ヤギさんの誕生
 
 特別老人ホームを訪ねたとき、庭でヤギを飼っているというので見に行きました。二匹の雌と一匹の雄。雌が二匹とも妊娠をしてることを伝えられました。「生まれたら連絡をしてください」とお願いをしていました。連絡が入り、再び訪ねてみると、一匹が誕生しています。雄の誕生です。小屋の中で眠っていた子ヤギを外に連れ出して、見せてくれました。ヤギは、ピョンピョン跳びはねます。繋がれた親ヤギは、子ヤギがある距離に離れると、盛んにメエーメエー…と子ヤギを呼び寄せます。
 五月の陽の光にまぶしい子ヤギの身体の白さ。お母さんヤギのオッパイは、顔のようです。こんなアングルで写真を撮影したのは、私だけだったようです。子ヤギは生後一週間です。施設にいる高齢者方は、じっと中からヤギの親子を見つめていました。ヤギは子どもの頃、遊んでいた原っぱに飼われていました。今は、おそらくここぐらいでしょう。まして、子ヤギを見るのは初めてです。
 
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