第16章 人々は今後どのようなことを考え
                 実行してゆくべきか



 日本を「復活」させてゆくには、国民全体で今後のことを真剣に考え、又、実行してゆかねばならない。

それには「誰かが良くしてくれるだろう」なんて甘い考えでおったなら、いつまで経っても日本の国は良くな

るどころか、ますます衰退してしまう。それを分けて考えると自分で出来ないから「代表者」にしてもらうこ

とと「自分個人」でして行かねばならんことと「みんなで協力」していかねばならんことがある。

 これらを得るだけでなく、実行することから始まる。一口に実行すると云っても、その前に「何をどの様に

してゆくか・それをいつからいつまでにしてしまうか・それを継続できるか・もし間違った方向にそれた場合

即、修正できるか・それをする為の予算はいくら位いるのか・個人で出来るのか・グループでするのか・大き

な組織でしてもらうのか」等を、綿密に計画してから行うのである。又、ボランテイアで行う内容のものもあ

る。どっちにしても「日本の復興の為」にするというテーマを目標にして実行すれば、必ず成功間違いなし。


今後、即急に実行してゆかねばならんことの一部を挙げてみる。


政治のこと

 政治と云っても「市町村の政治・都道府県の政治・国の政治」とに分けられる。

まず「市町村の政治」について話す。

・それぞれの議員は「私利私欲」を捨てること。それが出来ない者は政治家になるな!!

・市町村のために「全力」を尽くせ!!

・「市町村民の意見」をもっと最下部の者に至るまで出させ、それぞれの意見を充分に云わせ、それから徐々

 に上部へとまとめていけ。

・「議員」になる者は、絶対に有力者(議員に押すことにより自分に 利益を得ると思っておる者のこと)を

 後ろ盾にするな。

・「公約」は自分の考えで出すな。

・もし自分が次に出馬する時の「金を貯めよう」と思って「議員」に立候補するのであれば出る資格はない。

・出馬する時には、前もって、市町村中、くまなくそれぞれの者(主だった者ではない)で、政治に関心のあ

 る者の意見を聞いて回れ。

・政治に関心の無い者でも「こうして欲しい」とか「ああなって欲しい」とか、何らかの意見を持っておるは

 ずじゃ。

・政治家になろうとする者は、自分の財産を使い、又「支持者」からの援助等によって会合に出てゆく費用等

 は捻出しても、選挙の為に「金」をばらまくな。

・小さな市町村であれば、合併をしてゆけ。

・小さな県であれば、三つの市で充分であり、後は「区・町」にすればよい。

・人口が、100万以上の都道府県であれば「8区〜100区」までに整理せよ。

・住民の意見というのは「インターネットや投票(意見箱というのを設置して、それぞれに感じたことと思っ

 ていることを書かせる)」ので発表させよ。

・その意見を収集したなら、それぞれの「区長」が市に集まり、それらの意見を充分に検討して、やれること

 からやってゆく様にする。 

・それらをまとめてゆける人材が「議員の候補者」である。だから自分から出場するのではなく、市民や県民

 から押され、初めて「出馬する人材」ということである。だから金を使う必要もなく、本当の意味で「住民

 達」から押されて出てきた「議員」であるということである。


○国会議員について

 都道府県の「議員や長」をして、「人間的にも実行力に於いても、申し分ない」と言うことで「都道府県

民」から、投票により選出されるべきである。(過去に汚職をした者は一切推薦しないこと)又、議会につい

て選ばれた議員は、個人的な吊るし上げとか議会放棄などは一切許されず、もし会期中にそのようなことを起

こすような場合は、議会に要した費用は「それを起こした議員や党」が支払い国の費用は銭たりとも使うな。

(議会に要する費用は、一日開くと多額の費用がかかるのだから、無駄な費用を削減する為)

  出来上がった書類を読むのではなく、もっと細部にわたって「真剣に討議」をすること。テレビ中継を今

後も続け、議員一人一人をよく「監視」し、居眠りをしたり、無駄口を叩いたりしている者は、それを証拠と

して「日当を支払わん様にする」こと。

 始めから「議題の内容」は、あらかじめ各党は分かっているのだから、ありきたりの質疑応答ではなく、そ

れまでによく検討しておいて、もっと真剣に討論をすべきである。テレビ中継を見ている者が「その中に引き

込まれる」位の迫力がないといかん。


○各党について

 誰が見ても数合わせ的なことをせず、もっと自党の「主義主張」に合った者同志を「党員」とするべきであ

る。有名人であれば議員になれるというのもおかしいし「政治に関するしっかりとした考えの持ち主」であり

「実行力に富む者」で、又、各党の主義主張はあくまでも「国の為・国民の為」であり、絶対に党の利益や個

人の利益は考えてはならない。


○経済のこと

 今や日本の経済は、誰がどう言おうと全般的には悪いのであり、ただ一部の企業に於いては「大儲け」をし

ている者もいる。しかし、全般的に景気を回復してゆくには、まだまだ時間もかかるし、国の対策としては、

どの政党が政権を取ってやってみても同じことである。

 現在、大きな企業が倒産に追い込まれたり、合併せざるを得なかったり、その結果「社員達」はリストラに

遭ったり、希望しないところへ行かされたりしている。今までも「経営コンサルタント」が付いて指導してい

たはずなのに、何故、倒産に追い込まれていくのか? コンサルタントは一体何をアドバイスしてきたのか?

先見の目の無いコンサルタントだから、失敗する指導をしてきたのだろう。

 そうかと言って「社員の家庭が路頭に迷う様な状態」になっていても、面倒は見てくれないのだ。まるで

「会社のやり方が悪いのと世相が悪くなったからこうなったのだ」と云って、片付けてしまうのが「オチ」で

ある。会社は高い「コンサルタント料」を払ってお願いし、その通り実践してきたはずであるが・・・

 それと現在、儲かっている企業はメチャクチャ所得を上げ、マスコミにも登場している有様であるが、それ

を見て「我が社もあの仕事に切り替えよう」なんて甘い考えで、その道に入ったら大変な結果になるぞ。

何でもそうであるが、他人の「真似」をする者は絶対に先に体験している者を追い越すことは出来ないのであ

る。先に物事を始めた者は、しっかりとした目的意識を持ち、それに対する単なる思い付きではなく、世相を

考え「事細かな計画」を練った末、真剣に実行してきたのであり「ノウハウ」をしっかりと持っている。

こんな状態であるのだから、単に「講演会や講習会」で体験談を聞いて、それにのめり込むことは失敗のもと

である。それより「今、自分の企業が先々どのようになってゆくのか」それに対してテーマを持ち、その為に

は「現在何をなすべきか」ということを夜も寝ず真剣に考え抜き、その後「幹部達」にもそのことをテーマに

真剣に考えさせるべきである。(何日間でという期限付き)

