編集後記


  • 当初は年2回の発行予定が、最低でも2年に3回はとなり……、 で、結局1年振り。とうとう「年刊誌」になってしまいました。次号は、 薄くてもなんとか年内に出したいと思いますので、会員の皆さんの ご協力をお願いしたいと思います。
  • 日本AS友の会も発足12年めを迎え、医師の間ではASが大分 広まってきたように思え喜んでいるのですが、一般社会ではまだまだ…。 先日、付き添って来たAS患者の若い家族が「エイズに似てる病気 なのかと思っていた」と。さらには「膠原病の一種」を、「狂言病の 一種」(初期はそう誤解されることもあるので当たっていないことも ない)とか「狂犬病の一種」と言ったのには唖然。
  • AS患者は固まって動かないので折れ易いよ、骨自体も脆いよと 「らくちん」上でも 総会でも再三注意をうながしていますが、また 2人、脊椎骨折が出ました。もう一度言います、皆さん、転倒事故、 衝突事故には十分気をつけて下さい!
  • 読売新聞の記事の後日談
     翌日、担当記者が、「3週間後に掲載予定だったので、その前に しっかり校正してからと思っていたが、手違いで印刷に回ってしまった、 申し訳ない」と謝りにきました。そして「そのお詫びにと言っては なんだが、別の機会に日本AS友の会について取り上げたい」と言って 帰って行きました。そして、あんな小さな記事でも、数日のうちに 4本の問い合わせ電話が舞い込みましたが、そのうち1本は、隣の 「がん体験談の本」と混同した癌の患者さんから。メディアの力は 大きいけれど、その分、不正確な表現や内容により医療や病気に 関する誤解が巷に溢れていますので、皆さん、柔軟かつ冷静な目で 対処しましょう。
  • もう少しで痛みもやわらぐ暖かい季節になります。楽しみです。 一日一度の食事さえままならない独裁政治下の国にもAS患者は たくさんいるはず。鎮痛剤などあるはずもなく、患者さんたちは どうしているのでしょうか。その点、日本のAS患者はまだまだ 幸せです。

(Q)


  • 100ページを超える分厚い「らくちん15号」になりました。 内容も濃いですから、きっと読み応えがあると思います。ただ、 肩や肘が痛い方には、少し重いかもしれませんね。
  • 2回に分けたらどうだろう、という意見もありましたが、 時期がずれると新鮮味が薄れるということも考えられ、一気に 掲載することになりました。休刊している「友の会だより」の 分まで、じっくり読んで下さい。
  • 漸く春がきました。さあ、元気を出しましょう!

(T)


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