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このプロジェクトは架空のプロジェクトです。 過去の多くの建築は光を、空間を表現する素材として、その一部の機能だけを利用してきました。 ここで私は光自身を空間の中で象徴的なオブジェクトとしてとらえられないかと考えました。 もちろんその光は人工的な光ではなく太陽光です。 一日一年を通して一時も止まることなくその表現は刻々と変化します。 それを十字架として表現する事に意味があると思います。 その十字架は冬至の頃正午をはさんで数分間現れます。 完璧な十字架は一瞬しか現れません。その一瞬は見る人の主観によってさまざまです。 その緊張感はまさしく一期一会の十字架です。 建築はあくまでそれを演出する舞台装置です。 したがって、その独特の形も自然の条件にそって切り取ったものです。 とはいうものの結果としてそこに生まれる空間が 静寂からやがては霊気を呼び覚ます空間へと昇華することを秘かに期待しています。 |
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