目黒先生旅日記・2002年後半編



2002年も後半に突入しました。
目黒先生は新学習指導要領がスタートしたために、1学期はてんてこまいだったそうです。
疲れもピークで、殿様状態だったそうです。うん?へんだな、殿様じゃなくて、ほら、その次の人、殿様の次、えーと、そうそう家老だ!そう過労です。
なんていってます。あ〜あ・・・・・相変わらずのオヤジギャグです。。
お仕事忙しいのですね。お身体大事にしてくださいね。
もう、若くないんだから・・・(^^♪ エヘ!
今も昔も変わらず山好き好き!!スキー好き好き!!の旅日記のコーナー。 定期刊行を望んでるのですが、あいかわらず先生の気まぐれ月のみの発行となりますので、あしからず・・・



2002年11月号


11月16日(土)に、山梨県大月市の百蔵山(ももくらさん)標高1、003mに登りました。
すぐ隣の扇山に3年前の春に登った時、百蔵山にいつか行きたいと思っていました。百蔵山は私にとって3年越しの山です。
なんたって、ももくらさんねんというくらいですから。(それをいうなら桃栗三年だろう!)
晩秋から冬の山は眺めがすべて、特に、この時期の山梨県の山は富士山の眺望がすばらしいのだ。天気予報は晴れだった。
しかし、朝からどんよりとした曇り空だ。
「いえっ!気象庁の責任者でてこい!。なんで翌日の予報が当たらないのだ。
おまえら、賞味期限を過ぎた牡蠣でも食え、その心は、よくあたる」(うまいね、どうも、山田君ざぶとん一枚!)
というわけで、今回は厚い曇に覆われていて富士山が見えませんでした。
うーん、残念、なんだか1日損した気分です。次回を乞うご期待。なんもないなか、唯一咲いていたのがこのノコンギク(だと思いますが…)です。


(あるじより)あのー。ざぶとん3枚取り上げてもいいですか・・・・? では、さっそくいつもの「日本ムツカシ話」


「日本ムツカシ話」
●その9「嘘つきの王様」
昔、アラブのある国に、フセインという王様がいました。フセインは、世界から独裁政治と残虐さが非難されていました。
困ったフセインは、自分が国民から信頼されているかどうかの信任投票をしました。 その結果、なんと!なんと!国民の100%がフセインを信任するという信じられない数字がでました。
フセインは「これで、俺様がいかに国民から信頼されているかわかっただろう」と胸を張りました。 しかし、こんなことは普通に考えればありえないことです。誰もが「そんな、馬鹿な!」と思いました。
結局、フセインは嘘つきの独裁者だということで、世界に大恥をさらすことになりました。
「だから、信用されないんだよ、こういう連中は、フセインの息子がクサイというんだそうだ。まったくクサイはなしだね、こりゃ。これで、フセインは正義の味方ア メリカ(これはこれで困っちゃうのだが…)によって、退治されることになるなあ。
こういうのを『身から出たサビ』 次に、退治されるのは偉大なる将軍様かな?」(独り言)

(あるじより)なんかリアルすぎて・・・笑うに笑えない!これって笑うところ?だよね




2002年10月号


やっとのことで峠に着いた。
なにしろ麓から18kmも走った。
峠に駐車して、さて登山口はどこかな、うん?おかしい見つからない。
木の案内板があると事前に調べてきたのだが…。
キノコ狩りの人を見つける。けっこう新潟県側からはキノコ狩りの地元の人がいるようだ。
登山口を聞くが誰も知らないという。おかしいな、1時間ばかりうろうろしたが見つからない。
やーめた、帰ろうと思ったが、ちょっと待てよ、さっき林道の左側に赤い布があったぞ、もしかしたら…。
布の下にクマザサに覆われているが、踏みあとらしきものがある。
たどっていくとどうやらこれが登山道らしい。40分ほどで頂上に着く。
この時期にしては気温が高いせいで、会越の山々が青く霞んで見える。
途中でブナの倒木からブナハリタケを見つける。
このあたりは知る人ぞ知る、知らない人は知らない、当たり前か。
キノコの宝庫だと聞いていたが、そのとおりだ。
キノコ狩りが好きな人はどうぞ、ただし新潟県側からはいることが肝心です。
残念ながらムジナには会わなかったが、深山幽谷、狢ケ森という名前にふさわしい山だった。


国道252号線を走っていると、線路沿いにたくさんのカメラマンがいる。
この三連休に只見線にSL「C11」が運行されるということを聞いた。
こんなにもたくさんの人がSLを撮影するために来ている。過疎の村にも一時のにぎわいが戻った。
ちょっとうれしかった。そして、私も撮影に参加した。

写真は御神楽岳と只見線のSLです。


(あるじより)このSLって一般客が乗ることできるんですか?一度のってみたい・・・・・ では、さっそくいつもの「日本ムツカシ話」


「日本ムツカシ話」
●その8「金の斧」
昔々あるところに、正直なおじいさんがいました。おじいさんは西友で国産と偽った豚肉を買いました。 ところが嘘がばれて、あわてた西友は肉を買った人にお金を返すといいました。 すると、西友に来そうもない茶髪の若者やヤンキーなおネエちゃんが金を返せと集まって来ました。 西友は彼らのいうがままに数万円の金を渡しました。翌日、おじいさんが西友にいったところ、今度はレシートをもっていなかったので、お金は返って来ませんでした。 正直者が損をする。平気で嘘をつく金の亡者が得をする。 たしか「金の斧」では欲張りな木こりは嘘をついて湖に引きずりこまれるはずじゃなかったか。しかし、これが今の日本。めでたし、めでたし、これで日本も安泰じゃ、終。

(あるじより)なんか超現実っぽくて・・・これで安泰???




2002年8月号


8月の第一土曜日に、黒班山(くろふやま)に登ってきました。
黒斑山といってもたぶん誰も知らないと思います。
長野県小諸からバスで高峰高原へ。そこから1時間ほどで頂上に着きます。標高は2040mとけっこう高い山です。
40分ほど登ると、目の前に浅間山の雄大な姿が…。見えるはずだった。
しかし、あいにく厚い雲に覆われて見えず、うーん残念。
でも高山植物が豊富だったのがよかったです。
というわけで、今回の写真は久しぶりにお目にかかったウスユキソウです。
ウスユキソウはヨーロッパアルプスではエーデルワイスとよばれる花です。
よかったなあ、映画「サウンド・オブ・ミュージック」あのとき、初めて聞いたのがエーデルワイスだった。
はるか昔の思い出です。


(あるじより)「サウンド・オブ・ミュージック」??なんかロマンティックで先生のイメージとは違う!! では、さっそくいつもの「日本ムツカシ話」


「日本ムツカシ話」
●その8・・・・・
のはずだったのですが・・・・・

(あるじより)本当は「その8」のはずなのですが、今回はお休みです。次回は目黒先生ぜひお願いします。