○自由課題
1.こはま作品「タクシー・トリップ」
親子とは知らずに運命的な出会いをした女性ドライバーと青年。情感があると、まずは好評。ちょっとポルノ的でちょっと夢想的でいい。だが、思いに反して主人公がはっきりしない。女ドライバーに焦点を絞ってかきこむといい。みんな善人なのが気にかかる。そこで、南部講師がバートランド・ラッセルの名言を紹介。「残念ながら我々は、善人よりは悪人からの方が多く学ぶのである」何枚とこだわらずにシナリオにして見ることになった。
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2.楢崎作品「18年後の私(?)」
これは、前に書いたものの改訂版。18歳も年が違う姉妹の話。その姉夫婦が離婚した、ということから始まるドラマだが、姉の夫の誠二が芒洋として面白い。母親が、なぜか誠二に優しいのが面白い。いっそのこと、姉(つまり長女)とも18歳違う母親にして、なぜか18ずつ年の違う女3人の話にしてはどうか。そのかわり、父親はもっと年齢を挙げて70近い年にして、それでもなおヒマラヤに登ったりするというのがいい。これも、シナリオにかかることになった。
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○課題「同窓会」
鈴木作品「知らないほうがいいかもしれない」
きょうから参加した新人だが、早速「同窓会」をテーマにしたショートシナリオをもっての登場。やる気満々なのが嬉しい。父と子のささやかな体験で、自慢の息子が高校時代はいじめられっ子だったというのだが、焦点の絞り方に議論が集中。だが、題名の意味が不明。だれが何を「知らない方がいいのか」。経験をそのまま書いたのではドラマにならない。どうすればいいのか、これからゆっくり考えて行こう。
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終わって、いつものように「ロジェ」にて、懇談。元気な主婦が二人とも欠席だったし、子連れの主婦もいなかったので、穏やかでありました(笑)。なお、新しい課題は「レモンティ」です。
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