目黒先生旅日記・2005年



2005年になりました。
昨年後半は旅日記は諸事情によりお休みでしたが、春の訪れとともに再開の兆しです。
今年はどんなところが紹介されるのか楽しみです♪



★★2005年11月号

「いざ鎌倉へ」

11月23日勤労感謝の日、久々のお休み、しかも天気予報で明日は晴れ、これは出かけなきゃということで若手二人を誘って、今回は「いざ鎌倉へ」の旅です。
鎌倉駅からバスに乗り鎌倉宮で下車、ここから歩いて花の寺として有名な瑞泉寺を見学、紅葉にはちと早い。(写真あり)
今年は全国的に紅葉が遅いし、色が鮮やかでない。瑞泉寺のモミジのなかにはまだ青々としている木もある。
そういえば最後に行った鶴岡八幡宮の大銀杏も完全に色づいてはいなかった。
瑞泉寺からいよいよ天園ハイキングに出発!鎌倉はご存じのように三方を山に囲まれた峻険な地、この山の尾根伝いにあるのが天園ハイキングコースだ。
天気は上々、ナラなどの雑木林の樹林帯の中を歩く。尾根道に出れば眺めもよくなるだろう。
相模湾も見えるかもと期待していたのだが、いっこうに眺めはよくならずひたすら歩く、1時間ほどで2軒の茶店がある場所に到着、休憩。
ここは一部樹林が切られていて鎌倉の市街地、由比ヶ浜らしきものが見える。
しかし、今日は晴れといってもここ数日来の快晴の日が続いているため、シャがかかったようでくっきりと見えないのが残念。
そういうわけで、やがて建長寺に下る分岐点に、まあ、次から次に人が登ってくること、ハイカーだけでなく、建長寺に来た人も。
次に、鎌倉の定番鶴岡八幡宮へ、ここも人人人、結婚式に、七五三のお参りの人もいて、大変なにぎわいです。
まあ、そんなわけで「いざ鎌倉へ」でした。ジャン、ジャン。




★★2005年8月号

「福島県いわき市・湯本温泉の旅編」

やれやれやっと夏が終わりそうだ。
どうもこの日本の高温多湿な夏は、私にはひたすら不快で、早く秋が来ないかとそればかり考えている。 子どもの頃は夏が大好きだった。もっとも奥会津の夏は短く、気温は高いが、湿度が低く、夜は20度以下になるので過ごしやすかった。
8月21日にはもう二学期が始まった。いまでもたぶんそうだ。夏休みが短いぶん、冬休みが長いのが雪国である。
まあ、そんなわけで(どんなわけや)このところ夏は年々どこへも行かない。ところが8月最後の土、日(土、日しか行けないのが淋しい…)
福島県いわき市の湯本温泉に行ってきました。ハッキリ言ってつきあいです。
私は福島県に生まれながらいわきは初めて訪れた地です。
福島県は、太平洋岸の浜通り、福島や郡山がある中央部の中通り、そして山間部の会津の三地方に別れ、気候も方言も風習も会津と浜通りではまるで違うのでとても同じ県民とは思えない。
いわきから会津若松まではJRで3時間はかかる。
一番西のわが故郷只見までは乗り換えの時間を計算に入れなくても5時間はかかるに違いない。
なにしろ福島県は北海道、岩手県に次ぐ広い県なのだ。
さて、いわきに着いて最初に見学したのは白水阿弥陀堂(写真)である。
中世に浄土思想が流行し、藤原頼道が極楽浄土を模してつくったのが有名な平等院、白水阿弥陀堂も奥州藤原氏と血園関係にある岩城氏が1160年に建てたものといわれる。
裏山を借景に取り入れ、池を配した浄土庭園である。池は最近復原したものであるが、阿弥陀堂は当時のもので国宝に指定されている。なかには重文の阿弥陀入来像が安置されている。
二日目はアクアマリン福島に行った。ここはいま流行の下から魚が回遊している姿を見ることができる最新の水族館である。
初めての浜通りいわき、うーん、福島県って広いと実感した旅でした。
まあ、しかし、行きの電車で飲み、旅館で飲み、朝また飲み、昼食で飲み、帰りの電車で飲むという、はあー、ほんとに飲み疲れた!




★★2005年4月号

「弘前城、角館日帰りの旅」

いつか鹿児島から北海道まで桜前線を追いかけて旅をしたいと思ってた。
京都円山公園、岐阜根尾谷の薄墨桜、長野高遠城址桜と桜の名所は日本に数あれど、なんてったって桜は東北でしょう。
誰がなんといったて桜は東北です。間違いありません!断言します。
なかでも、弘前城の桜と角館の桧木内川の桜並木はみごとです。とはいうものの、実は私、今回初めて見ました。
まあ、仕事の関係上、退職してからじゃなきゃ無理かなと思っていたのですが、新聞の広告に「弘前・角館日帰りの旅」というツアーがあったのです。
いえっ?日帰りで弘前まで行けるの?新幹線を使えば可能です。そんなわけで、4月29日みどりの日、快晴、上野発7時26分はやて号の乗客となったのです。
三人で行く予定だったのですが、一人乗り遅れてしまいました。間抜けなヤツです。
盛岡で下車し、バスで弘前へ、車窓からは雪を抱いた岩手山が見える。
うーん、今日はついてるぞ。でも盛岡から弘前まではけっこうかかりました。
12時半頃弘前城に、花は八分咲きですが、ゴールデンウィークの初日で、しかも好天とあって、人人人…。
ゴザを敷いて弁当食ってるのは地元の人、よそもんは時間に追われてぞろぞろ歩くだけ。
ここ弘前城公園の桜は日本最古のソメイヨシノ、しだれ桜、大山桜、里桜と桜の種類が豊富なことで知られています。
ゆっくりと花を眺める間もなく、バスの出発時間となる。
弘前から角館へ。これがまた長〜い。3時間超バスに乗って、角館へ着いたのが4時45分。
見学時間わずかに45分という慌ただしさです。
まあ、そんなこんなで14時間の長旅でしたが、そのうち、桜を見たのが1時間45分、あとはひたすらバスと新幹線に乗っていた旅でした。
こんど来るときは、乳頭温泉にでも宿泊してのんびりと桜を眺めたいと思った弘前・角館桜の旅でした。
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(あるじより)日帰りで行くにはちょっと距離があるのでは??と、思ったのですが、2箇所も散策できるんですね。 それはそうと、新幹線に乗り遅れた方は・・・。結局行けなかったのですか?

★★2005年3月号

今年に入って、3月26日〜27日の土日、二日間というあわただしい旅でしたが(なにしろ休みがとれないもんで…)札幌に行ってきました。
私は北海道大好き人間です。
将来は北海道に住もうかなと考えています。
ただし、夏です。
もう東京のムシムシむんむんはこりごりです。
短い旅でしたが、札幌国際スキー場で1日スキーを楽しんできました。
大好きなスキーも今シーズンはわずか2回しか行けなかったのが残念です。
昨年、旅に行けなかったぶん、今年は頑張ります。
もうすでに、4月29日、「弘前城、角館日帰りの旅」を予約しました。
次回の旅日記を乞うご期待!



(あるじより)昨年後半はお休み中で残念でした。今年はその分、期待してまぁ〜す!

 

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