホストファミリーと相談すること。また、使用後は必ず、掃除をすること。

洗濯物-簡単な洗濯物ならば、家族のものと含めてしまってかまいません。アイロンなどは自分ですること。

食事-ホームステイには7日間、3食が含まれていて、生徒と家族は一緒に食べることになります。特に朝食は十分あるべきです。最低でも、シリアル、トースト、コーヒー又は紅茶があるべきです。お昼もまた十分あるべきです。例としては、ロールサンド又はサンドイッチ、フルーツ、ヨーグルト、チョコバー、飲み物といったようなものです。夕食は1日のメインであり、肉、魚、又は鳥、とデザートが出ます。ホストの許可がない限り、キッチンを勝手に使ったり、台所の食べ物を食べたりしてはいけません。食べ物や料理は国によってずいぶんと変わるので、家にいるのと同じような食べ物は望めません。しかし、十分な量と、十分なバラエティーは望めるはずです。
万が一、家で食事をしない場合は、朝のうちか、なるべくなら前日のうちにホストに伝えなければなりません。1日中外出をしたり、週末出かける場合は、お弁当を作ってもらうこともできます。

電話-テレフォンカードを買うことを強くお勧めします。電話を使用する場合は、常に、家族の許可を得ること。市内通話をした場合は、その都度20p支払うこと。長距離電話の場合も相当の金額を支払うこと。ほとんどの国へは、1 800 55 00の後に国番号(日本の場合81)を回せば、オペレーターが出て、コレクトコールなどでかけることが出来ます。

医療-体の調子が悪かったり、歯が痛くなったりしたときは、ホストファミリーにローカルドクターを予約してもらってください。EU諸国からの学生はE111により費用はカバーされます。それ以外の学生はその都度お支払いください。(大体、25ポンド〜35ポンド/日本人の場合、海外傷害保険に加入することを強くお勧めします)

ファミリーライフ-学生は、アイルランドの生活を経験したり、英語を実践したり、居心地のよいフレンドリーな場所に住む為に、アイルランド家庭に受け入れられています。確かに、お客様ではありますが、家族の一員として受け入れられ、特別扱いはされません。学生も家族も双方が、お互いに違う習慣や癖があることを理解し、アイルランド式になじむように努力する必要があります。学生は積極的に家族と一緒の時間を過ごすことが望まれますが、個人個人が自分たちだけの時間を必要としていることも理解しなければなりません。

時間厳守-学生はホストファミリーの食事時間を尊重すること。18歳以上の学生は夜外出することなどは必ず家族に伝えること。13歳〜17歳の学生は11時までには帰宅すること。なにかあるときは必ず、ホストファミリーに報告すること。18歳以下の学生が夜間都市の中心部に出ることは厳しく禁止されています。この責任はホストファミリーにあり、不必要な心配は遅くなってしまってからでも、電話1本かけることで避けられます。学生は他の家族と一晩過ごしたりすべきではなく、夜間一人で家に放って置かれることもあってはなりません。何か問題が生じたときは生徒とホストファミリーが直接話し合って解決することが望ましいです。もしこれが出来ないのであれば、学生またはホストファミリーが直接スタッフにご相談ください。


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上記のことをふまえて、有意義なホームステイライフをお楽しみくださいね♪

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