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東京リサーチ日記59
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 2007年11月17日
 今日は「Pてれほん」について述べる。「Pてれほん」とは、現在のピンク電話のことである。昔はよくピンク電話といわれていたものであるが、現在ではピンク色の電話以外に黒や白もあり、ピンク電話と呼ばれるのにはいえないものがある。そのため、1990年代初頭に「Pてれほん」と呼ばれるようになった。現在、販売されている「Pてれほん」は白色であり、青い光を放つものである。価格は10万円以上くらいである。その「Pてれほん」であるが、一般の電話回線では機種によりつなぐことが出来ない。一番いいのはピンク電話機能付電話回線が必要であるが、675P−VBやPT−1などの緊急通報ボタンのあるタイプは一般の電話回線でも可能らしい。「Pてれほん」PT−1は全部とは断言できないが、NTT以外の回線でもつなぐことが出来るらしい。ただし、初回の硬貨一枚のみの収納であり、追加収納はない。675P−VBのピンク電話では、一般の電話回線ではそのまま出来ない。しかし、0077や0088などを頭につけてダイヤルすると通話が可能で、0120通話、117、177などは不可。ただし、PT−1と同様に、初回の硬貨一枚のみの収納であり、追加収納はない。緊急通報ボタンがない電子式タイプのものは、一般の電話回線では出来ない。しかし、ISDN回線でピンク電話対応のTAにつなぐと可能である。ヤフーのオークションでよく中古のものが出されているが、入札の前に回線について考えながら入札をすると良いであろう・・・(飯島隆)

 2007年11月18日
 「笑っていいとも!」の司会者であるタモリこと森田一義さんが、ドラマに出る?これは木村拓也主演の映画「HIRO」のことであり、フジテレビの関係上、森田一義氏も大物代議士役で出演する。7月ごろだったか、香取慎吾さんの映画「西遊記」に続くものであり、フジテレビが力を入れている映画である。しかし、前回の興行成績が低く、今回もこの二の舞をならずして興行成績を上げることが出来るか、見ものである・・・フジテレビ映画事業は躍起になって宣伝している・・・(飯島隆)

 2007年11月19日 
 2007年9月12日のことだろうか、安倍晋三首相が辞任を表明した。臨時国会が始まってから3日目のことであった。何故、安倍首相は辞任に至ったのか?辞任理由は健康問題とされているが、それだけではないようだ。その本当の理由は闇にあるのかもしれない・・・(飯島隆)
 
 2007年11月20日
 2007年9月12日に安倍首相は辞任を表明して自由民主党関係者は大きな驚きと動揺が起きたそうだ。安倍首相の辞任表明は電撃なものであり、11ヵ月間の安倍政権はここで終焉を迎えた。短い政権であったが、その間に憲法改正関連の法案が成立し、教育基本法改正案も成立した実績があったが、説明責任がなかったせいか国民からは結果的には受け入れなかったのである。次の自由民主党総裁は誰になるのか、首相は誰がなるのか見ものである・・・(飯島隆)
 
 2007年11月21日
 安倍首相が辞任表明をした9月12日、モンゴルに帰国している朝青龍は、モンゴルの温泉保養地であるホジルトに姿を現した。モンゴルに帰国している朝青龍は、顔色が良く元気そうであった。温泉保養地に訪れたのは日本時間9月12日午後3時ごろであり、安倍首相の辞任会見の後であった。いつ朝青龍が国技館に復帰するのはいつになるのであろうか・・・(飯島隆) 
 
 2007年11月22日
 安倍首相が辞任して次の首相は誰になるのであろうか?うわさによれば小泉純一郎元首相や小池元防衛相が上げられているが、現実的には可能かどうかは疑わしい。しかし、国民に対して説明能力や説得能力がある人に首相になるべきである。無責任な首相では困るのである・・・(飯島隆) 
   
 2007年11月23日
 安倍首相の辞任劇についての余談であるが、9月12日に安倍晋三首相が辞任表明を行った後、国民新党の亀井幹事長は「安倍君、かわいそうに・・・これは小泉が悪い!」と言っていた。亀井幹事長は小泉元首相に対しては敵意満々であることが分かる。いわゆる水と油の関係である。しかし、亀井幹事長は安倍首相に対しては好意的に見ているようだ。今の自由民主党は、昔の自由民主党と違い、リベラル色がなくなってきており、思想的には多彩ではなくなってきている。この環境では亀井幹事長が自由民主党を離れる理由はうなずけるのである。国民新党は、日本の格差是正のためにがんばってほしいものである・・・(飯島隆) 