 但し、オーナーが考えた結果のことは、一切幹部に前もって話してはならない。そうしないと幹部は、真剣

にその「テーマ」に対して考えないからである。幹部からの考えがハッキリと出たら、そこで始めて「オーナ

ーの考えたこと」を出して、それらを全員(幹部も含め)で討議して方針を決めるのである。又、社員達にも

決められた内容を提示し、「何日間で」という「期限付き」で具体的な考えを出させるのであって、その場合

オーナー・幹部同様「真剣に考えさせること」が肝要である。

オーナーが「幹部や社員」にまず、話すことは・・・

○ 私は「諸君の生活状態を向上させてあげたい」。

○ 今後の会社の発展に「力」を貸して欲しい。

○ 今後の会社の発展に「意見」をどしどし出して欲しい。

○ 必ず会社は「立ち直る」と思い込んで欲しい。

○ 「会社が大繁栄となったイメージ」を毎日トレーニングして欲しい。

 その後で「オーナー・幹部で決めたテーマ」の「今後なすべき事」を課題として社員達に考えさせるのであ

る。又、労働時間が「1日8時間労働」で「週48時間」から「週40時間労働」になり、このままで行くと

「35時間労働」くらいになることも予想されてくる。これらの事に相当矛盾があると思わないか? 週何時

間になろうと休める仕事と、休みたくても休めない仕事がある。きれいな仕事で楽な仕事には「労働者」は、

募集をすればいくらでもすぐに集まってくるが、汚れる仕事で体力を必要とし、時間どおりきちんと終わらな

い仕事にはなかなか集まらず、そうかと云って、この様な仕事は結構多いのである。しかも少しでも機械を止

めたら大変なことになる仕事もあり、又、それらの仕事に従事してもらう為に募集をかけた時「選考」するほ

ど集まってくれば別であるが、どうしても「労働者」が不足気味である。

 今は、特に日本の製品における「コスト」が高いため製品の売れ行きも悪く、そうかと云って「労働者の賃

金」を下げるわけにもいかない。それと「サラリーマン」でも特別忙しい部署とそれほど忙しくない部署があ

り、それでも「給料」は同じであったりする。忙しい部署の場合、労働時間等全く関係無く、夜遅くまで職場

におる事など、ざらであり、この様な隔たりは労働時間短縮となんら関係ないのである。

 職場を一つ一つ上げて話せばよく分かるが、特に「個人企業」等は、労働省から労働時間を制約されてくる

と、労働者を余分に募集しないと仕事がはかどらないから募集してはみるが、なかなか「良い人材」が見つか

らず大変なのである。今までより余分に労働者を雇えば賃金が膨れ上がり、その分「コスト」に影響してくる

有り様である。

 又「レジャー産業やサービス業」等は、特に人が休んでいる時に仕事をしていないと商売にならないし、そ

の時が稼ぎ時でもある。そこに従事する者は「日曜・祝祭日」等、他の者達のように休めず、家族サービスも

出来ない有様である。又「雑誌社やマスコミ関係の者達」は時間的な面でもっとキビシイ状態であり、彼等は

仕事の内容によっては休みも取れず、時間も深夜から朝まで張り付いて仕事をすることも多々ある。

 この様にしてみると、全体を統一して規約を設けてみても意味が無いのであるし、公正な判断でゆくと、よ

く「ハードに働く者」には良い待遇「楽な仕事について勤務時間も短く休日も充分に取れる者」には、それ相

応の待遇を受けるのが当然であると思う。

 又、世界の経済が停滞していると、そのしわ寄せは「日本経済」にも大きく影響を及ぼし、しかも「アメリ

カ」からは、大分締め出しを食らっている。その反面「輸入の規制緩和」を押し付けられ、否応もなく「物」

を買わされている始末で、その「反動」が日本中の農家や各企業にも影響している。

 まず、昔から云われている様に「農家が潤わないと全体の金回りが悪い」というように「国民全体」にその

反動がある。企業が悪ければ、当然給料やボーナスにも影響し、国民の消費は低下するのである。又「大型ス

ーパー」の安売りに押されて「小さな食料品店や雑貨店」等が、段々と店じまいをせざるを得ない様になって

きている状態である。

 克酬のやっている「美容業」に於いても、最近は安売りが多くなり、定価の「30%〜60%」くらい、割

り引くのが普通の様になっている店が出回っている。美容の仕事は、特に一人一人に「技術を提供してゆく」

ものであり、ある一定の時間はどうしても必要であるし「キャンペーン」等で安売りをする店のスタッフ達は

安売りの為に大勢お客が詰め掛けてくると気ばかり焦って仕事がうまくはかどらず、その仕事の忙しさの割に

は経費はかかり「利益」は伸びていないのである。それと、技術を売る仕事だけに、技術者にはそれ相当の

「プライド」がある。10,000円の「パーマ」が7,000円とか5,000円となると、始めのうちは、

さほど気にならなくても「ロングラン」になってくると、「自分が7,000円か5,000円の価値しかない

のか?」と思う様になってきて、自然と力が入らなくなってきたり、嫌気が差し、疲れてくるのである。

 この様にして安売りをしてゆくと「客」を取られた方は取り返そうとして、またまた安売りをする様になる

と云った感じであるが、この様な現象は「他の業種」にも大いに有り得ることである。

 話は変わるが、今「アメリカ」では好景気であるというけれど、これは各国からの「輸入」を制限し、輸出

に関しては自国で生産したものを「輸入を締め出した国」に無理やり売りつけ、それを「政府」もイヤと云え

ず、輸入幅を広げている状態である。

 日本に於いては、特にその傾向が強く、その反動で「日本の生産者」には、大きく影響を及ぼしている。

又、農家であれば米は減反、果実も輸入商品の方が安く、国産物の売れ行きが悪くなる一方である。

 先述した様に、農家が不景気になるとその結果は「商業」にも大きく影響してくる。これを是正するには、

絶対に「アメリカ」の云う通りにしないことで「ヨーロッパ」に輸出の方向を転換するべきである。

 それと「中東」向けも大いに期待出来る。そうしないと今の「日本」では、失業者が増える一方で「景気回

復」等ほど遠いものとなる。

 何故、各業種のオーナーが「安売り競争に走るのか」というと、不況のせいで、最近は全国的にお客の「買

い物控え」が厳しくなってきたことで多店化している店や大型店」等は、特に経営が苦しく、しかも労働時間

が短縮された為、交代制を取るか、従業員を増やして営業している為「一人売上の単価」を上げないと成り立

たない。今のままでゆくと、大型店の「倒産や経営悪化」の時代となってくるのである。当然、零細企業は安

売りするにも「仕入れルート」が違う為、先につぶれてしまうことになる。

 日本経済の将来は、まず「外国資本を締め出すことと、輸入を制限すること」から始まる。日本国民はもっ

