2003年12月6日(土)
 


△▼12/6のゼミ▼△


本日のテーマ
・自由課題 ストーリー      2
出席者: 女 4(見学者含む)   男 10

 今日は、見学に女性が2人も来ていて、嬉しかった。やはり女性が居ると『花』があっていいな〜と実感しました。 授業も可成盛り上がって、いいディスカッションでした。
 私(かがり)も、『ヨシッ!張り切って行こう!』と思います。
           (今回も、事務長かがりさんの報告です)

(両師と事務長を入れると、なんと総勢17人。アシモフ始まって以来の大盛況。偶然、広い教室がとれていてよかった。 見学のCさんは、その場で入会したし、とても活気があった。〜アシモフ)

○自由課題 (ストーリー)

1.内野作品「三崎恋花」

 主人公の和歌子は、元恋人を追って高知から神奈川県の三崎へボストンバックひとつでやって来る。 そこで、突きつけられる真実と出会う人々達を通して自分の生き方を考える。 彼女は、何を思い、何を感じ、考え、これからの未来に向かって進むのだろうか?
 この話で一番重要なのは(どんな話でもそうだけど)主人公をどう描くかです。 それによって話の展開も周囲の状況やキャラクターも決まっていくのではないのでしょうか。 和歌子とボニーを軸にして書き進めると面白いのではと思います。皆、ボニーは気に入っていたみたいです。
 Uさんの得意とする三角関係の男女の話で、なかなか読み応えの有る作品でした。 第二稿では主人公はどうなるのかが楽しみです。 『アシモフ』で三角関係をかくのはUさんだけなのでシナリオの方も期待しています。

 (三崎という港町ならではの物語がほしい。ケープタウンからきた女は面白い。元恋人が登場しなくていいのか。 説明に走っていて、ドラマが生まれてこないのが惜しい。 もっと「海」に寄り添って大きな話をつくるようにしたいという忠太郎師の意見を噛み締めてほしい。〜アシモフ)

2.杉山作品 「探し物って何です か?」

 主人公は、幼稚な夫とそれを溺愛する母親に悩まされ、ひきこもり歴一ヶ月の主婦蘭子。 近所の人の勧めで心理療法のクリニックへ行く。そこの先生に言われるままボクシングジムに通うようになる蘭子。 そして・・・ある日とうとう夫とその母に大っっ爆発!その後の夫婦関係はどうなるのか・・・
 皆の意見は概ね好評で『面白い』との事であったが、一体主人公は、何を見つけて、どう変わった?のかが分からないと言う意見も多かった。
 この話はライトコメディーにするのが良いと言うのが両先生の意見だが、ライトコメディーは書くのが一番難しいとの事。 これだけ読ませてくれたのだから、S君には是非挑戦していただきたいと思います。期待しています。

 (テンポはいいが、作者が面白がっているぶんだけひてしまうところがある。 ボクシングという発想を小手先のものにしないようにしたい。 また、「自閉症」の理解がまったく違う。こういうものは正確に理解するようにしよう。〜アシモフ)


 今回の2作を読んで、つくづく思いました。『いや〜プロット書くのって大変』と。 書き込み過ぎれば、質問攻撃に遭うし、サラリと書けば、何だか分からないし。
 いやいや、難しいですね〜・・・っと言う事で、皆さん頑張りましょう。



 アフターゼミは、いつもの喫茶店だが、アシモフは所用で早引けしたので、あとの盛り上がりはどうなったのか。
 小俣シナリオの評判がいいので、前回欠席した人に配布。残ったのは、希望者に送ることにした。 手書きなので、コピーがやっかいだが、これは作者が会社でコピーしたというので助かった。公私混同は本来はいけないのだが。
 次回は、忠太郎師が仕事なので、忘年会は残念ながら、延期となった。新年会に期待しよう。






 
次回は、2003年12月20日(土)

東京芸術劇場5F/NO4会議室
時間は、13:30〜17:00

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今までにみんなの書いたシナリオのリストを整理してありますので、
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