 2007年11月24日
 今年のプロ野球の話になるが、セ・リーグでは阪神タイガースが10連勝したこともあり勢いがついている。このままで行くとセ・リーグ優勝する勢いだ。最近の阪神タイガースは強くなってきた。巨人と対照的になった。巨人がもう少し勢いがあればいいが・・・(飯島隆) 
 
 2007年11月25日
 2007年9月25日、安倍首相の突然の辞任会見を開き、与党の自由民主党は、安倍首相の後継総裁を決めることになった。総裁に立候補したのは、福田康夫元官房長官と麻生太郎幹事長だ。我々の予想では、福田康夫元官房長官が自民党総裁になるであろう。福田康夫元官房長官は小泉政権の時は官房長官として入閣していることもあり、小泉政権時の政策の継承になりやすい。郵政民営化法案にも賛成票を出したこともあった。そのこともあり、小泉純一郎元首相からも推薦するなど総裁のいすに座ることになるであろう。ちなみに、麻生太郎幹事長は、今年の参議院議員選挙大敗後、安倍首相を続投に導かせた為、各議員に批判を浴びせたこともあり今回の総裁選挙には、かなわないことにはなる可能性がある。麻生太郎幹事長は、友達だと言って郵政反対の大物議員を復党させるなどさせたため、小泉純一郎元首相の怒りに触れた為、困難であろう。沈黙を守って敵を作らないほうが賢明であろう・・・(飯島隆)

 2007年11月26日
 昨日の自由民主党総裁選挙の続きであるが、総裁に立候補している、福田康夫元官房長官、麻生太郎幹事長の両名の政策についてあまり変わりがない。違いといえば、北朝鮮の政策だけであろう。福田氏は、北朝鮮に対し対話重視で行うとしている。しかし、麻生氏は、北朝鮮に対して強硬的な態度を示しており、制裁も辞さない感じである。消費税に関しては、両者とも税率引き上げには福祉政策のために肯定的な態度を取っており、現在の国会の情勢では参議院は民主党が第一党のため、消費税税率を上げるようなことは難しい情勢にある。今後最低3年くらいは消費税税率アップは出来ないような感じである。新総裁は、ライバルの民主党に対抗のできる人物になるであろう。福田氏がもし新総裁になれば、ライバルの民主党にとってはやりにくい面が出るであろう・・・(飯島隆)

 2007年11月27日
 もし、今年中に衆議院を解散して総選挙になれば、自由民主党の議席は以前より減少をするのは確実であろう。どこまで減少をするのは難しいのではあるが、過半数をきるのかきらないかが焦点であろう。もし、過半数をきるようなことがあるならば、民主党に政権交代をするのは確実であり、自由民主党にとっては危機的なものであろう。ずばり予想をするのであるが、今年中に衆議院の解散はないであろう。衆議院任期満了までない可能性もある。これは与党の保身の為であろうが、民意の為にはいいのか議論の余地があるであろう。今後の国会はどうなるであろうか・・・(飯島隆)

 2007年11月28日
 自由民主党の総裁選挙について、麻生氏、福田氏とともに総裁のいすをめぐって争奪戦を繰り広げているが、その争奪戦が情報戦争に発展した。安倍首相が辞任について相談を受けたか受けなかったかとのようだが、こんなばかげたことをするよりも、年金問題や国際協力問題などが積算しているのにもかかわらずである。本当にのんきな党である・・・(飯島隆)  

 2007年11月29日
 年金問題についてであるが、社会保険庁による年金横領事件の真相が明るみになってきている。年金保険料を横領した為に未納扱いをされた方が出ている現実、これは刑事事件に発展するような気配である。それは当然だろう。刑法の横領罪が成立するからである。社会保険庁の信頼が地に落ちた感じである。信頼回復するには100年以上もかかるのかもしれないほどの大事である。あなたは、社会保険庁を信頼しますか・・・(飯島隆)   

 2007年11月30日
 今年の日本の政治はごたごたが多く、政治家にとっては大変な時期であろう。特に、与党では不祥事の多発で政権危機になっている現状である。参議院では野党の民主党が議席を多く獲得して第一党に躍り出る現状にあり、与党の自由民主党にとっては今後野党に転落しかねない状況に追い込まれている。今後の政治はどうなるか見ものかもしれない・・・(飯島隆)