ともっと強くならなければならず、その為には、経済の基本から叩き直すことである。今までの様に、ただ新

製品を作っては売り、しかも「外国の業者」と張り合って無理をするから「商売敵」をつくってしまい、欧米

からも締め出しを食ってしまったのである。これからの企業はもっと日本の為になることをしっかりと考え、

そのためには「各企業」ともスクラムを組んで努力すべきである。

 わし等も「環境問題のこと」のところで述べるが、新製品だけを開発して売るのではなく、もっと今現在使

っている製品で「廃品になった物」をメーカーが引き取り、それらをリニューアルして「新古製」として市場

に顔見せするのである。

 それとそれらの製品には、必ず今まで以上の「新しく開発された部分」を付け加えることであり、そのこと

により「購買意欲」を高めるのである。又「チラシ広告」にしても、ビニールを混入した紙を使わず「リサイ

クルできる印刷物」に切り替えるべきである。そうすれば、外国から仕入れる「原材料」も少なくて済むし

「ゴミや粗大ゴミ」も少なくなってくる。今の日本の技術であればそんなことは容易いことで、これが「内需

拡大」にもつながる。但し、今後は特に使い捨て的な製品は減らし、堅牢で長持ちする製品を作り出すことで

ある。


農業に於いては「減反政策」を即止めて、農家に国が同じ「金」を出すのであれば農家の生産物に対し

て、昔の米のように高く買い取る方法もあるが、とり合えず農家の経営を安定させることである。その為には

農協制度を廃止し、中間マージンをとる業者を減らすことである。今のままでは、一生懸命作った農産物が業

者に叩かれて作る為に、要した労力とかけた経費が売上と比例しないのが現実である。農家の中には「作物を

作るより他の仕事をしてスーパーで買った方が安いし楽なので」なんていう農家の主婦もいる。そのため、先

祖代々から受け継いできた農地を「宅地変更」して、マンションやコーポ・団地などにしてしまうのである。

そうかと、云って僻地に住んでいる農家ではそれもままならず、段々と「過疎化状態」となり、後継ぎも無く

絶えている家々もある。だから、農作物は危険な物を輸入せず「日本の農家」に奨励してどんどん作物を作ら

せ「農業に魅力」を持たせることが大切である。そうして、若者に後継ぎをさせてゆく様にすべきである。

農業に魅力が出れば、離村農家も無くなり「過疎状態」も解消するのである。

 それでも、最近は農村に「Uターン」してくる若者が増えつつあるが、彼等にもっと魅力ある農村作りが出

来るように支援してやれば「農業人口」はますます増えてくることになる。今までの「国や農協の指導」には

大きな誤りがあった。それは「養鶏」がいいといえばみんなに勧め、北海道など「酪農」が良いということで

国が率先してやらせたが、外国からの「肉の輸入」で酪農農家は苦しい状態に追い込まれ、仕方なく廃業して

ゆく農家もある。

 又、みかん農家にしても、地域のほとんどが作るため、豊作になるとめちゃくちゃ安くなり「経費が取れな

い」状態になっているし、ジュースやジャムにするしかないのである。

 この様な例は他の農産物に於いても多々あり、これを是正してゆくには、やはり「国」がもっと農業そのも

のを即「研究」し、農協ともよく討議して「豊作でも一定の価格を割らない」様に、又、生産者の過剰問題も

あるので、その割り振りを指導することが大切である。

 「過剰生産」で生産物が売れなかったり、安く買い取られたりすることは農家の死活問題となる。これから

有り得ることだが、「有事」によって農産物の輸入が途絶えたり、又、外国での「飢饉」による不作も当然あ

りうるが、その時「政府」はどの様な対策をとるつもりなのか? 現在は、どこのスーパーに行ってもあらゆ

る食料品が販売されているが、かなりの商品が「輸入物」である。

 上記した「有事や飢饉」が、もし起こってしまえば、その時に慌てても間に合わないので、即減反政策は辞

めるべきであり、日本の農業に「力」を入れるべきであるぞ!!


林業について云う。

 わし等は、「克酬」と一緒に四国の山々をかなり車で走り、視察して来たが、山々には戦後数多くの「杉や

桧」が植林されており、切り出すには手頃な大きさとなっている。しかし中には、何年も枝打ちしておらず、

伸び放題の木々もある。これらの持ち主に聞いてみると「今は枝打ちをする人を雇えば、日当は高いし、木材

は外材を輸入するので、安く買われて引き合いません」という答えばかりであった。これでは林業が成り立つ

わけもなく、原木市場などに行ってみても、外材が目立つ有様である。これには「木材の輸入制限」をし、日

本木材をもっと活用してゆけば、材質は「日本の風土に合っている」のだから、家にしても住み心地は抜群で

あるぞ。それと、若者が林業農家から離れて都会で仕事をしている者が多いのは、今の林業に「魅力が無い」

からである。

 林業に魅力を持たすには「林業をすれば儲かる・やりがいがある・プライドが持てる」と、はっきりと云い

切れる様にならないといかん。その為には、日本中で国産の木材を使うことであり、逆に外国へも輸出してゆ

くべきである。それには国が率先して「国内で需要をさせる」のと「外国への売込み」を協力してやるべきで

ある。安い物が出回るとそれが基準になり、少しでも高いと買わない習慣があるが「国起こし」の為には、国

民一人一人が協力することが大切であり「自分だけ良ければ」の気持ちがある間は、日本は善くならないぞ。


水産業のことに入る。

 韓国やロシア・オーストラリア・中国などの国々から、かなり「捕獲制限」をされておるが、これらも日本

国政府が弱いからである。確かに保存することも大事であり、捕りすぎてもいかんのは分かる。しかし、外国

では約束した捕獲量なんかではないぞ。だから輸出するほど余っておるのじゃ。それらの国が捕っている量を

みれば同じことである。わし等から見ると、魚はまだまだ減るどころか増え続けているし、鯨などは相当増え

とるぞ。それが未だに制限されているのは「政治力が弱い」からだ。


建設業に関しては「住宅産業が落ち込んでいる」という理由で大手の建設業者の一部が経営危機に陥り、

国に「会社更生法」の適用を申請したりしており、大きい企業であれば「国」に依頼することが出来るが「零

細企業等」は、翌日から社長も社員も路頭に迷う状態である。これらの会社は、誰も面倒を見てくれないし、

夜逃げをしてでも難を免れないといけない。「国民は全て平等の権利」を有しておるのに、これは一体どうい

うことなのか!! 一般の零細企業等は銀行で金を借りるにしても、ものすごく審査が厳しくなかなか希望通

りの金は貸してもらうことなど出来ないのである。

 ところが「大手」となると、担保の評価額以上の金を出しており、中にはその挙句、回収出来ず焦げ付かせ

ているのだから、あまりにもずさんではないか?

