編集後記


 介護保険、老人医療、薬害、保険会社倒産……と、我々のような 慢性疾患の患者にとっては、高齢でなくとも切実な問題です。今後は 会報や総会でも取り上げて行かねばならないかもしれません。

 今年に入って、寄る年波のせいか、はたまたハードスケジュール のせいか、体のあちこちに確実にガタがきていると感じます。 病人・障害者にしては激しく動き回るので、12年前に入れた人工関節 もそろそろ悲鳴をあげ始めています。悪友に「生き急ぎの障害者」と 言われました。

 ところで、Kさん紹介の「ストッキングエイド」、私も使い始め ました。これは最高!。スッと気持ちよく履けます。これまで、 泊まりがけの旅行は、靴下履きがネックとなっていつも専属介護人 付きだったのですが、遂についに、これを携えて発病後初めての 単独外泊を敢行!旧友と夜半までワイワイと痛飲、楽しかったこと。

(独り立ちしたQ)


 東京での独り暮らしに夢打ち砕かれて、郷里の山口へ帰った役員 のK氏。身障者訓練校コンピューター科に入校して、社会復帰の 再スタートを切りました。「これからのボクを見ていて下さい」と 意欲満々、私たちもエールを送りましょう。西日本は猛暑、東日本 は冷夏。おかしなおかしな夏でした。

(T)



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