 2007年12月1日
 2007年10月1日から地震がおこるのを予告するシステムが稼動する。それはP波が到達した時にすぐにテレビなどに情報を出すものである。このシステムは地震が起きることを予知して、国民に知らせるものである。このシステムにより防災意識を高め、自分の身を自分で守る意識を結果的に高める作用がある。しかし、このシステムは直下型地震には作用しにくい面もあるようだ。このシステムによって地震による犠牲を少なく抑えることが出来るか、期待される・・・(飯島隆)

 2007年12月2日
 2007年の夏は終わり、秋めいてきました。秋といえば秋刀魚の季節、今年の秋刀魚の価格はどうなるのかは分からないが、原油価格が上昇している中で秋刀魚の価格も上がることになろう。原油価格が上昇して大もうけしているのは国際石油メジャー企業であろう。原油市場は異常な状態であり、一握りの原油投資家によって値段が決められるらしい。本来の石油市場は需要と供給によって決まるものだが、なんだか理不尽のような気がする・・・(飯島隆)

 2007年12月3日
 北京オリンピックまで1年をきったようであるが、中国の北京市ではオリンピック開催の為の再開発や建設ラッシュが盛んになっている。北京市ではここ近年、市民のマナーが悪くなってきていると聞くが、日本でも高度経済成長期のときでも同じようなことが起きている。40年前の現象が中国でも起きているのである。これは市民の生活水準が上がってきている中でのものであり、人間の欲がマナーの悪さにつながっているのかもしれない。中国政府では現在、マナーの向上を呼びかけている・・・ (飯島隆) 

 2007年12月4日
 今日は自由民主党について述べる。自由民主党の新総裁は福田康夫氏に決まりだが、新総裁の下で自由民主党の勢力が強まるのであろうか?自由民主党の勢力を維持するにはマスコミを活用すれば可能であろう。すなわち、マスコミを味方につければ衆議院を解散しても過半数は維持できるわけだ。自由民主党の総裁選挙についてマスコミをどんどんと活用させて、注目を浴びさせて次の衆議院選挙に票を何とか獲得させる戦術であろう。もし、自由民主党が衆議院で過半数を占めても参議院には民主党が第一党なため、自由には出来ないであろう。もし、自由民主党の腹の中は消費税10%程度の実現であり、現在は参議院には民主党が議席を多く占めている為、言い出せない状況である。消費税を上げるためには、低所得者の所得税減税や法人税の適切な増税、無駄な歳出を削減することが必要だが、自由民主党にはそれがないように感じる。このような現状の自由民主党にあなたはどう思いますか・・・(飯島隆) 
    
 2007年12月5日
 現在の参議院には民主党が議席を多くを占めているため、自由民主党・公明党の連立政権が提唱している消費税アップは凍結することになった。しかし、低所得者の所得税・住民税は増税したままだ。この問題をどう見るかが焦点である。法人税は減税のままであり、不公平な税制体制である。今後、自由民主党が議席を両院とも過半数を超して獲得すれば、消費税は10%程度に上げるであろう。ただし、野党が過半数を占めると消費税の税率は現行どおりになる可能性は大きい。消費税を上げるには、直間比率を変える必要があるし、所得税・住民税をある程度減税する必要がある。また、税の無駄遣いをなくして歳出を減らすことも必要であろう。これを行わないと国民はいずれか爆発状態に陥り、選挙に大きな影響が出るであろう。自由民主党さんには耳の痛い話だが・・・(飯島隆) 
 
 2007年12月6日
   安倍晋三政権はわずか366日、ほぼ一年間で終わりを告げた。あっという間の政権のように感じるが、この政権の間に憲法改正に必要な国民投票法が成立した。これが旧安倍政権にとって念願のものといっても良い。しかし、憲法改正には至らずじまいであった。9月25日から福田康夫内閣がスタートを切った。その内閣は長期的なものであろうか・・・(飯島隆) 

 2007年12月7日
 福田康夫内閣が9月25日ごろに発足したが、旧安倍政権と比べて残留した大臣が13人と多く、そのまま引き継いだ感じであり新鮮味に欠ける。これは臨時内閣として発足したものであろうか・・・(飯島隆) 
 