 今でも「中・小・零細企業の倒産」は年々後を絶つこと無く、長年やってきた事業を辞めざるを得ない状態

である。しかし、中には「ずるいヤツ」がおって、しっかりと個人資産を作って倒産させておる連中もおる。

そこに働いていた「社員」は当然解雇になり、次の職を探さないといけないのであるが、それらの社長はほと

ぼりが冷めた頃に「嫁の名義」で会社を起こしたり、個人で会社を起こしたりして、やっているのであるから

ひどいものである。それまでの会社には「納入業者」や「下請け業者」もいたのだから、それぞれが多大の迷

惑を被っているのである。これらも「自分さえ良ければよい」という考えの持ち主のなせる業であり、わし等

は絶対に許すことはせん! 必ず真面目にみんなの為に企業を起こし働いてもらう社員を雇い、一生懸命努力

してゆく「オーナー達」を応援してゆくぞ。


鉄鋼関係に於いても「日本の製鉄業」は、外国に押されており皆、四苦八苦しておるようだが、これも

「木材・その他」と同様日本の製品をもっと自国で使ってやれば、生産コストも下がり「製品自体」も安く供

給できるはずである。又、製造会社も自動車関係や造船関係が振るわない為、企業縮小され、納品量が減り苦

境に立たされている。これらの鉄鋼業の景気を良くしてゆくには「古鉄の再生」から始まり、日本中で使われ

なくなった古鉄を回収することである。そして、今の「化学」をもってすれば、新鋼材よりも強い製品が出来

る。これを国内に供給し、又、加工業者もこれを使って「製品に変えてゆく」ことが充分に可能である。

「製品のコスト」も今までよりは安くなり、納入量も大幅に増えてくるので、これも「国をあげて取り組む」

必要があり、政府も下らんことに金を注ぎ込まず、まず自国の足元を固めてゆくことに「力」を注ぐことだ。


燃料関係のことであるが、日本にはほとんど「資源」が無い為、外国からの輸入に頼っておる状態であ

り、これも中東辺りの産油国は、我々の足元を見てどんどん価格を吊り上げてきておる。そうかと云って、今

のところ海底油田だけに頼ることも出来ず、相手国の云うがままにならざるを得ない状態である。今は「太陽

エネルギーや原子力エネルギー・風力エネルギー・その他のエネルギー」はいくらでもあるが、どの分野でも

コストが高い為、消費者は敬遠するのである。ストーブひとつをとってみても、電気やガスよりも灯油の方が

べらぼうに安い。匂いがして、補給に手間がかかるが、それでも人気はある。

 「石油」の輸入に関しては、わしが「中東の者」を説得し、安価で大量に輸入が出来る様にしてやる。

但し、安く手に入るとしても無駄遣いは絶対してはいかん。

*日本の政治家は、外国へ行って相手の政府の者と会談すれば、必ず「技術援助」か「金の援助」である。

 代表で行った連中は、記者の前でニコニコ顔で握手をしたり肩を抱き合ったりしておるが、その裏では「国

 民の大金」が支払われておるのだぞ。技術援助ならまだしも、金を貸したり援助したりしておるが、日本国

 内は「大赤字」であって多額の国債を発行し続けておる?ではないか。それと国内でも公共事業に重点を置

 かず、まだまだ使うべきところは山ほどある。



教育のこと

 現在の「日本の教育」は、考え直さなければならないことが多くある。戦後アメリカによって、日本人を骨

抜きにしようとしたやり方を、今も、引き継いでおり「民主主義」の履き違えが特に目立つ。先生もサラリー

マン化してしまい、「子供の成長」のことやその子の「内面的なこと」などを心から面倒を見る先生は、ごく

少数になっている。

 それと「父兄」が強くなりすぎて、ちょっとでも何かあれば「校長」のところへ文句を云いに行ったり、そ

れでもまだ飽きたらず「教育委員会」のところまで行くといった始末である。父兄が出しゃばって来るほど

「先生」は身構え、逃げ腰になり「子供」を教育するどころか、自分の足元ばかり気にする様にもなる。

こういうことが「サラリーマン化」する原因ともなっている。

 その雰囲気を「子供」なりにちゃんと分かっているものだから「先生」に対する言葉使いや態度にしても、

同等になっておる。又、最近は「大人」もそうであるが「子供」も挨拶の出来ない者が多くなってきており、

物をやっても何かをしてやっても「ありがとう」と云えない「子」が多い。又「子供」が悪い事をしていても

見て見ぬ振りをしてみたり、もし、他人が注意したり怒ったりしたならば「うちの子は私がちゃんとしつけを

していますから放っておいてください」と云って、えらい剣幕で逆に「注意した者」が怒られる様な時代であ

る。又、今の「若者達」は幼稚すぎ。昔であれば「幼稚園の園児」が持っている様なキャラクターの人形をバ

ックや上着につけていたりしているが、どう見ても大人には見えない。しかし、することは大人である。

又「中学生」から化粧はするし、パーマをかけ髪を染めていて、携帯やポケベルなどを学校に持ち込み、授業

中でもメールの交換をしているそうである。このことを「親」が注意したら、その子達は必ずと云って良い位

「みんなが持っているもん。私だけが持っていなかったら仲間はずれになるじゃん」と云ってのけるが、実際

はその様な連中は「それなりのグループの者全員」ということである。

又、先生は先生でその様なことを知りながら「そういう連中」が怖いのと「それらの父兄が怖い」ものだから

見て見ぬ振りをするのである。先生の威厳も何もあったものではない。又「高校」でもそのような事があった

ので、克酬が学年主任を呼び「生徒の荷物検査を抜き打ちにして取り上げなさい」と云ったら、先生いわく

「それをするとプライバシーに関わるので出来ません」、「その様なことは学校の規約には無いのですか?」

と、聞いてみたら「それはあります」、「では何故その規約を生かさないんですか?」と云ってみたけれど、

結局はどうしようもないということだった。

 これは、やはり入学式とか始業式などを境にして、校長なり生徒指導の先生が「全員」に前もって「規約書

(校則)」を手渡し、式の時にハッキリと公表すべきである。その時には、「父兄」も必ず全員参加させるべ

きである。 わし等が思うのは「父兄教育」が大切ではないのか。

 これは「国」の教育方針に組み入れるべきである。現在では、ほとんどの者が戦後生まれで、親を大切にと

か、恩義とか、義理とか、人情とか、他人に迷惑をかけてはいけないとか云う道徳的な教育を受けている者が

少ない。その為に、子供が何をしていようと「見て見ぬ振り」をしていたり、子供がしていることが「相手の

人に迷惑をかけている」ということすら分かってない状態である。

 だから「学校や公民館」等で、ちゃんと教育を受けた「講師」がそれぞれに「父兄」を集め、新たに「講

習」をすべきである。それらのことを根気強く続けることと、学校では子供たちに対してもその「教育」をす

るべきである。要するに「親も子」も一緒になって真剣に学ぶことが大切である。

 最近小学校では「制服」がないところが多いが「親」としてみれば、毎日着せてゆく服装に大変気を使って

いると思う。制服であると2枚か3枚もあれば、それを着替えさせればよいので、毎日気を遣う必要が無いの

である。それと、子供でも制服を着せていると見ても感じがいいし、シャキッとして見える。ところが、制服

そのものが小・中・高に至っては、大変「高価」であるということに問題があり、それが何故高いのか?

 一般の洋服やシャツなど「スーパーや大型衣料品店」で買えば、相当に安く買えるのである。無論、コスト

の安い国で製造させているからだろうと思うが、制服も製造過程と流通過程を研究すれば、もっともっと「安

価」で家庭に提供出来るのではないのか?

