宝塚を知ってから劇場で生の舞台を観る事ができるまで

私にとってとても長い月日がかかっちゃいました。(^^;

どうしてでしょう? 読んでください〜。

 

 

      宝塚を知るキッカケ
私の場合、それは小学生の頃で祖母と母親によく宝塚ファミリーランドへ遊びに連れて行って
貰っていた。大劇場へ通じるロビーにも足を運んだ事もある。それ以前にも公演中の舞台ポスター
を見ては、綺麗な衣装(ドレスや和装だったり)を着た生徒さん達が写っているので、祖母に
教えてもらっていた。その程度の基礎知識?だけであったが、舞台を観たいという意思が強かった。
そんな時に、ロビーに張り出された舞台写真を観ては、祖母に色々尋ねる私だった。
昔ファンだった祖母の感動した舞台の話を聞いて、益々観たくなった。
当時の舞台写真は、遥くららさんの“風と共に去りぬ”だったと思う。

それからは、舞台が観たくてチケットは何処で購入できるのかも判らず、母親に尋ねても“知らない”
の一言だった。

      残念なことに…
その内にTVで宝塚の退団者を放送を見た時は、あっ!!と思った一瞬でした。
陰ながらにも応援していた“大地真央さん”だったから。大劇場前の花の道を袴姿で
歩かれる光景を今も覚えています。
絶対、観に行くんだって意思が更に強まるのでした。
それからも幾度となく周囲で、“宝塚に行って来た〜、良かったよ。”って話す友達を横目に、私も
行きたい。ケド、交通手段やチケット購入が判らず一人で行く勇気も無かったの。
その頃は、“ベルばら”だったので、とても観たかったわ。
母親がTVで公演を観ていたのを知っている。あれは確か、平みちさんの“たまゆらの記”でした。

      再度、大劇場へ…
母親と一緒に、久しぶりの宝塚という事で急に行く事になった。
私は、とても嬉しかった。でも、ファミリーランドへ行く訳でも無く、只劇場周辺を歩いたり
ロビー周辺にあるお店を廻るだけだった。
花の道を歩いていると、たくさんのファンの方が楽屋の入り待ちをしていて、私の歩く横に
ジェンヌさんが通っていきました。誰とも判らず、後を付いて行く私。
今考えたら、畏れ多いですけど。(^^;男役さんでした。
ロビーには劇場入り口に、TVが設置してあり当日満席で劇場内に入れなかった人達が上演中の
様子を外から見られるようになっていました。
たくさんの人達を掻き分けてTV画面を見ると、輪っかのドレスで綺麗な衣装。
あとになって、“ベルばらオスカル編”だと知ったのです。しかもカナメさんの!!(悲)
結局、ほんの一瞬の観劇でした。残念ながら…。
(この時、観ていたら即はまっていた事でしょう(笑))
その後、友達を誘って当時星組トップの日向薫さんの“紫禁城の落日”を観る予定が、敢え無く
却下されてしまった。友達は、あまり乗り気じゃなかったの。

      ようやく、初観劇!!
バイトで、宝塚の雑誌を知り更に基礎知識を得ていった頃、某新聞に“観劇ツアー”の募集欄に
目が止まった。初めてにして一人は心細い為、祖母を誘って行く事に決定した。
その作品が
涼風真世さん(カナメさん)の“PUCK”でした。
無事、劇場について心ウキウキ、ワクワク。だって、心待ちにしていた観劇だったから。
幕が上がってカナメさんのPUCK登場!!
これまでに観た事もない舞台に感動していたのに、想像を絶する程の歌声と歌唱力の素晴らしさ
に鳥肌が立つ程に感激しました。まさに“この人、誰?凄い!!”状態。(笑)
この時は、まだお名前も知らなかったので。
はまってしまったのは言うまでも無く、帰宅してからは曲が耳から離れずこれを機に、エレクトーン
を習う事にもなったのです。どうしてだか…。
それからは、毎公演宝塚へ一人で足を運んだり、チケット購入の早朝並びをしたり。

翌年、カナメさんの早い退団発表にとてもショックで泣いた。私にとって、まだ2作品目でさよなら
公演となったから…。
それからは、カナメさんの二番手時代の作品から全て見ることに。
退団されても、その後の活躍に応援しようと決め、公演あるごとに観に行ったわ。

      暫くのブランクを経て
新しい組が増えて、和央ようかさん(たかこさん)がトップになると知って、3年ぶりの
生の舞台を観に行く事になった。
稔幸さん(ノルさん)のトップお披露目公演も、しっかり観に行きました。
残念だったのは、絵麻緒ゆうさん(ぶんちゃん)のトップお披露目の舞台に縁がなかった。
その後も観に行く予定でいたけれど、中々時間が取れなくて、更に3年が経つ。
その間は、TVでしか観る事が出来なかったけれど、星組公演“アイーダ”を観て復活です。(笑)

お気に入りのジェンヌさん♪
  OGの涼風真世さん、一路真輝さん、大地真央さん、稔幸さん、絵麻緒ゆうさん、麻乃佳世さん。
    
     和央ようかさん、彩輝直さん、朝海ひかるさん、大空祐飛さん、霧矢大夢さん、花總まりさん
     柚希礼音さん…  (名前を挙げるときりが無いかも(^^;)

私が宝塚ファンになってから…母との会話

  あやか「どうして、私が学生の頃(小学生の頃から)チケットの売場や宝塚について
      聞いても教えてくれなかったの?」
    母「知ってたけど、教えたら絶対はまってしまう事が判っていたから!」
  あやか「えぇ〜!!(悲)意地悪。」(これから好きなだけ、通っちゃうもんね!)

確かに母親の言う事に間違いは無かったかも、現にこれだけ宝塚が大好きなんだもの。
祖母、母、私と三代ファンなんです。