第3章 大宇宙のこと


 この「大宇宙」は、人間達の思っておる様なちっぽけなものではない、と云うことである。それと同じ「大

宇宙」がもう一つあるということであり、これらは全く同じもので、とてつもなく大きな球体が二つ並んでい

るのである。

 現在「人間界」に於いて宇宙天文学がかなり進んではおるが、今解明されておることはほんの極近くのこと

だけで、わし等から見たら宇宙全体を解明することなど「到底無理」なことである。天文学者たちが、この

「本」を見たら「そんな馬鹿な事があるものか」と言ってわし等をさげすむであろう。しかし、真相は真相

であるぞ!!

 まぁ、最後までこの「本」を読んでみたら「なるほど」と思うだろう。


大宇宙の創造

 わし「創神ノ大神(タヌマ神)」は、ホワン神とソルト神を発生した直後、大宇宙を創造し、しかもこの

大宇宙は途方も無い大きさのものである。

ところで、この大宇宙は球体であって、直径が

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2880万9127km」となっておる。

                フ
 それは「銀河系宇宙の120赴倍以上」の容積である。

 ここには、無数の「○○系宇宙」というブロックを作り、それぞれに惑星を数個ずつ並べ、その中心に太陽

を設置した。これらは、全て「引力」によって均衡を保たせ、型よく整えた。又、大宇宙の中心(ダイアナ星

雲)の「ナツマムンフ系宇宙」に11個の惑星を設置し、その中の1つの惑星を「タイソウ星」と名付けた。

 ホワン神には、このタイソウ星に「生物が生息出来る様な環境づくり」を命じ、ソルト神には生物を発生

させ、それに「タマシイとして投入する31神の子神」を発生する様命じた。わしはその間に、もう一つの

「大宇宙」に行き、わしの弟の仕事ぶりを視察し、その出来栄えを見てからこちらに帰ってきた。

 その後わしはタイソウ星に行き、ソルト神が人類を発生させておる「生命体」の姿を見て回ったのである。

何様「人類」を見るのは、わしも初めてだからなぁ。その人類というのは見てびっくりしたが、何様、髪の毛

はぼうぼうで、全身丸裸であり、しかも身長が8メートル位あり又、はるか向こうには、得体の知れない様な

大きな「動物」が、ゆったりと木の葉を喰っておるのを見た。そのうち又、形の変わった大きな亀の様な動物

が来て、木の葉を喰っておった動物と猛烈な戦いをし始めた。大きい方の動物が首を喰いちぎられ、バッタリ

と倒れてしまい、亀の様な動物がそれを喰い始めた。わしは、その後もその様な争いを、毎日人類の中に入っ

て見ておったのである。ところが、人類同志もお互いに「殺し合い」を始め、勝った方がその肉を喰っておっ

たのである。この様にして、人類も肉食であった。



二つの大宇宙

 「タイソウ星」を創生させた直後、わしは、わしの「第4分体」を発生し、その「タヌマ神」は現在、我々

が棲んでいる大宇宙と同じものをすぐ隣に創造し「ホワン神の妹神とソルト神の弟神」に対し「姉神や兄神」

にわしが命じた事と同じ様な命令をした。もう一つの大宇宙と云うのは昔、洋画で全く同じ人間がある惑星に

いて、自分が鏡に映っている様に、仕草や言葉を使って、お互いに会話をしている様な映画を見た者もいると

思う。


この作者は「インスピレーション」によって書いたものだろうが、実際にもう一つの「大宇宙」では、全く同

じことが実現しているのである。



     


「創造ノ大神(ホワン神)」は、わしに命ぜられたまま「タイソウ星」に生物が生息出来る全ての環境づくり

の一つとして、チベット高原の様な、何千メートルの高さの台地に川や湖、下方には海を創造した。



      


 「生命体の生息出来る惑星」は、全て上記の様な状態からスタートしているのである。地球の場合も当初は

同じ条件であったが、その後豪雨や大地震などにより、洪水や台地のやわらかい部分や弱い部分が崩れ落ち、

海の部分へと土砂が流れてゆき、そのうち下方に陸地が出来てきたのである。(平野や盆地が出来た)その結

果、台地の形が段々と変わり、現在の山の姿になってきたのである。それに極端な気温の変化により、高地の

気温が下がってきた為「人類や動植物・鳥類・爬虫類・昆虫類」達の大半は、海に近い平野の方へと下りて、

生存する事になったのである。その結果、海の面積は少なくなってきたのである。その後、生物は徐々に小さ

く変化をし始め又、気温も高地の方は段々と下がりそれに耐えられないものは死に絶えていったのである。

又、生物達も中にはその環境に耐えていける様なものも出てきたのである。

 ところで、人間界ではそれらの「変化」してきたことを「進化」したと言っておるが、実際はそうではない

のである。なぜそうではないのかと云うと、わしらが初めからのシナリオの中で「次の世代」で変化させる様

にしていたのであり、例えば「大きな動物」等は、段々と小さく生まれ変わらせていったのである。

又、地層に於いても計算の仕方に誤差が大きくある。

 今後、わしの書いた歴史をよく理解すれば間違いであった事がよく分かる。なにせ、わしらがこの地球も

「創造」したのだからな!! 今後の歴史が変わってくることは間違いないぞ!!