 学校は「納入する業者」に対し、もっと安くさせる様な「システム」を作り、家庭からの負担金が少なくな

る様にしてやる様「市なり県」に指導させるべきである。この制服が高い原因は、どこかの過程で利益を上げ

ているはずである。現在では「製造直販(消費者に売る)」という流通機構はどんどん増えてきており、その

方法で学校側が購入すれば、父兄は「制服」にした方が良いのは分かりきっている。

 それと、経済的に「裕福でない家庭」もあることだから、昔の様に先輩が使った制服を下級生に譲るように

すれば「無駄な金」を使う必要も無くなる。この場合、必ず先生から全校生に対し先輩から譲ってもらった制

服を着るからといって、その生徒を差別したり冷やかしたりいじめたりしない様にしっかりと「教訓」してお

くべきである。もし、その様なことを「違反」する様な生徒があった場合「父兄」を呼んで重い罰則を与える

ことをハッキリと約束をしておくべきである。制服を「全校が使用する」ことにより、家庭側にとっても経済

的に負担が軽くなるのである。

 この問題は制服だけでなく「学校用品すべて」に於いて実行すべきである。このことは、生徒同志の「変な

競争心」をしなくて済む様になる。



家庭のこと

 戦後、マッカーサーによる「日本人を骨抜きにする教育」で「親に忠義を尽くす・恩義・義理・人情」とか

いうものが消え去り、家庭内ではみんなが平等という観念が強くなってきた。その観念は、戦後「54年」た

った今でも、ずっとまかり通っているのである。しかし今でも年配者のいる極少数の家庭では、昔の「亭主関

白」という風習が残っている様であるが、ほとんどの「家庭」では父親よりも母親の方が強かったり子供の方

が強かったりするのである。特に子供が大きくなってくると、すごく「神経を使う」様になってくるし、又、

今の「父親」の立場は職場から帰ってきても自分の居場所が無く、発言力も弱くなってきておる者も多くいる

のである。わし等が思うのに、あまりにも父親の威厳が無さ過ぎるのではないか? 親父として又、一家の

「長」として堂々とするべきである。

 これは「学校」に例えたら先生と生徒が「同等」になっていて、誰が教える立場で誰が習う立場か区別がつ

かないのと同じである。少数ではあるが「奥さん」も携帯を持っていて「旦那」が仕事にいっている間に「メ

ール」のやり取りをして、各地に友達を作り「恋」が芽生えたりしている者もおる。又、奥さんは優雅なもの

で、旦那が留守の間、カラオケに行ったり、テニスをしたり、友達同志でドライブしたりして夕方まで遊び

「夕食の支度」はと云うと、デパートやスーパーで出来合いの惣菜を買ってきて、それらを皿に盛り付けて

「夕食」とする者もおる。

 それを子供達がじっと見ており、「自分が結婚した時」コンビニとスーパーですべて用が足り、中には「ま

な板も包丁も皿も箸もいらない」という男女も居る様である。これではまるで学生の一人暮らしである。

「子は親の背を見て育つ」とよく云われておるが良いことも悪いこともしっかり習ってくれると云うことであ

る。又「少年少女達」は、テレビゲームやインターネットに夢中になり、昔の様に外で遊ぶことが少なくなっ

ている。だから「友達」とグループで遊ぶ習慣が少ない為、相手の気持ちや立場などを考えて言動することが

分からないのである。

 それと、昔は家庭では子供が多かった為、上の者に殴られたり、いびられたりして「兄弟や姉妹」の中で強

くなっていたのであったが、今は一人っ子が多い為「母親」が特に甘やかせて育て何でも云うことを聞いてや

るから「我慢」をすることが習慣付けられず、たまに思うように行かなかったら「子供は駄々をこねる」状態

である。「母親」は駄々をこねられると弱いもので、その内可愛そうになり「その子に操られる」様になって

おる。

 それと、テレビゲームやゲームセンターで人間を殺したり、殺されたり、又、その人間が生き返ったりする

ものだから「もし実際に人を殺しても生き返るのではないか」等と思い込み「殺人」をしたりするのである。

殺人をした子供が、警察の取調べに対して「実際に人を殺したらどんなになるか試してみたかった」等という

のも事実であるから、恐ろしい時代になったものである。このような犯罪が、段々と年少化されてきておる。

 現代人には、大人も子供も「善悪の区別」のつかない者が段々と増えてきており、このままで行くと世の中

はますます真っ暗な時代になってくる。

 わし等はこのような時代にしたくない為、まず家庭内を健全に「道徳心や義理・人情・親孝行・老人を大切

にする」等の復活を実行させる為「克酬」に指示を与えておる。もし、わしが云っておることに「反撥や不

満」を持ち「威嚇や悪口」を云う者がおったら、その者には「重い神罰」を与えてやる。こんな常識が分から

ん「ヤツ」は、人間の類ではない「動物」以下であるぞ!! また「SEX]だけは一人前に欲求するくせに

「子供を堕したり子供を殺したり、子供をいじめたりして子育てすら出来ない者」等にも容赦なく「神罰」を

与えることにする。

これは冗談で云っておるのではないぞ!!

 世の中を善くするも悪くするも全て「家庭」から始まるんじゃ。もっと家の「長(オヤジ)」は、威厳をも

たにゃならんぞ。「動物や鳥類・魚類」に教えてもらえ!!