 2007年12月8日
 永田町では臨時国会、通常国会へと続いていくが、そういえば首相の指名選挙について衆議院と参議院とで指名される候補が異なる事態が起きた。衆議院では福田康夫氏を首相指名に選出し、参議院では民主党の小沢一郎氏を選出した。しかし、選出した候補が異なる為、両院協議会にかけられたが決裂したが、憲法の規定により衆議院に議決が優先され、福田康夫氏が内閣総理大臣に選出された。福田康夫氏の大臣経歴は内閣官房長官だけであり、歴代総理大臣の中では珍しいらしい。大臣ポスト3回以上の人が内閣総理大臣になる場合が多いようだ。自由民主党には内閣総理大臣のなり手がいないのが現状なのかもしれない・・・それだけ大物政治家が少なくなったことを意味するものである・・・(飯島隆) 

 2007年12月9日
 104と言うダイヤルをご存知だろうか?104とは、番号案内であるが、ただ番号を案内するだけではなく、その案内した番号をそのままおつなぎすることも出来るようだ。今はそんなサービスになっているようだ。これはすごいことだ。しかし、通話料はサービス料もあり割高になる・・・(飯島隆)

 2007年12月10日
 プロ野球セ・リーグ優勝は巨人で間違いなしである。一時期は阪神が勢力を伸ばし巨人は優勝戦線から脱落の危険性はあったが、その後、阪神は失速状態になり、巨人はとうとう1位になり、セ・リーグ優勝に導いたのである。巨人のセ・リーグ優勝は5年ぶりであり、パ・リーグの優勝チームと戦うことになる。さて、日本シリーズが始まるが、日本一はどのチームになるか・・・(飯島隆)   

 2007年12月11日
 大相撲の話になるが、現在の財団法人 日本相撲協会は危機に陥っている。何故、危機に陥っているのかと言うと、今年の名古屋場所の期間中に一人の新人力士が相撲のしごきで死亡したのである。この事件は時津風部屋の名古屋宿舎(寺院)でおきたものであり、この事件には時津風親方(57)も関与している。その新人力士が死亡する前、時津風親方はビール瓶で頭を殴り、兄弟子は金属バットで殴ったと言う。これは犯罪行為であり、極左集団の内ゲバである。時津風部屋はいつの間にか犯罪集団・反社会的集団になってしまったのか?これでは、警察が真相究明のために本腰で捜査するのは当然であろう。時津風親方や部屋の兄弟子は傷害致死の容疑で逮捕状が出され、5年以上のおつとめになるであろう・・・時津風親方や部屋の兄弟子は厳しい稽古生活を積んできているから、刑務所生活もすぐになれるのかもしれない・・・ただし、一人の力士がリンチによって殺されたのだから、一生罪を背負うことになるし、民事上の巨額の賠償金を払わせることになろう。介抱もせずに見殺しにするとは還暦前の時津風親方のすることかね、57歳のいい年こいてビール瓶で人の頭を殴り見殺しにするとは、いまどきの小学生でもしに至ることが分かるはずだ。もう申し分のない程度の知らない馬鹿親方である・・・(飯島隆) 

 2007年12月12日
 2007年10月1日から日本郵政公社は民営化され、日本郵政株式会社、株式会社ゆうちょ銀行、株式会社かんぽ生命、郵便事業株式会社、郵便局株式会社、を構成するJP日本郵政グループとなった。郵便局の看板では、JPマークがつくようになった。JP日本郵政グループ各社は各社によってシンボルカラーが違っている。すなわち、JRグループのようにシンボルカラーが各社によって異なるのと同じである。郵便局は民営化されたが、職員の日の丸親方体質を抜き出すことが出来るのか注目される。2005年の衆議院議員選挙で与党が300議席近く獲得した理由のひとつは、郵便局の対応の悪さで感情的に与党に入れたこともあり、この関係の票が2割くらい占めると言われる。すなわち、日本郵政公社時代に郵政職員の体質をここで自己改革すれば、衆議院議員選挙であのような記録的な大勝には至らなかったであろう。民営化反対と叫ぶなら、国民に対して納得するように説得する行為があってもいいようなのだが、それがあまりなく反対だけで主張しているから、国民に支持されずに民営化が実現してしまったのである・・・郵政関係者の既得権体質が民営化へ突き進む結果へつながったのである・・・(飯島隆)