タイソウ星のこと

                                 イン    シュ    ケツ    ミツ

 この「惑星」は、先述した様に、地球の中心から 「9348因0147珠8862結5915蜜

     ケン    ギョウ    モク    ゲン    カク     トウ     ロン    チョク    ダイ
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1962之5076泰4398曳5128允3917則7138冗1917妙7193赴6036旬

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     コク     ケイ
3862穀6124京9239兆1146億6375万2931km」離れた「大宇宙」の中心に近いところ

にあり、ダイアナ星雲の中の「ナツマムンフ系宇宙(11個の惑星)」の一つに「タイソウ星」と云うのを造

り、そこに「ホワン神」が「生物が生息出来る環境づくり」をし「ソルト神」は生物を発生させたのである。

 一番最初に生物が発生したのがこの「タイソウ星」であり、この星の大きさは丁度「地球」の大きさの

1.5倍の球体である。「ホワン神」が創造した「この惑星」の台地に「ソルト神」が樹木や草類・鳥類・

爬虫類・動物・昆虫類・無論、人類も発生し、それぞれの合体により子孫を増やしていったのである。

当初は、全て巨大な生き物であり、人類も体長8メートルを超えていた。最初に発生した人類の数は「1億

1942万9838人」であった。

 「タイソウ星」では、人類の中で、空を飛ぶ鳥人や獣の様に毛むくじゃらの獣人・イカの様な多足人間や、

現在の歴史のある原始人の様に2本足で歩くのもいたのである。又、海には魚人といって、上半身人間の体で

下半身が魚の体をしていた人魚の様な者もいて、長い年月のうちに、段々と現代人の様に変化してきたのであ

る。又、鳥類や爬虫類・動物・昆虫類・魚類・貝類に於いても、大きいものは体長50メートルくらいから、

小さいものでも1メートルくらいはあった。これらも、長い年月のうちに段々と「小型に変化してきた」ので

ある。鯨などは、今も昔の「名残」を残しているのである。尚、植物に於いても同様である。そのうち「タイ

ソウ星」の寿命が無くなる時期がきた。タイソウ星が創造されて「1369兆4629億2923万4627

年」で酸素が薄くなり、現在の「地球」の様にオゾン層の破壊・大気圏の汚染及び公害から温暖化が始まり、

気温が69度にもなって「生物」は死に絶えていったのである。この原因は、科学(化学)の発達が「過度」

となった為である。その後「わし」によって、この「タイソウ星」は「真白状態」とさせている。人類滅亡の

原因は「超科学・超化学・超医学・超薬学・遺伝子工学」等が大きな原因であった。その時の「タイソウ星」

末期の人口は「637億2915万人」位いて、これらの人口のうち「有力な人間・大金持ち・優秀な学者・

軍部の主だった者等とその家族・親族」等は、隣の惑星「カノウマン星」に移住した。このカノウマン星と云

うのは「タイソウ星」よりも遅く「生物」が生息したのだが「火星」の様に先に荒廃していた惑星であった。

彼らは、そこに目を付け、「人類・その他が棲める環境づくり」をし、タイソウ星の危機から逃れ出たのであ

る。その大きな原因は「地球」同様、遺伝子工学が進み「クローンの動植物・クローン人間」等が数多く造ら

れる様になったからである。又「有力者や軍部・大金持ち」は、「自分の影武者・クローン」を造り「身の保

全」とならしめたのである。そのうち「クローンの人間同士の戦い」も始まり、そのうち「人類」まで戦況が

及び、ついに核戦争となった。まだ書けば切りが無いほどあるが、ここではこの位のあらすじとしておく。



地球のこと

 現在までの「地球」のことについては「考古学者・地質学者・歴史学者・天文学者」等によって「43%」

位まで研究され、又「海洋探検」等も「29%」位までは調査されておる。これらは「人間達」の努力の成果

である。しかし、ずっと遡って「地球発生」の事となると、調査の方法は全く無く、全て「推測」に過ぎなく

なってくる。わし等は、自分達で「大宇宙や地球も造った」のだから当然、全て分かっておる。
                       ドウ     コク     ケイ    チョウ
「地球」が発生したのは、今から「1618堂 3174穀 6661京9210兆 6813億 2806万
                        コク     ケイ    チョウ
1996年」前のことである。地球発生後「2穀7918京6728兆0386億1377万4992年」後