 又、近年に於いては「ダイエット」というのが大変流行しており、女性週刊誌などの場合3分の2は、それ

らの広告ページである。これは「流行」とはいえ「その者達」には体力が絶対に必要であり、毎日「食べ過ぎ

たら太りすぎる」なんていって食べたいものも控え、我慢をしている様である。しかし、これらのことを続け

ておるとどの様になっていくかということを話しておく。

○ 精力が衰えてゆく

○ 体力が衰えてゆく

○ 持続力が衰えてゆく

○ 皮膚がたるみふけてくる

○ 体力が無いため、病気にかかりやすい

○ 減食をしておるため、下腹に力が入らん

○ 拒食症になる

○ 妊娠しにくく、もし生まれても「子供」が、虚弱体質になる

 上記の様に、きちんと食事を取っておらんと、この様な結果となる。それと、精力が弱いと「卵子や精子」

も弱く、それが原因で「弱い子」が生まれる。本当に子供が欲しく、又、「強い子」が欲しいと思えば、日頃

から食事には十分に気をつけ、「朝・昼・晩」の3食をきちんとたっぷり食うことである。17・8世紀頃の

「裸婦」を見ると、大体の女性がやや太り気味であり、男も立派な体格をしておる。又、一緒におる「子供」

にしても丸々と太っておる。これが自然の姿であるぞ。

 先程もちょっと話したが、子供を甘やかしたり、逆に怒り過ぎたりしておると段々と親の云うことを聞かな

くなり、その内、物に当たったり、物を壊したりして、今度それがエスカレートしてくると、親に「暴力」を

振るったり、自分より弱いと思うものに「暴力」を振るったりする様になる。そうなってからでは手遅れであ

り、「子供の云いなり」になってしまうのである。この様な結果を出さないためには、小さい時から「して善

いこと、悪いこと」それも中途半端に叱るのではなく「感情をこめて怒る」ことである。又、善いことをした

時や、聞き分けが良かった時などは、体を思いっきり抱きしめて「大褒め」をしてやるとよい。この習慣を続

けてゆくと、子供は素直にすくすくと成長してゆき、大人になっても優しく思いやりのある子になって、結局

は親も「得をする」のである。

 現在では「親子断絶の時代」等と云われており、自分たちで苦労して育てた子供と一緒に住めない者が多く

又「病気がち」になっても、すぐに病院に放り込まれる始末である。だから「死ぬ時」は、ほとんどの者が病

院であり「畳の上で家族に見取られて死んでゆく」等というのは「まれ」である。

 今後、わし等は「正しい家族体系」を進めてゆくつもりである。



環境問題のこと

 現在「地球上や大気圏」においては、人間の力ではどうしようもない問題が色々と数多く出てきておる。

大気圏では「オゾン層の破壊・宇宙塵の浮遊」等があり、地球上では「排気ガス・ダイオキシン・PCB・そ

の他の有毒ガスや有毒液」等がそれであり「人類や動植物・その他の生物」にも悪い影響を与えてきておる。

 それらによって「地球の温暖化」や「皮膚ガンや各種難病」等が出ており、又、生物の繁殖にも悪い影響が

出ておる。それに「天候の不順」もそうである。今のままで行くと地球には、生物は段々と棲めない状態とな

ってくることは間違いない。

「人類全体」が気をつけていかなければならないことを述べる。

○「核兵器」を消滅すること

○「森林の伐採」を計画的にすること

○海洋汚染を防ぐ為に「養殖のえさの量」をもっと研究すること

○「有害物質で作った商品」を撤廃すること

○「塵廃の元となる物質」のものを撤廃すること

○工場の垂れ流しを防ぐ為に「排泄装置」をもっと科学(化学)的に研究し「安価」で設備出来る様にすること

○「道路舗装の材料」を生物に無害になる様なものを、急いで研究すること

○「プラスチックやポリエチレンやビニール・合成樹脂その他」の様な、燃やせば有毒ガスの出る様な物は

 「化学の力」をもって元に返し「再生」する様に研究せよ

○生ごみ処理機を各家庭に買わせ「処理した物」を回収車が取りに来る様にせよ(安く販売させること)

○包装紙や広告の紙質に「ビニールやナイロン系のもの」を使わすな

○使いすて商品をやめて、もっと長持ちし「修理の出来る物」を作れ

○ビン類の回収は「売った店が責任を持ち、買った者も責任を持って返す」様に徹底せよ。製造メーカーは、

 手間がかかっても自分のところへ引き取り「洗浄消毒」をして「再利用」をせよ

○缶類の場合は材質を一定に定め、回収しても「再利用」がしやすい様に研究せよ

○車やパソコン・その他の電気機器や電気器具に於いても、消費者に対する「アピール力」が強すぎる為、

 新しいものに手を出し古い物を粗大ごみとして捨ててしまう原因を作っておる。ヨーロッパやアメリカの様

 に、もっと古いものを大切にする為に「修理・再生工場」をメーカー自身が率先して増設し、新機種ばかり

 製造することを考えず、古い物で性能をアップさせることを考えよ。これを徹底してゆくと「粗大ごみの

 量」も大幅 に削減されてくる。これにはやはり、消費者の「意識が高まること」が一番大切であるぞ!!

○雑誌・本、新聞・広告などの紙類にしても「再生専門の工場」を市町村や都道府県などが直営で新設するべ

 きである。民間ではコストがかかり過ぎる為、引き合わないので実現することが難しいのである。その時に

 は多くの職員を募集せず、それぞれの部署で「余っておる職員」を回せばよい。

○車の「排煙」を徹底的に改良させ、パワーアップする為に改造等をした場合、即、没収してしまいメーカー

 に送り返して「新古車」に製造し直し他県のディーラーに販売させること。(没収された者が、メーカーに

 脅迫したりすることが出来ない様に「完全な法律」を作り、警察の権限を強めること)

○道路を汚す缶類やゴミ・危険なタバコ等の「ポイ捨て」や「食べた物をその場に置いて帰る」等を徹底的に

 取り締まり、現場を見つけたら、即、高額の罰金を払わせるようにさせること。(しっかりとした抜け道の

 無い規制法を作る事)

○低周波というのが物を動かすことによって出ておるが、これはなんでも「透す」はたらきがあって恐ろしい

 ものである。人間は、このことにすでに気が付いて、これを悪用する者が出てきておる。これは催眠術の様

 なもので、相手の「脳」に低周波を送って命令をすれば、その通りになることさえ分かっておる。

 もし、わし等にそれを利用しよう等と考えても、その様なものは絶対に通用せん様になっておるが、一般の

 人間に対してこれを使うことは大変に危険である。

 逆に「工事現場やその他の発生する場所」に起こる低周波を「無害」にするように研究するのであれば別の

 話である。今の科学であればそれを解決することは充分に可能であるぞ。



軍事のこと 

 世の中には「軍隊」というのは絶対に必要であり、これはお互いが緊張感を持ち続ける意味でのことである

ただ気をつけねばならんことは「過度に軍備が拡大してしまう」ことである。現在の様に、一歩間違えると

「地球や人類を破滅に追い込んでしまうような核兵器を作り、他の国々を脅かすのである。又、核保有国の中

でも、それに対して反対の意見をもつ者が大半おると思うが「軍部のバカスケ共」が自分達のことだけ考えて

核の撤廃及び製造禁止に踏み出さないのである。わし等は、世界の核保有国の核兵器は完全に奇蹟で消してや

るが、人類が実行しなけりゃならんことは人工衛星を使った「テレビゲーム」の様な人殺しは、絶対に止めさ

すべきである。それと「飛行機を使った戦い」も絶対にしてはならない。要するに軍隊のレベルを昔に引き戻

し、幼稚な戦いをするべきである。それと「地雷や枯葉剤」の様な老人や子供達・直接戦争に携わっておらん

者、又、子孫まで巻き添えにすることは絶対許さん!!

 わしが「軍隊の必要性」を指摘するのは「経済のこと」のところで話した様に外国に圧迫されており、日本

に軍隊が無い為日本を軽くあしらっておる理由であるぞ。それと、今の若者が「乱れておる元」も上下の関係

や礼儀作法・道徳心等が教育されておらんからであり、だから今後は「18歳」になればもう身体も一人前で

あるから徴兵制を強いて入隊させるべきである。そうすれば、若者も今とはガラッと変わり親や年寄りも大切

にするし自分の妻も大切にする様になる。この様なことを世界中が実行していくと、お互いの均衡が取れて

「自分勝手」なことを云う国が無くなり、世界が平和になってゆくのである。

要するに、今のままではいかんということじゃ!!



遺伝子のこと

 今「遺伝子工学」を研究しておる連中は、遺伝子を操作して人間の生き死にを、調節したりクローン人間を

作ろうとしておるが、これは「神の領域」に入り込むことであるから、わし等は絶対に成功ささんし、絶対に

その連中は許さん!! これをどうしても押通すというならばやってみぃ。必ずその報いは来るぞ!!読者諸

君は覚えているだろう? タイソウ星の末期のことを・・・

これも最後は「核兵器とクローン人間」が出てきたのが原因であったのぉ。この地球を救わにゃならんのに、

こんなことが許されると思うか?人間は人間なりに、研究の限度というものがあるんじゃ!! なんぼ研究は

してもええと云うても、もっと他に研究することはいっぱいあるはずだぞ。それをたかが人間ごときが増長し

やがって、恐れ多くもわし等に挑戦してくるとは何ごとか!! 今後は、あらゆるクローンに対して成功はさ

さん!!



