震度5でシャットアウト

 「わー地震」
棚の本が落ちます。花瓶が倒れます。揺れがおさまったのでテレビをつけます。地震情報がテロップで流れ始めました。
 「横浜震度3 浦和震度4 横須賀震度5 銚子震度5…」
その時、横須賀の東京ガスの敷地内に設置してあるSI震度計が作動しました。ガスの供給をシャットダウン…。各家庭にガスの供給が止まり、安全が確保されました。と同時に、各家庭の外に設置されているガスメーターの安全装置も作動していました。
 そんな安全弁が、誰の目にもとまらずに木陰の中にある「地震加速度測定用感震器・SI地震計」なのです。
 通りがかりに何の気なしにのぞいた塀の中に見慣れないボックスがありました。どんな機能をしているものなのだろう…ずっと知りたいと思っていたのです。それから一年…避難訓練や防災訓練の行われる9月1日をきっかけに東京ガスを訪ねてみました。係の方が神戸大震災の時の話を交えて、説明してくれました。ちょっと賢くなったのです。
 マグニチュードと震度の違い、わかりますか?
下のURLをクリックすると地震の知識が広がります。

http://www3.justnet.ne.jp/~m-nasuno/nyumon.htm
http://www.kajima.co.jp/tech/seismic/taisin/02/02.htm

  ankoh-48@mui,biglobe.ne.jp