 2007年12月13日
 今日は番号案内である104について述べる。今の104はオペレーターに番号を案内して案内番号にそのままつなぐサービスが、2007年7月に始まった。このことは以前の記事で話したことであるが、このサービスは番号案内料のほかに接続料とか色々かかるのである。従来の方法だと104にかけ番号案内をすると番号案内料63円から157円くらいかかり、固定電話でかけなおすと3分間8・5円で済むが、新サービスの104だと番号案内料は63円から157円くらいは同じであるが、案内した番号にそのままつなぐと接続手数料31・5円(1通話)と通話料3分間10・5円かかる。通話料はどちらも平日昼間料金である。この事実をオペレーターが説明しなかったとして苦情が開始月の7月だけで100件近く来ている。何故オペレーターがその事実について説明をしないかについて、運営する電話会社は「オペレーターが1秒でも長く対応すると億単位のコストがかかるとして省略している」と聞く。一方、総務省の料金サービス課は「導入するに当たり、利用者に別途料金がかかることについて周知するよう指導した。必要があれば再度徹底したい」と述べている。消費者団体からも説明すべきだとしており、電話会社の誠意ある対応が望まれる。皆様、104を利用する際、十分に気をつけましょう・・・(飯島隆) 
   
 2007年12月14日
 10月14日は鉄道記念日であるが、日本の鉄道の総延長距離は1万キロメートル以上ある。また、鉄道軌間は新幹線や一部私鉄を除いて、1067ミリが殆どであるが、かつての日本領だったところも同じ鉄道軌間が存在する。その地域とは、高速鉄道開通で有名な台湾とロシア領サハリンである。今日は後者であるロシア領サハリンについて述べる。サハリンとは、北海道の北に位置する島であり、昔の日露戦争によって北緯50度を境に南部部分を日本領になった。昔はサハリンのことを樺太と呼んでいた。その南の日本領土部分で鉄道を開通させた。当初は600ミリの軌間の鉄道であったが、後に1067ミリに改軌させ本格的に営業を始めた。しかし、第2次世界大戦になり、1945年8月にソビエト軍の侵攻にあい、戦後になってソビエト(後のロシア)領になった。その後は1067ミリのままでソビエト・ロシア鉄道当局が建設を進め、90年後半になると、サハリン北部にも鉄道が延びていたようである。21世紀に入ってからは1067ミリ軌間からロシアの軌間規格である1500ミリ以上のものに変更する工事が進められている。1945年から60年近く経ってからやっと改軌工事が始まったのである。今後は、大陸とサハリンを結ぶ計画があるが、それだけでは人口が少ないサハリンである為、採算が取れない。その時に浮上したのが、日本との鉄道接続構想である。日本から新幹線を開通させて、東京からパリまで行かせる大プロジェクトである。これは、ロシア政府とロシア国鉄当局の構想であるが、日本では北方領土の問題もあり日本政府もJRもぜんぜん乗る気がない空気である。ロシアの狙いは、日本からの外貨獲得であろうと思われる・・・日本からの夢の国際列車が実現するのはいつのことなのか・・・(飯島隆)

 2007年12月15日
 10月6日の出来事であるが、ベトナム戦争の枯葉剤の影響で結合双生児として生まれた、グエン・ベトさんが肺炎で亡くなった。享年26、1981年2月にベトナム中部で生まれ、ホーチミン市の病院で過ごしていたが、1988年ごろに脳症にかかり、弟のドクさんも危険な状況も懸念されていた為に分離手術を行い成功した。しかし、ベトさんは脳症が続いていた為、長い闘病生活を続けていた。兄のベトさんを看取った弟のドクさんは、「覚悟をしていたが、悲しい」と述べた。ドクさんは現在、病院職員で去年結婚している・・・ベトさんのご冥福を祈ります・・・(飯島隆)

 2007年12月16日
 日本郵政公社が10月1日に分割民営化して郵便部門、金融部門、保険部門、窓口部門に分かれた。その中で郵便部門である郵便事業株式会社について述べる。分割民営化して2・3日くらい後に日本通運株式会社と業務提携して将来は経営統合すると発表した。経営統合するのはゆうパック部門であり、共同で会社立ち上げると言う。宅配ではヤマト運輸、佐川急便が比率が高く、日本通運と日本郵便では大きく水を開けられた状況である。この差を縮めるために統合したのであろう。日本通運といえば戦前は半官半民的な会社であったこともあり、馬が合うのではないかと思われる。これで宅配業界の再編が始まるのであろう・・・(飯島隆)