2001年08月18日(土)

本日のテーマ
・自由課題 2        
・課題<同窓会> 1
出席者:男2、女4、オブザーバー1

残暑もちょっとおさまって秋近し、という感じですね。
でも定刻に来たのは男性二人とオブザーバーの大杉くんの3人だったので、アシモフの勢力分布に変化が起こったかと思ったけど、最終的には女性が4人男性2人と、いつものように無事におさまった。
平和が何よりです。


○自由課題 
1.こはま作品「タクシー・トリップ」



 親子とは知らずに運命的な出会いをした女性ドライバーと青年。情感があると、まずは好評。ちょっとポルノ的でちょっと夢想的でいい。だが、思いに反して主人公がはっきりしない。女ドライバーに焦点を絞ってかきこむといい。みんな善人なのが気にかかる。そこで、南部講師がバートランド・ラッセルの名言を紹介。「残念ながら我々は、善人よりは悪人からの方が多く学ぶのである」何枚とこだわらずにシナリオにして見ることになった。



2.楢崎作品「18年後の私(?)」


 これは、前に書いたものの改訂版。18歳も年が違う姉妹の話。その姉夫婦が離婚した、ということから始まるドラマだが、姉の夫の誠二が芒洋として面白い。母親が、なぜか誠二に優しいのが面白い。いっそのこと、姉(つまり長女)とも18歳違う母親にして、なぜか18ずつ年の違う女3人の話にしてはどうか。そのかわり、父親はもっと年齢を挙げて70近い年にして、それでもなおヒマラヤに登ったりするというのがいい。これも、シナリオにかかることになった。



○課題「同窓会」
鈴木作品「知らないほうがいいかもしれない」



 きょうから参加した新人だが、早速「同窓会」をテーマにしたショートシナリオをもっての登場。やる気満々なのが嬉しい。父と子のささやかな体験で、自慢の息子が高校時代はいじめられっ子だったというのだが、焦点の絞り方に議論が集中。だが、題名の意味が不明。だれが何を「知らない方がいいのか」。経験をそのまま書いたのではドラマにならない。どうすればいいのか、これからゆっくり考えて行こう。



終わって、いつものように「ロジェ」にて、懇談。元気な主婦が二人とも欠席だったし、子連れの主婦もいなかったので、穏やかでありました(笑)。なお、新しい課題は「レモンティ」です。

 


<NEWS!!>
9月第3週からは、基礎コースを新設する予定で、それを12〜14時にするので、今のコースは上級ということで、1時間開始を遅らせることにします。


次回のゼミは  9月1日(土)  です
※この日は、今までと同じく13時からスタート

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