年初めのお正月公演は、毎年恒例で日舞、お芝居、ショーと三部作に
なっています。今年は90周年と記念すべき年であって、花組公演で
幕開きとなりました。私にとっても、お正月公演を生の舞台で観る事は
数年ぶりとなりました。昨年末より、デジタルの衛星放送で宝塚の
作品を身近に観る事が出来て、とても嬉しいです。

今年も毎年のように衛星放送により中継でお正月公演の一部を拝見
できました。今年の初観劇はコムさんの特出でした。
私は幸運にも座席チケットを手に入れていたのですが、やはり特別出演と
なると、立見席ができますね。だって、数日間しかない貴重な期間ですから…。
以前、私も一度だけ立見席を経験してます(^^)
今回の作品は各組のトップコンビによる特別出演もありました。
雪組さんと、宙組さんの特出日に観劇しました。
あぁ〜、良かったよ、感激しちゃいました♪





飛 翔 無 限

お正月ということもあって、口上から始まり鳳凰の春日野八千代さんによる踊りが
あります。その後、続けてイシちゃん(轟さん)と春日野八千代さん、松本悠里さんの
舞踊がありました。春日野先生(さん、というより先生と呼ばせて貰うのが相応しい)は
お年をめされても姿勢が綺麗で、お顔立ちも…。昔になりますが、ホント源氏役の
春日野先生は綺麗でした〜!!(祖母も言ってたし、私も同感!)

イシちゃんの着物姿も凛々しいんですよ。専科に移動されてから、今回初めてで
とっても久しぶりでした。お着物姿がとても似合ってるの♪

天 使 の 季 節

全編とおしてコメディー作品でした。宝塚にしては珍しい。
役柄の名前も全てイタリアン?って感じなの。あまり書くとネタばれしそうなので
あまり細かく書きませんが…。物語としては、ひと騒動を起こした結果、結末はハッピーエンドに
終る内容になっていて、その経過のやりとりが面白かった。
ともよさん(眉月凰さん)の役も笑いをとってました。
あさこさん(瀬奈じゅんさん)演じるアッサーラ皇太子も派茶目茶な結果になる経緯が
良い味出てたと思うわ。

見所はオサさん(春野寿美礼さん)が二役を演じていらっしゃるので、早代わりが見所でしょう(笑)
本人もそのように話されてますね。確かに「アレ??」って思う場面もあったので、
未だ不思議です。作・演出が植田先生とあって、その色味が舞台に出ている所も
ありましたが、舞台全体を使ってのお芝居は観ていて楽しそうでしたよ。
ゆみこさん(彩吹真央さん)演じるアベルタンはお茶目な変装ぶりが観れました。

この作品を2回観劇した事になるのだけれど、前回と違ってアドリブもヒートアップして
いましたよ。ゆみこさん演じるアベルタンと、とむさん(蘭寿とむさん)演じるジョルジュが
アッサーラ皇太子との絡みも楽しくって♪
ゆみこさんが頭に付けた黄色いボンボンをつけて、”ぼよよ〜ん!”ってしてました。
とむさんは、大きな花を頭に付けてたし、あらま〜!?ってビックリしちゃったの。
これは、前回では観れなかったなぁ(爆)
あまりにも面白くって、ついつい涙が出ちゃいました。お腹抱えて笑いたいくらいだけど、
ここは劇場内と思うと堪えるのが辛かった。←大げさと思われるかも?

アプローズ・タカラヅカ!


