目黒先生旅日記・2002年前半編



2002年になりました。
上から読んでも下から読んでも「2002」。
目黒先生の「日本ムツカシ話」なみにくだらないこと言ってしまった・・・ハンセイ・・・ 目黒先生は最近ストレスがたまっているのでは???というもっぱらの噂。
お仕事忙しいのですね。
リフレッシュに時間をみつけてこれからもどんどんお出かけしてください。そうしないと、このコーナー終わっちゃうので・・・・・
今も昔も変わらず山好き好き!!スキー好き好き!!の旅日記のコーナー。 定期刊行を望んでるのですが、今まで通り先生の気まぐれ月のみの発行となりますので、あしからず・・・



2002年1月号


暮れからお正月にかけて、田舎、といっても大字山奥字崖ぷっちというぐらいのど田舎です。
正式には福島県南会津郡只見町というのですが、実際には村です。
今年は雪が多かったですね。
子どもの頃、大雪のあと、雪下ろしが大変でした。
私たちは、雪下ろしというよりも雪掘りとよんでいました。
たぶん今でもそうだと思います。
日曜日になりと必ずといっていいくらい雪掘りに駆り出されました。
その後に食べるチキンラーメンがおいしかったのは今でも思い出します。
当時は、インスタント麺はご馳走だったのです。
昔に比べると積雪は減りましたが、それでも年に数回は、雪掘りをしないと家がつぶれてしまいます。
僕の実家のように年寄りだけの家が増えて、雪掘りができない家では若い衆に頼むのですが、昼食つきで1回15,000円払うそうです。
午前中で終わります。
いいアルバイトだと思いませんか。
ただ、屈強な人でないとつとまらないと思います。
毎年、初詣は、柳津町の円蔵寺に行くのですが、去年は都合で行かなかったのです。
どうもそれがいけなかったのか、昨年はさんざんな年になりました。
今年は、念入りに祈り、お賽銭もふんぱつしたのでいい年になると思います。

写真は、只見のシンボルともいうべき浅草岳(標高1、586m)です。


(あるじより)明けましておめでとうございます。これからも末永く旅日記よろしくお願いします。 では、さっそく本年度最初の「日本ムツカシ話」


「日本ムツカシ話」
●その7「鶴の恩返し」
昔々、浦島太郎は、子どもにいじめられている亀を助けてあげました。
亀が言いました「浦島太郎さん、助けていただいてありがとうございます。
お礼にどんなことでもしますから、おっしゃて下さい」
喜んだ浦島太郎はうれいしそうに、亀を食べてしまいました。
そうです。浦島太郎が助けた亀は、実はスッポンだったのです。終わり。

(あるじより)本年しょっぱなの「日本ムツカシ話」相変わらず心がなごみました???ホントカイナ・・・・・




2002年2月号


2月23日(土)好天に誘われて、久しぶりに山に行きました。
今回登ったのは、陣馬山です。八王子駅から陣馬街道をバスに揺られていると、窓外に「夕焼け小焼けの里」の看板がやたら目につく、 ここ八王子市恩方は、童謡「夕焼け小焼け」の作詞者中村雨紅のふるさと、「夕焼け小やけで日が暮れて、山のお寺の鐘が鳴る…」 の詩のような風景が広がる。
雨紅が詩に描いたのはふるさと恩方の風景であったに違いない。
1時間余りバスに揺られて陣馬高原下に到着する。
ここから林道沿いに約1時間歩くと、八王子と神奈川県藤野町の県境和田峠に着く。
茶店の横から登山道が始まる。階段状の道を30分ほど登ると、陣場山頂上に。
陣場山は、標高は857mとたいしたことはないのだが、頂上が草原になっていて潅木がなく、360度の展望がひらける。
2月の陣場山といえば富士から南アルプスまで壮大なパノラマが展開するのだが、この日は、ポカポカ陽気で天気はよいのだが、 霞がかかって眺めはよくなかったのが残念である。
下山は、藤野町へ降りる。藤野町の登山口には、3軒の鉱泉宿があり、そのうちの陣渓園でゆっくり湯に入って疲れを癒した。
中央線藤野駅まで歩いて1時間余、梅が咲き、早春のうららかな道を歩いた。
蔵のある家がある。東京の近郊にもまだ時代から取り残されたような集落あることに驚いた。
陣場山は初めて登ったが、和田峠までは車が入れるので、春や秋の手軽なハイキングに最適な山だと思いました。


(あるじより)陣馬山だから頂上にこんな大きな馬があるんですね。建物よりも大きいみたいに見えますが・・・乗っかったりはできないんですよね??





2002年5月号


ご無沙汰しています。
3,4月はモーレツに忙しい月でした。
おかげで、3月末にはダウンして、4日ほど寝込んでしまいました。
いやはやまいった。まいった。
今は元気です。そんなわけで、3月には、山へ行くことかなわず、その反動でここのところ、山へ行きっぱなしです。
ざっとあげると、石老山、笹子雁ケ腹摺山、飯士山、そして5月25日に登ったのが、飯盛山です。
といってもほとんどが普通の人は知らない山です。
飯盛山は、標高1、643m、その名のごとくご飯を茶碗に盛ったような三角錐の山です。
八ヶ岳の麓かの有名な清里の近くに位置しています。
この日は、快晴、しかも湿度がこの時期にしては低く、絶好の山日和です。
登山道は鮮やかな緑に覆われた快適な道です。コナシ(正確にはズミ)白い花が満開です。
振り返れば、かすかに残雪の八ヶ岳が見えました。
頂上は、狭いながらも360度の大展望、八ヶ岳、富士、南アルプス、奥秩父、上州の山々を眺めることができます。
飯盛山は、登山口からゆっくり歩いても1時間30分ほどです。登山というよりもハイキングに最適な山です。おすすめします。
ただし、高山植物はあまり見られないので、晴れた日に限ります。
写真は、ミツバツツジと八ヶ岳です。


(あるじより)久しぶりの山ですね!それにしても一気にいかれたんですね。すごい反動!! 今回からは「シャレ後曇り」がstart!


「シャレ後曇り」
●その1
高齢化社会に突入したわが国でも、ボケ老人の問題が深刻です。
実は、職業によってボケやすい職業があります。
なんといってもボケやすい職業の人は、都庁や区役所や勤める公務員です。
これはホントの話です。
なぜなら痴呆公務員というぐらいですから…。

(あるじより)前回までの「日本ムツカシ話」もそうですが「シャレ後曇り」も何とコメントしたらよいのか・・・・・