有田静生ハンドメイドパイプについて
          自己紹介させて頂きます.

生年月日     1935年〈昭和10年)生まれ
現住所 東京都町田市
パイプ製作暦 1976年   新宿加賀屋パイプコンテスト3位入賞
1977年   同コンテスト グランプリ受賞
同年     プロ転向 好評を頂き、以降3.000本を越す製作と販売を
        続けています
2.000年   4月24日 NHKハイビジョンギャラリー「この素晴らしきもの達
        パイプ」で紹介される
現在     年間120本くらいのペースで製作、作品は新宿加賀屋と
        小田急相模原 L・S・安藤 ,銀座菊水 及び世田谷の天野屋
        新所沢ケイガイにて販売


自宅内の作業室






2004.12.15随分遅い紅葉ですが我が家の庭です。



2005-4-7   昨年はちょっと遅い春でした。
作業室からの花見です。



06-1-23朝




06-3-31
昨年より8日早い桜です、
右奥の家が我が家で、2階の左奥が作業室です。

   

工房 
     
自宅内の作業部屋6.6平米で、好きな時に製作をしていましたが
この度(5月2003年)、20平米の部屋に引越しました。
工作設備     1.バンドソー 2.ボール盤 3.旋盤 4.バッファー 5.電動ドリル程度で
工作のほとんどを手やすりで削る様にしています
材料 良いブライアーの入手が良いパイプ作りには欠かせません
便利な世の中になったもので、インターネットで簡単に入手出来る
様になりました。
その他の材料としては、昔、幸運にも入手したメシアウムの原石を
保有していてたまに使っています
マウスピースは丸エボナイト20.0mm.25mmを主に、ダボ加工は
旋盤加工しています
つぎ飾り材には一般的な水牛、根竹.柘植などの外に巻貝、黒珊瑚、
鹿角、鯨歯、象牙、マンモスの牙、楓、黒檀、たがやさん、孔雀石、
ラビスラズリなど貴石等、多くの材料を使って来ました
現在はなかなか手に入らない堆朱(漆を何層にも重ね塗りし、棒状、
板状にしたものです)なども使っています.


バンドソー上の各種材料



私の考える良いパイプとは。

   
    ハンドメードパイプは煙草を喫うための道具です、しかしブライアーの
       美しい木目を生かし、美しい形にデザインされ、手に持ち、その感触までも
       満足させてくれるアートで有ると考えています、
       実用に供されるアートとして確固とした地位を築いている、陶芸に近いものが
       あるのではないでしょうか、そのようなパイプに求められる要件とは何でしょう.

  1.  実用に際して永年の使用に耐え、故障の起きない精度、構造、材質の確保。
  2.  煙草が美味しい事、その為には火皿の形状、煙道の径、煙の流れ等に留意すること。
  3.  木質、グレイン(木目)が良く、傷の無いブライアーで作られていること。
  4.  グレインを生かし、それとマッチした美しい流れの曲線で構成されたデザイン。
  5.  あきの来ない、使えば使うほど、手に馴染み、愛着が出て手放せ無くなるパイプ。




有田静生ハンドメードパイプについて

刻印 

Carved by S.Arita
製作No.年及び制作順番


販売   新宿紀伊国屋ビル1階 加賀屋

                           小田急相模原   リビングショップ安藤

               銀座    菊水             新所沢  ケイガイ

                   世田谷  天野屋


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必ず、ご返事致します。