パパイヤ娘とパパイヤ息子のこと
 ちょっとコーヒーでも飲んでいこうか…と思った時に、ファミリィレストランに立ち寄りました。海の見えるこのファミリイレストランは、涼を求めてかなりの客。賑やかさを避けて、禁煙席のカウンターに陣取ります。コーヒーだけではちょっと物足りないので、メニューから美味しそうなパパイヤを見つけ、「美味しいですよ」のウェイトレスの誘いに乗って、早速注文。しばらくして気がつきました。そのウェイトレス、でてきたパパイヤと同じ美味しそうな色をしたエプロンをしています。
 「それ、美味しそうなエプロンですね」と冷やかし半分に…。
 「ええ、私、パパイア娘って言うんです」
 「え、本当?!」
冷やかしたはずのおじさんが、冷やかしの逆襲にあったかと思いました。
 「この店には、2人しかこのエプロンしていないんです。」
 すると水を運んでいた若い男性のアルバイト・ウェイターが言いました。
「僕もエプロンするんです。お客さんが少なくなった頃に…」
「君の場合はなんて言うの?」
「パパイヤ息子…!」
 (パパイヤ娘に応えたかったおやじのだじゃれ「へえ、パパイヤ娘ねえ、私(パパ)は嫌じゃないですよ。」はとうとう出さずに終わってしまいました。)
 パパイヤ娘とパパイヤ息子は、元気で働いているのでしょうか。
今度また行ってみることにしています。     ankoh-48@muii.biglobe.ne.jp
   
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