社会一般のこと

○交通マナーのことを話す。「高速道路」を走っておってよく分かるが「車間距離」を取らず、一般道の様な

感じで走っておる車が目立つ。又「車線変更」をするのに、方向指示器も上げずにしかも、すぐ目の前に入っ

て来る「バカ」がおる。そのうち何の前触れも無く、追い越し車線に入っていくのである。方向指示器は何の

為にあるのか分かっとんのか?何の許しも得ず他人の庭へ入って来て、そのうち黙って出て行くのと同じであ

る。又「追い越し車線」を走る時には、走行車線を走っておる車と並んで走らず、よう追い越さんのであれば

走行車線に入って走れ。それに料金所から出る時、わざわざ競争する様に急発進をするやつがおるが、何台も

の車が一車線に集まった時どうするのだ。「トンネル」に入ったら、当然点灯をせにゃならんのに無灯で走っ

とる「バカ」がおるし、料金所手前で追い越すヤツがおる。このような無礼で「交通マナーの出来てないヤツ

等」を高速警察隊は、スピード違反やシートベルト着用違反だけ取り締まらず、上記に掲げたことは「充分に

事故につながる」ことであるから重点的に取り締まり、罰則を強化すべきである。



神社仏閣のほとんどが修行が足りん。

 「神社仏閣」についてじゃが、わし等が八十八ヶ所やその他にも50ケ所の神社仏閣を回ったが、そこで気

がついたのがまず「整理・整頓・清掃」が出来てないこと。わし等が採点をすれば80点の神社・仏閣は「伊

勢神宮と永平寺・善通寺」だけであった。この3ヶ所でも、わし等から見て合格という訳ではないぞ!!

「100点」が合格じゃ。大きい神社仏閣には、そこで働く者が大勢おるのに、その割りにみんな動いておら

ん。こんなことでは「人の上に立つ資格は無い」し、説教等する立場で無い。

 ある有名な寺に行ってみても50点も付けてやれない状態で、八十八ヶ所の「参り始め」と「終わり」に行

くところとしては最低であり「信仰の場」としては情けない状態であった。わし等が管理すればあんなもので

はなく、参拝者が心の底から「さすがすごいところだねー」と云われる様にするぞ。一部を除いて寺の坊主は

一人前に「見識だけは持っておる」様だが、私生活は全くだらしがない。本当に説法出来る立場になるには、

もっともっと修行をせにゃならん。心を磨くのは、まず掃除からじゃ。それも100点取ってのことじゃ。

わし等はどこへ行っても、まずトイレを見る。これの出来ておらん所がほとんどであり、しかも臭い。
わし等

が行ったところでは神社仏閣ではないが、高知県の佐川にある「物産店」は100点に近い位ムードも良いし

トイレの掃除もよく行き届いておった。又、掃除の出来ておらんのは、八十八ヶ所の中で「松山にある石手

寺」である。小僧も大勢おる様だが、何を修行しとるんか分からん。参拝客の中には気がついとる者もおると

思うても、ここは気高いところだと思い、何も云わんのだろうが、寺として情けないものである。

 ここで「茶の湯」をする者がおるが、誰もが云うのに「他のお寺ではちゃんと掃除をしてくれているのに、

石手寺だけは茶の湯を立てる者が、前の日に掃除をして翌日行ってみると、人がそこに寝泊りしてた」等と云

っておる。寝泊りさすのであれば、小僧がキチンと茶の湯までには「整理・整頓・清掃」をしておくべきであ

る。ところがそのままにしておるものだから、又、掃除をやり直す有様である。それと、やはり八十八ヶ所の

寺でトイレの場所を聞いたら、えらそうに教える坊主もおった。要するに「神や仏を相手にして飯を喰う」の

であればもっともっと修行してかかれや!!


もうちょっと「日本人」なら日本人らしく歌を歌え。

 「若者の歌」のことであるが、まず感じるのが「日本人」なら日本語をちゃんと発音して歌えや。歌謡曲で

歌うとる歌手のほとんどが、舌足らずの発音の者が多い。それならいっそのこと英語で歌え。英語でよう歌わ

んのなら、ハッキリとした日本語を練習して歌えや!! 