に「生物が生息」する様になった。その頃の「生物」は「タイソウ星での生物」とほぼ変わらないものであっ

た。それまでの地球は、到底生物など生息出来る様な状態ではなく「大地と海」だけで、しかもその至るとこ

ろが「雪と氷」で覆われているといったもので「零下75℃」以下の寒さであり、しかも「暴風雪」が常に、

吹き荒れていた。又「数ヶ月」経つと、今度は「灼熱の太陽」が照りつけ「北極や南極の氷」まで溶けてしま

うほど、海水温も「89℃」まで上がるといった具合であった。これらの繰り返しが「上記」した生物の生息

する「約5000年前」まで続いた。その頃すでに「火星」に於いては、原始時代を迎えており「人類・動植

物」等も生息していたのである。又、発生当時には「太陽系の周辺」で星の爆発が多くあり、その「破片」が

宇宙に浮遊し、地球にもたくさんの「隕石」が落下してきた。その後、当時から見れば余り温度差のない時代

へと変わってきたのである。そして「学者」の云う「原始時代」へと移り変わってきたのであるが、その推移

は「学者論」とは、ちと違う。まず「進化」ではなく「変化」である。それと「類人猿」が「人間に進化」し

たのではなく、類人猿はあくまでも「猿」である。但し「雪男」は現在でもいるが、これは昔の獣人である。

又、いまだに「人魚」が生息しているところもある。地球には「マグマ」があり、火山が噴火する原因となっ

ておる。又「地震」にしても、元には「マグマ」が大きく影響しているし、今後は各地で大きな地震が発生す

ることになる。それと「台風」であるが、これも今までより大きな台風が数多く各地で発生することになり、

「ハリケーンや竜巻」等も多く発生し、被害はますます大きくなってゆく。それと今後「海水の温度」も「3

0℃」以上に上がり、「赤潮の発生」も多くなり「珊瑚」等は段々死滅してゆくことになる。又「宇宙塵」に

よる地球の被害も多く出てくる事になり「大気圏の汚染」により、天候もますます不順になり「日本」等は、素晴

らしかった「四季」の区別がなくなってゆく。又「地球の温暖化」により、北極・南極の氷山や氷河が溶け、水

位がべらぼうに上がり「沈んでゆく陸地」も多く出てくる。わし等は「地球のバランス」を始めのうちは取れる

様な状態にしてやっていたのに「南アメリカや各地」で極端な伐採が行われ「植物や動物や鳥類・昆虫類」等

の生息に悪い影響を与え、バランスを崩してしまっておる。これらの悪条件は、どんなに科学が発達しておっ

ても「人間の力」ではどうすることも出来ない。このまま放って置くと、「地球」はいつ大変なことになるか

分からない。これらの事については、地球人全員が「将来に対する不安」を持っておるはずである。それと、

人間達の勝手な考えから使い捨ての「癖」をつくってしまい、大衆が有毒ガスの出るものを捨てたり燃やした

りした為に「地球の温暖化や大気汚染」等の原因を引き起こしてきたのである。一般の人間は、昔から比べる

と、全般に心身ともに虚弱になってきておるが、これらも今までの心身教育や食生活が原因となっておる。

又、物(家具・電気製品・寝具・車・住宅・その他の機械類)等、バブル時代の贅沢心がいまだに残っていて

家庭やレストラン・食堂などで食べきれないほど、注文をして食べ残したりしておるが、この様なことは物に

対する観念が薄い証拠であり、「食べ物が不自由しておる国の者」からすればとんでもないことである。

 その他にも、云えば切りが無いほど贅沢三昧をしておる。実際に、政府自身も食糧を外国からの輸入に頼っ

ており、農家に於いては減反政策をとったりしておるが、もし食料の輸出国で「有事や自然災害による飢饉」

が起きた時、日本の食糧事情はどうなるのか? 要するに「物あまり時代」の日本人は全てに於いて、堕落し

てきているのであるぞ!!

 わし等は「日本や地球」をこのままにすることは出来んので「ながい克酬」を登場させることにした。

その為には「克酬」を媒体として、わし等が「奇蹟」をもって解決をしてやるしかないのである。

 この事については、第6章の「なぜ克酬に使命を与えたか」のところで詳しく述べることにする。





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