第2展示室
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          真昼の首都高速を疾走した馬




  こどもができました










Super Otome
   a runaway gal
 1996.01.25
    記念CAP

スーパーオトメの「お守り」は売り切れでした
でも 帽子は まだ 大井競馬場内のグッズ店にありました
「お守り」は、最近、販売を再開しました

これがスーパーオトメの
お守りです
  
2002.5.30 購入
 真昼の首都高速道路を走りまわった馬がいました。1996(平成8)年1月25日午後1時20頃、大井競馬場のきゅう舎を抜け出した一頭の馬は、裏門のゲートを首尾よく通り抜けました。一般道路を走り約1k行くと、高速道路の平和島料金所が眼に入ります。料金所のおじさんが止めようとしましたが、彼女は振り切って、一気に首都高速道路を走りだしました。

 そう、彼女の名は「スーパーオトメ」、三歳(新表記)の牝馬でした。いままで牧草地と競馬場のコースしか走った事のない彼女は、いまや自由な空気を胸いっぱいにすいながら、二車線の道路の真中を堂々と走ります。幸い首都高速道路はガラガラでした。料金所のおじさんが追いかけて来ましたが、馬には勝てません。高速道路を走ってきたドライバーはビックリし、警察に電話しました。パトカーが4台も出動し、大騒ぎは30分続くことになります。チョッと疲れたのでゆっくり歩きながら後ろを振り向いたらビックリ、後ろには車が数珠つなぎ。彼女はしかたなく、空港西出口を通って高速道路を後にして、一般道路を歩くことにしました。航空保安大学寮前に来た所、待っていたのがきゅう務員の坂口さんでした。悪いことしちゃったかな、と思った彼女はここであきらめて、捕まることにしました。坂口さんと空港職員の皆さんはほっとした様子でした。

 それから9日後の2月3日節分の日、大井競馬場には彼女の姿を一目見ようと、たくさんのファンが来場しました。「首都高速でデビューした馬」として、なんとスーパーオトメは一番人気で単勝支持率は36.2%。でも、11頭立ての5着でした。着差は11馬身もありましたが、それでもファンは応援を続けます。5ヶ月後の7月6日、4百数十kgの彼女はやっと初勝利、期待にこたえました。

 通算21戦1勝で引退し、繁殖生活に入った彼女は2001年4月4日、お母さんになりました。子どもには高速道路では走らないよう、躾ていると思います。近いうちに、競馬場のコースを疾走するスーパーオトメの子を見ることができそうですネ。


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