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8月15日からの戦争

ISBN:
978-4-901203-06-1

発行:2000年8月

ページ数:232p

価格:¥1523+税

8月15日からの戦争
20歳の航空士官はなぜ死を選んだのか

今冨 昭

兄は5日後に自爆した。弟は40年間兄を追い求めた。

「今私の中には、1945年8月15日を境に、軍国少年
であった私と、戦後の日本にとっぷりつかった私の、二つ
の私が存在している。時間は切れ目もつなぎ目もなく私の
上を流れているはずなのに、この二つの私は異質で、いま
だにどうしてもとけ合うことがない。おおげさにいえば、
一身で二世を生きたと感じるのである。」

今冨 昭(いまとみ・あきら)

1929年1月、旧満州国奉天生まれ。
早稲田大学中退。現在は「日中友好交流の会」の幹事を
つとめる。「日中友好交流の会」は中国からの留学生を
毎年一人ずつ受け入れている。

目次

第1章 突然もたらされた訃報(不意をつかれる思い;眠る地はいずこに)

第2章 エリート軍人への歩み(予科士官学校へ)

第3章 8月15日からの戦争(つかの間の自由;8月9日・ソ連軍の進攻)

第4章 兄を捜しに中国へ(訪中までの苦闘;広大な草原に兄は見えず)