今年は90周年とあって、全組共ショーの作品にはタカラヅカがつけられているそうです。
昔のモン・パリから始まって曲的には宝塚が歩んできた歴史を感じさせる雰囲気が
ありました。演出家の先生3人が集まって出来上がった作品とあって、そこそこ
の場面で演出家の色が出てました。
最初の場面は全員が真赤な衣装を着て、ボレロを情熱的に踊り、コーラスが
あってラテンあり、スパニッシュありです。

オサさんの歌唱力は、既にエリザベートを観た時に安定して伸びやかな歌声に
感動していましたが、今回の作品でも充分に歌の素晴らしさに浸れる事が
できました。ゆみこさんの歌唱力も素晴らしいですね(はぁ〜と♪)

ショートストーリーもあり、その終盤には…。
私のお気に入りの曲でもある”アメイジング・グレイス”を熱唱してくれました。
途中で、オサさんに歌をバトンタッチして、ハレルヤのコーラス(シトラスの風とは
ちょっとバージョンが違うって事を強調)があって、私の一押し(お勧め)場面
ですね。(笑)個人的には、もう少しゆみこさんの歌声を聞きたかったな。
でも、ゆみこさんの独唱から、アメイジング・グレイスのコーラスに変わる時は
白衣装に頭の羽飾り?はとってもお気に入り♪
満天の星空のもとで”ダッタン人の踊り”を歌うオサさんも素敵でしたよ。

ラインダンスが終る頃、これでショーも終盤かしら?短いなぁ〜って思ったけれど、
今回ばかりは違った。そこが中詰だったのかも、後にも続きましたから。

(コムちゃん(朝海ひかるさん)の特出)

花組、雪組のトップコンビで踊る場面があり、コムちゃんは細いなぁ〜、羨ましい
って思ったのが第一印象…(笑)ダンスの方は、キレのある踊りで凄かった。
↑単純な感想しか書けなくてごめんなさい(^^ゞ 
特出とあって、とても楽しそうでしたよ。出番が少ないのは無理も無いですよね、
個人的にもっと出番があっても良いかなぁ〜って思ったケド。

ラッキー♪と思ったことは、特出の初日だった事!
組長さん(夏美ようさん)のご挨拶から、コムちゃん、オサさんの挨拶がありました。
同期という事もあって、楽しく舞台ができるようにしたいとの事でした。
お茶目なコムちゃんが見れました。

(たかこさん(和央ようかさん)の特出)

たかちゃんの特出には、絶対観に行きたいと思っていたので、当日券を買って
観る事にしました。1階席が無理なら、立ち見券で観たいと思って。
というのも、この公演は舞台から客席後列まで、降りて来られるの。
立ち見券は、客席が全て完売しないと発券されないし、発券されても並びの順番券が
あって、開場前に劇場入り口前に、再度並ぶのよ。今回は微妙な位置に並んでたわ。

衣装は紫色のスパン衣装で、はなちゃんとダンス、その横で花組さんのトップコンビの
ダンスがあり、途中でコンビが入れ替わるの。
スパニッシュの時は、黒の衣装に金色のスパンが付いてました。
情熱的な踊りにすっかり嵌ってしまったわ。
黒燕尾での群舞もあったし、とってもカッコ良かった♪

おまけ…、たかちゃんの楽屋入り待ち♪

チケットを購入後、時間があったので久しぶりに入り待ち再デビューしました(笑)
既に、たくさんのファンがその場に居て、「あ〜、まだ来られてないのね、間に合った…」
と思い、心待ちにしてたの。すると、ベージュのダウンコートのお揃いで数名の方達が
居たので、「誰のFCかしら?」と思ってたら、益々人数が増えて入り口間近に4〜5列
に並んじゃったの。すると…
黒い衣装に黒いハンチング帽?を被り、黒のサングラスで歩いて来られました。
そう、たかこさんだったの!細身の長身だった〜。
だって、172cmだもの〜。
ジェンヌさんの中には、足早に入ってしまう方もいらっしゃるのですが、たかこさんは
違ったわ。入り口に入られてからも、ファンに対して「いってきまーす」と挨拶
されてました。もっと間近でお会いしたかった〜。
FCについて考えてるんだけど、どの方に声を掛けるべきか判らなくなって
しまった。あまりにもFCの人が多くって、圧倒されちゃった。(どうしよ〜悩)