もっと「日本人」なら日本人らしいヘアースタイルやヘアカラーをせよ。

 最近、日本人が後ろから見ると外国人かと間違える様な髪をしておるのが相当多くなってきた。テレビを見

てもそうであるが「歌手やタレント」が奇抜な頭をしており、視聴者はそっくり真似をしてしまうものだから

困ったものである。町中「金髪やアッシュヘアー又、色とりどりのヘアー等」の若者が歩いておるのを見かけ

るが、どう見てもだらしがない様に見える。そんなに白髪に近い色にしたいのなら、いっそのことわし等が白

髪にしてやろうか? そして、しわも増やしてやろうか。若者なら若者らしくせいや!! こんな格好を外国

人が見てどう思おとるか分かるか? 顔の色が違うし、面相もちがうぞよ。わし等も「克酬」が美容師である

からカラーのことやヘアースタイルのことはよう分かっとる。日本人の髪の色は「2トーンから3トーン位の

者」が多いが、それらの毛色を「6トーンから7トーン位に上げる」のは日本人の皮膚の色や骨格、身長等を

もってしても似合う範囲である。金髪やアッシュヘアーをしておるもの同志では、お互いにかっこいいと思っ

ておるだろうが「一般人」が見てもだらしなく、遊び人風に見えるのも当然であるぞ。


塾が必要である者と必要でない者がおる。

 現在は、ほとんどの者が「塾に行ってないと友達と話が出来ない」と云われる位、親は高い金を出して

「塾」へ通わせておるのである。又、塾は塾で「○○高校へ何人合格したとか○○大学へ何人合格した」等と

大きな宣伝をして子供達をけしかけ、特に母親をけしかけておるが、みんなが大学卒となってしまうと就職先

はどうなるのか? しかも、今の進学システムは「入試」に重点がおかれ、要するに、高校・大学へ入学する

ことが重きとなっておる。ところが、いざ大学へ入学してしまうと一部の学生を除いて、ほとんどの者が遊び

気分でおる。その証拠に大学に入学するとすぐに「新入生の歓迎会やコンパ」があり、一年生は飲めん酒を飲

まされたりして「急性アルコール中毒」になったりするのである。中には、それが原因で死ぬ者も出ておる始

末である。それと「大学入試」の為、勉強ばかりしておった学生もおり、異性との交わりが、無かったせいか

「コンパやグループ活動・学祭」等を通してすぐにカップルが出来、深夜から朝まで遊びふけっておる者もい

る。親は、やっと大学に行けたと云うことで安心しておるかも知らんが、子供はその始末である。母親は、マ

ンション代や学費・小遣いまで、旦那の給料から苦労して送金しておるというのにのぉ。子供は子供で「アル

バイト」をして、その金は「遊興費」に当て、一般サラリーマンよりも贅沢をしておる始末である。

だが、この様な学生は全体の「43%位」の者達ではあるが、その中に入っておる子供を持つ親達は、可哀相

なものである。「克酬」が住んでおる家の前の通りは「国道317号線」であるが、朝4時頃学生(男女)が

酒に酔って、大きな声でしゃべりながら朝帰りである。もっとひどいのは「コンパや飲み会」等で酒に酔っぱ

ろうて、女子大生が人目はばかることなく「小便を垂れ流す」者もおるそうである。こうなると、世の中は狂

うてしもうておるとしか云えない。又、母親は「お父さんより偉くなってもらおう」と自分よがりな気持ちで

子供に発破をかける者もおる。子供が内心嫌がるのを犠牲にして「塾通いや勉強」ばかりさせるので、遊びの

中から学ぶ「情操教育等」出来るはずがない。子供は学校を卒業し就職しても、しょうことなしに大学を出た

のであるから、他の者と「競争」しても勝てっこないし、職場での定着率も悪く転々と職を変わる者が出たり

その内「フリーター」になったりするのである。

 人間には「頭で勝負する者と身体で勝負する者・技術で勝負する者・口で勝負する者等」に大別してこの世

に生まれさせておるのであり、それぞれが「持ち前の進路」を辿って行くのが、本人にとっても社会にとって

も重要なことである。だから全ての者が高校・大学へ行かせるのではなく「中学卒」も大いに結構であるぞ。

よう考えてみいや。頭のよい者だけが出世しておるか? 昔、鼻たらして遊びまわっておった者が、今は会社

を持って大儲けをしておる同級生等もおるだろうが!! 結論としては「隣の子が一流大学へ行くそうだから

私達も負けずに大学へ」等と考えず、その子供の「意思と性格・素質・体質等」を充分に見定めた上、決めて

やることが子供の一生を左右するのであるぞ!!


カードに人間は振り回されておる。

 次に「カード」のことじゃが、今はどこに行ってもよく「カードをお作りしましょうか?」なんて云われて

うかつに「はい」と云って作ったのはよいが、全く利用せんでも「年会費」というのを取られる場合がある。

ものによったら、カードを落としたり盗まれたりすると大変なことになり、ところがあまりにも数多く作って

おるものだから警察へ「紛失届」を出しに行った時、どこのカードを、又、全部で何枚持っていたのかも、分

からない状態である。カードで物が手軽に買えることは確かに便利ではあるが「他人に簡単に使われる欠点」

も大いにある。又、サラ金で金を借りるのもカードを持っておれば簡単に借りれるし、ショッピングカード等

は限度額までは自分に支払能力が無くても買い物が出来るのだから、後になって請求書が来た時、びっくりす

るのである。買い物はやはり「計画性」をもって衝動買いを辞め支払いに無理の無い買い方をすべきである。


日本人はもっと子供を沢山産むべきである。

 現在は「少子化時代」と言われておるが、なぜ毎日贅沢な生活をしておるのに、自分の子孫を残そうとしな

いのか。今の若者が年をとっていった時、誰がそれを支えてくれるのか。今は子供が少ない方があらゆる面で

楽であろうが、自分達のことだけを考えずにもっと「未来」を見て3人でも4人でも子供をつくれ!!


休日を増やさずに減らしてゆけ。

 「休日」のことであるが、昔の休日のことを考えてみよ。職人や商売人は、「盆と節季(正月)」しか、休み

なんかは無かったぞ!! 今の学生などは春休みがあり、その内夏休みになり、冬休みがすぐにやってくる。

それに最近は隔週土曜日まで休みとなっており、そのうち土日と連休になってゆくだろう。又、それに一年間

の祝祭日がプラスされるのである。人間は休む必要があることはわし等もよう知ってはおるが、どう見ても休

みが多すぎやせんか?その内、まだ増える可能性があるぞ。それと年間の祝祭日であるが、これもいつのまに

か増え続けており「サラリーマン等」は、有給休暇も入れたらおびただしい休日となる。サラリーマンにその

ことを聞いてみると、「休みが多いのはいいけど、仕事はその分減ったわけではないから、返って少ない方が

楽に仕事が出来ていました。それと、休みの翌日がその分大変です」「いらん金を使うようになって、経済的

にも苦しくなります」と云うことであった。それは、各部署や立場によっても違うかも知らんが、どっちにし

ても休みが多すぎる。


最近の日本人のマナーは全くなっておらん。

 「マナー」のことについて話すが、これまたなってない。弁当の喰いがら「空き缶・ゴミ類」等をどこへで

も捨てるバカがおる。チャンとゴミ入れが有っても喰った場所にそのまま置いてゆくし、又、空き缶のポイ捨

てやタバコのポイ捨て等も結構しておる。特にひどいのは、車に乗っておる「ヤツ」が信号待ちの「停車中」

にドアを開けて空き缶をその横に置いたり、タバコの灰皿に入っておる吸殻を全部落としていったりする。

そいつ等の車の中は乗る時、靴を脱いでスリッパに履き替え、まるで部屋の中の様にきれいにしておる。

但し、ゴミ類は「車の外」へ捨てるのだからとんでもないヤツ等である。又、犬を散歩しておる連中で、ナイ

ロン袋は一応持っておるが、人が見ていないのが分かったら「犬のフンを取らずにそのまま知らん顔をして行

ってしまう」ヤツもおる。こんな連中には、道徳心も無いし世の中の「クズ」である。


今後、化学者がしてゆくべきこと。

 今の地球の環境汚染の原因になっておる「排出液をすべて純粋な水に変換」出来るようにすることであり、

これは濾過によるものだけではいかん。それと、水道水にしても「トリハロメタンや他の有害物質」を完全に

無害になる様に化学の力で消してしまうことである。浄水器を取り付けたりせんでも栄養分をたっぷり含んだ

水になる様に研究せよ。

 わし等も「原子力発電所」に関しては、今後も奨励してやるが、現在の様に配管に欠陥があって、そこから

漏水したりする様な「材質」を使っておる様ではいかん。特に海岸端に原子力発電所があるのだから「腐食」

させることは絶対にさせてはならん。何様、一度事故を起こせば「多大な被害」になるのだから、民間の研究

所だけでなく大学の研究部に於いても「総力を結集」してかかるべきである。

 今後の化学者は「益のある研究」は良いが地球や人類・その他の生命体に「害を及ぼすような研究」は一切

してはならんぞ!!


宇宙開発に使う金を他に必要なところへまわせ。

 わし等から見ると、宇宙開発をすることは良いが、夢を追うて遠い所へ行きたいと「月や火星」を探索して

も、大勢棲めると思うとんのか? 現在の月や火星には「生物」が生息出来る様にはしておらん。もし向こう

に移住しても「空気も水」も持参付きじゃないと住めんぞ。それも僅かな人数じゃ。これらに携わる関係者達

は「国の大金」を使い、一体何を考えて月や火星を探索までしておるんかな? まさか「タイソウ星の時代の

連中」が、「カノウマン星」にノアの箱船の様に、一集団が「地球の危機」を予測して逃げ延びるつもりでは

? まだ書けば切りが無い程あるが、いずれにしても、戦後の教育がなっておらん為の「産物」であることは

間違いない。これは、年寄りも若者も子供も全員が真剣に考えるべきである。



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