日曜日の朝はバアボンで
朝日が昇り、至福の時のドアを開けます。
朝の空気を暖める陽の光。
風の匂い。
どれもこれもこの瞬間のために準備されました。
とっておきのバアボンを硝子の器に注ぎます。まろやかで強い香りが広がります。口を近づけて、放り込みます。喉が幸せになります。胃袋にぐっと浸み入ります。
大学生の時に親しい友人の家に泊まった日曜の朝、ごちそうになった朝のウィスキィ。
真っ赤になってみそ汁を飲みました。
青春時代の想い出が、日曜の朝、バーボンの香りとともに蘇ります。